今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリは紫の花が似合う頃

 

パリに「桐の花」が戻って来ました。

 

ここはエッフェル塔直下の川岸の道路が

50〜60本ほどの桐の並木になっていますが

ちょうどお花が見頃になろうとしています。

 

このブログも3年ほど経ち

ここの桐の花の写真は何度か登場しているはずですが

やはり

パリでの季節感を代表する光景だと思っています。

 

 

けっこうな数の桐の木があるとはいえ

その全部の列を写真に収めることは

かなり難しい。

 

手前の方は間隔が空きすぎ

遠ざかると密集して写るものの

逆に小さくなり過ぎてしまって

なかなか整然と並ぶ感じには写せない。。

 

まあ

エッフェル塔を背後に

隣にあるマロニエの

赤い雌花と一緒というのも一興かと思いました。

 

 

パリ南部の「イタリー広場」も

結構桐の木が密集しています。

 

 

ね。

 

こうやって重ね合わせて撮してみると

遠く離れると小さくなって

それ程「連なり感」の密度が感じられないでしょ?

 

やはり

その場で肉眼で愛でるのが一番なのですね。

 

 

今の時期に

紫の花といえばもう一種類

「藤」の花も捨てがたい。

 

しかし

藤は並木にするような樹木ではなく

壁に這わせたり

垣根の鉄柵に這わせたりで

ある通りに密集している

という感じはありません。

 

 

たまたま

静かな住宅街の裏通りの

新建築の建物と建物との境目の

煙突部に

下から上に這わせてあって

結構なボリュームがある場所をみつけました。

 

 

フランス中央部「ロワール河」流域の

「古城地帯」に今頃行けば

あるお城の城内の厩舎や作業棟などの壁に

あるいはお城のある村の民家の壁などに

藤の花が見事に咲き誇っている場所があったりします。

 

でも

都会の住宅街で

これだけの藤の花が「垂直に」咲いている光景は

とってもめずらしかった。

 

いわゆる

眼福幸福というやつです。