今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

2023-01-01から1年間の記事一覧

今日のタイム・トンネル

なんだか 見るからにレトロな空間がありました。 私有地(集合住宅など)のエントランスなのか 通路か 極小パッサージュなのか 不明ですが きになる空間。 門扉になにやらプレートが貼り付けてある。 「パッサージュ・デ・2パヴィヨン 月曜から土曜の 8時…

今日の祭典 最終章 トゥールーズを歩く 2/2

トゥールーズは「Ville en Rose(バラ色の街)」と 呼ばれる。 なぜなら 街の多くの建造物が 赤煉瓦製もしくは 石と赤煉瓦の混合使用で建てられているから。 特に夕陽を浴びると 本当にローズピンクに照り輝いて見えるのです。 中心の「カピトゥル広場」を含…

今日の祭典 番外編 一夜明けてトゥールーズを歩く

暑い夜が明けて トゥールーズの街を歩いてみよう。 キャピトールと 古代ローマの元老院議事堂と同じ名で呼ばれる 市庁舎が街の中心です。 午後の広場はかんかん照りで とてもじゃないけれど 影にしか居られません。 街の公設市場「ヴィクトール・ユーゴー市…

今日の祭典 2/2 サモア戦

昨日に続いて 今日は 競技場内の興奮の様子をお届けいたします。 開始10分程前の ウォーミング・アップ。 私の席は 裏正面真ん中の テレビカメラの下方 選手入退場のトンネル出口の屋根の前。 いよいよ選手たちの入場。 双方の国旗を持つのが小さな子供で …

今日の祭典 1/2 ラグビーW杯サモア戦

行ってきましたよ トゥルーズに。 なんの為にって? 勿の論 日本vsサモワ戦を見るために です。 仕事がらみですけどね。 競技場「スタッド・トゥルーザン」は ガロンヌ河の中之島にあります。 島に入る橋の入り口で 警察による所持品検査。 入場券を見せない…

今日の現役ヴェテラン

とあるお屋敷の門を入った前庭の車寄せに ちんまりと 一台のクラッシック・カーが 停まっておりました。 車にふさわしく クラッシック・パーソンw が数人 取り囲んで眺めております。 これ 知ってました。 ルノー Type GS という 1921年製のトゥフトゥフ…

今日の最先端と変態とは表裏一体

これまで 一年に一度ずつほど話題にしてきた 「スニーカーはどこを目指す?」シリーズですw 毎回 「これ以上のエキセントリックさはありえない」 と言って来た気がしますが また新たに 「一体何を目指してるんだ!?」な 変態的シューズが これでもかこれで…

今日の男と妻のお話

オランジュリー美術館で開催中の 「モディリアーニ =一人の画家とその代理人= 展」 を見に行ってきました。 代理人とは ポール・ギヨームという 画商でコレクターだった人物です。 「ポール・ギヨームの肖像」 アメデオ・モディリアーニ 1916年 191…

今日の万端抜かりなく

今日 シャンゼリゼの反対側の グランド・アルメ大通りを 凱旋門の方に向かって歩いていきますと なにやら 大型車輛がたくさん集まっておりました。 よく見るとテレビ中継用の関連車輌のようで ラグビー関連のイヴェントでもあるんだろか と思ったのですが。…

今日の想いは革命前夜

今日9月17日日曜日 日の出の時間帯に すでに青空も見える中 朝焼けのオレンジと交互に色分けされながら エッフェル塔の背後に朝日の光条が放射条に伸びた まるでエル・グレコの絵の逆ヴァージョンのごとき 厳かな美しい光の造形を 思いがけなく 拝む事が…

今日のイミフ盛り

へい らっしゃい! お任せで『イミフ盛り』 大盛りで一丁 かしこまりましたっ! てな感じで 出てきたのは イミ不明のデコ盛りなんです。 なんじゃこりゃ。。。 このブログでさんざん話題にしてきた 3年ほど前から始まった 「造花のてんこ盛り」の店構えが …

今日のちょっと可愛い光景

9月も半ばの今日15日金曜日のパリは 朝焼けで始まりました。 とても涼しくて 気持ちの良い午前中でした。 そして 午後からは気温が上がり 28度くらいまで上昇。 歩き回ると多少汗ばむ感じで まあまあ不快感の少ない 好天の週末となりまして マレ地区ま…

今日の記念品

昨日触れた コンコルド広場の「ラグビー・ヴィレッジ」に 改めて行ってみた。 中に入る時間がなかった 公式グッズのショップを見てみるために。。 今日は朝から薄霧が立ち込めて うすら寒い午前中だった。 お昼から2時間くらい 滝のように水滴が石畳を叩く…

今日の「祭はまだ始まったばかり」

コンコルド広場に行ってみた。 「Village deu Rugby ラグビー・ヴィレッジ」 なるものが 作られているらしいと 聞き及んだから。 そしたら ありました。 8万平米以上の広場の 4割ほどの面積を占めて。 セーヌの右岸 巨大な長四角の8万平米は 四隅を断ち落…

今日のパリジェンヌ

この週末の8、9、10日は パリで 「レ・パリジェンヌ」というイヴェントを やっていた。。 ベタな訳ですが 「パリ女性フェス」とでもいうところか。 知らなかったのですがw スローガンは 「パリで パリとヨーロッパ中のあらゆるカテゴリーの 女性たちの終…

