2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
2千3百年ほど前 広大なフランスの地に元々住んでいたガリア人の中の パリシィ人 (聖書のパリサイ人ではありません) が 一部族まとまって住み始めた場所が セーヌの中に幾つもあった中洲のうち 一番大きくて地盤がしっかりしていそうな島。 島の中で暮ら…
昨日は五旬節(5番目の10日)でした。 イエスが復活して 40日目(四旬節)が昇天祭と言って イエスが最終的に父の元へ つまり「天」に帰った日。 イエスという「形を伴った神の姿」を失って 行方を見失い嘆く信奉者たちのために その10日後に 神の恩寵(…
今日5月28日のパリは 文字通りの「五月晴れ」でした。 陽光溢れる 雲ひとつない青空が あらゆる建物の屋根の上を覆い尽くして 視覚が青く染まってしまうみたいな 錯覚に陥ってしまいました。 とある 幹線道路の内側の 静かな住宅地を歩いていたら。 目の…
5月27日土曜日 『聖霊降臨祭』の前日のパリは どこにいっても 人また人で まるで「竹下通り」がパリに多数出現した みたいな騒ぎになってた。 サン・ミッシェル広場に行ってみたら バザールが立ってました。 大天使聖ミカエルの噴水が壁面を飾る建物の前 …
最近晴れたと思ったら 薄曇りで肌寒くなる という不安定なお天気の繰り返しが続いて 外出する際に 何を着て出れば良いのか かなり悩む日々が続きました。 出かける時は暑くもなく 上に薄いウンドブレーカー様のものを羽織って出ると 歩くにつれて汗ばんで暑…
5月24日水曜日の今日 私はどうやら 大変な場所を 見つけてしまった様なのです。 それは... この世の楽園か それとも迷宮か はたまた無限地獄への一里塚か?? もしくは... ヘンゼルとグレーテルの隠れ家 かもしれな場所を。。 一応 形としてはお店なので…
先日 今春初夏は縄編みレースで溢れてる と書きました。 もちろんお洋服のことなのですが レース以外の 織物素材のモードも 当然なくなることはありません。 だがしかし 生地の服に なんとバッグが縄編み調を合わせることも ウインドウで 提案されていて よ…
パリのオペラ座は ルイ14世の手によって 1760年代に創建された 「王室音楽舞踏アカデミー」から 12回 消失やら手狭になったやらで建て直され 今日のものは13番目。 ルイ14世の創建から200年後の 1862年に ナポレオン3世の命により シャ…
オペラ座の界隈に 古くから存在する 知る人ぞ知るレストランがありました。 アメリカン・パブで アメリカ系のミュージシャンのショーもやる 今でいう「ショーパブ」です。 なんと創業1909年! 北米大陸のローカル国アメリカが 第一次大戦に参戦して世界…
街中至るところの大小の公園やロータリーにある花壇は 4月とともに一斉に整備され お花が植えられてはいたものの 四寒三温の日々で いまひとつ注目されない状況だったのですが。 5月も下旬になったここ数日のパリは お日柄もよろしく やっと お花の鮮やか…
オルセー美術館に行ってみた。 目的は 『パステル画 ミレーからルドンまで 展』 です。 セーヌを挟んで 斜め反対側にはルーヴルもあり 周辺はすごい賑わい。 オルセー美術館特別展の会場前は なかなか洒落た装飾でした。 オルセーでは 『マネとモネ展』 も並…
ふと気がついたら ヒナゲシが咲いていました。 5月16日火曜日は 数日ぶりに 明るい陽光の降り注ぐ 晩春というか 初夏というか とっても快適な空模様でした。 ある小さなグランドの横を歩いていたのです。 一周150mほどの 短い距離の楕円形の3コースの…
『ノアの泥酔』 1515年頃 「ジャックマール・アンドレ美術館」で開催中の 『ジョヴァンニ・ベリーニ展』 に行ってきました。 16世紀に イタリア・ルネッサンスの最後の拠点として 巨匠たちを排出したヴェネチアの 初期の巨匠です。 1430年頃ヴェネチア…
じゃじゃーん! 1月の空ではりません 5月の半ばのパリの空です。 5月14日の朝方は まるで冬の様な霧の空模様でした。 しかしながら あたかも 冬に戻ってしまったかの様な そんなパリのウインドーは..... まるで 高級リゾート地のヴァカンス中のブティッ…
パリ発祥の地「シテ島」の対岸 右岸側に「Hoôtel de Ville オテル・ド・ヴィル」が あります。 直訳すると町の館ですが 早い話が市役所。 そもそも 語源的に「hotel」は 「不特定多数の人々が集まる所」 という意味の言葉で 貴族の館も 大勢の出入りがあるか…
ここ数日 気温も上がらずさえない空模様が続き 今日もパリの空は重たかった。 見てくださいこの まるで悪いことが積み重なって 頭上に落っこちてきそうな 淀んで禍々しい空を。 そんな パリの空の不吉な空気を一撃で撃破しそうな 喜びの使者が とあるおたく…
普段滅多に通らない通りで 可愛らしいイラストを見つけました。 冠をかぶった 小さな女の子のイラストが 布製バッグにプリントされてて。。 両側の駐車スペ−スを除いて一車線の道なので 反対側に渡ってみたら ガラス張りのお店か何か。。 屋号に 「LA PETITE…
今日も パリの空はどんよりと灰色だった。 でも その灰色の空が 決してモノトーンではなく かすかに色彩があるのです。 やはり冬の曇った空とは違います。 目を凝らして見ると 色の集合体な空 なのです。 この写真の金色のドームは 天才で鬼才であった国王ル…
今日のパリは雨。 とってもアンニィな ブルーな一日でした。 実は 常連の方はおわかりの通り このブログの更新が 最近は途切れがちなのです。 というのも 歩き回る時間が減ってきた事もさる事ながら テーマにできるような写真を撮れる機会に なかなか恵まれ…
パリに「桐の花」が戻って来ました。 ここはエッフェル塔直下の川岸の道路が 50〜60本ほどの桐の並木になっていますが ちょうどお花が見頃になろうとしています。 このブログも3年ほど経ち ここの桐の花の写真は何度か登場しているはずですが やはり パ…
このブログに かなりの頻度で登場する近くの食品専門スーパー。 V字路に挟まれているので 正面が二方向にあって ともに壁面に植樹(?)されています。 流行りのエコ・ライフのなんちゃらで 保温やCO2排出抑制に効果があるとか無いとか。 その 生植物の壁に …
パリの南東 セーヌ河流れ込んでくるあたりは 昔は水運を利用した理由で 右岸はワインの熟成倉庫とボトリング工場があり 左岸は税関や倉庫に工場などがあって 現代使われなくなっていたそれらは 20世紀終わりから大々的リニューアルの恩恵を被って 新しい施…
欧州はどこの街にも 公設市場という 昔からの市場の建物が残っています。 はるか中世において 「市を立てる」ことは領主様の専権事項であり 必ず市場用の建物が造られていたのです。 中世から近世にかけては 太い丸太の柱で巨大な木製屋根を支える 壁のない…