今日のお祭り騒ぎ

昨日9月8日から ラグビーのW杯フランス大会が始まりました。 今日たまたまリヨン駅へ行ってみたら 駅構内外が すっかりW杯ヴァージョンになっていました。 ウルグアイのサポーターの女性の 大きな写真が インパクトたっぷりでした。 観光客の男性が その写…

今日の明暗

いやはや。 9月になったのに ここ4日間のパリは暑いのなんのって 午後は連日30度超え。 いえね 日本の暑さに比べれば ある意味で 児戯に等しいと言われるかもしれない事は 百も承知 いたしております。 でも 暑いんです。 もちろん 朝夕はひんやりしてい…

今日の空はバロック

9月になりました。 先月末から涼しくなり そして 雨がちになり 肌ざむ蒸し暑いという へんてこりんなお天気が続きます。 そして 長月になって からりと晴れた... 部分と 重苦しい雲が低く垂れ込める鬱陶しさ.... とが空を二分する 天候の転換と持続とが せ…

今日の林檎

パリ18区クリッシー大通りのとばっ口に その大通りの 両側に車道を挟んだ中央の ゆったりとしたとした広さの遊歩道に 白銀に輝く かなり巨大なりんごがあるのです。 車などでの通りすがりに見たことがあって しかしじっくりとその正体を確認できるほど 見…

今日の冥府からの使者

本日は 髑髏(しゃれこうべ)の団体です。 ここ20年ほど シャンゼリゼやサントノレ あるいは左岸のファッショナブルな通りを歩くと 銀色に輝く クリスタルビーズをはめ込んで作った様な 巨大なドクロが こちらを睨んでいるのに出っくわす様に なりました。…

今日の異界からの愉快な仲間たち

いやはや 私の大好きな 異界からやってきた愉快な仲間たちを 大勢 一度にみっけてしまった。 トーマス・ホフマンが もう一人の友人と作った トムズ・ドラッグ・カンパニーの 愉快なフギュアたちが とあるインテリア・デコレーションのお店に たくさん並んで…

今日のビフォーアフター...今更

いやあもう 暑い暑い。。 7月がずっと寒かったので パリは もう秋〜 と口ずさんでいたら 見事にやってまいりました「戻り盛夏」の カウンター・パンチの 強烈さ。 住宅地は ヴァカンスで人気が少なく ただ眩しい太陽で 目をくらまされる寂しさが溢れていて …

今日の形而上的以上の出来事

パリのマレ地区にカルナヴァーレ美術館という ユニークなミュゼがあります。 ここは ローマ人以前の紀元前の時代から 20世紀まで 時代ごとにパリでの発掘品や出土品から 時代ごとの教会装飾やら 宮殿や館の内装やら パリのあらゆる文化財とに術品とを展示…

今日の夏再び

暑かった 暑かった 暑かった! 8月17日木曜日 お昼には28度になり 14時からずっと30度。 実に3週間ぶりに秋が終わって パリは めでたく夏を迎えましたw 再び。 少し歩いたら シャツがぐっしょり。 まあ 日本の暑さに比べれば可愛いもんでしょうが …

今日もパリはビーチの気分

昨日の「サン・マルタン運河」を そのまま北側に進んで行くと 1870年台後半に撤去した城壁の外側に広がった地区に 伸びてゆきます。 やがて急に広くなって 「Bassin de la Vilette」 (ヴィレットの船泊り)に至ります。 そこに一昨年くらいから パリの…

今日は運河に沿って涼を求める

相変わらず朝晩はヒンヤリする日々ですが 今日8月14日の午後は29度位まで上昇しました。 先日 ロワール河沿いのトゥールの街への寄り道で サン・マルタン大修道院に触れたので ふと思いついて 今日の午後サン・マルタン運河に行ってみた。 ヨーロッパは…

今日もパリでユニークな展覧会

パリに 「ギメ美術館」というミュゼがあります。 19世紀のフランス人貿易商で外交官だったギメ氏が 日本も含めて アジア各国の大使を歴任し それぞれの国の美術品を買いあさって持ち帰った ギメ・コレクションが ルーヴルのアジア部局として国立美術館とな…

今日のパリでナポリを語る

何日も何日も肌寒い日々が続いたパリで やっと一昨日 一日中底抜けの青空と明るい光が戻ってきたと思ったら 昨日午後からまた雨が降り出し 今日8月12日の午前中まで12時間くらい降っていました。 気まぐれに ルーヴルに行ってきました。 『パリでナポリ…

今日の「ちょっと寄り道」ロワールのほとり ③

旧市街「プリュムノー広場」 トゥールは大学都市です。 日本ではありとあらゆるところに大学があり 駅の有る所必ず大学ありということで 一昔前に 「駅弁大学」などと揶揄されたこともありましたが 高度な専門的学問を ユニヴァース(宇宙的=普遍的)に学ぶ…

今日の「ちょっと寄り道」ロワールのほとり ②

昨日に引き続いて トゥールの街を散策してみましょう。 フランス第一の大河 ライン川に次いでヨーロッパ第二の大河『ロワール』は 河岸のルートを走ると 景色がとっても艶っぽく この辺り「トゥーレーヌ地方」が 『フランスの庭園』 と呼ばれてきたニュアン…