今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリの春はまだ遠い

 

パリは連日の雨降り。

 

朝起きて晴れていても

昼過ぎには降り始め夜までずっと雨。

 

朝から雨で

日が暮れる頃やっと上がっても

夜半からまた降り始め

翌日も雨が降ったり止んだり。

 

そんな天候が一月あまりも続いた

鬱陶しいパリで

身も心もすり減っていました。

 

そして

久しぶりに明るい午後となり

ひだまりの中を

トロカデロまで歩いた。

 

 

 

シャイヨー宮のテラスから

トロカデロの庭園におりてゆくと

若木の桜並木がありました。

 

去年まで

この位置に木は植えられてなかった気がする。

 

一つ上の段に

桐の並木が前からあるけれど。

 

やっぱり

陽光の下で桜を見ると

春を感じます。

 

 

パリは

なんと言ってもエッフェル塔。

 

そして

春は何と言っても桜です。

 

 

 

最近のパリには

あちこちで寒桜が見られるし

真冬に狂い咲きも良くある。

 

でも

桜は何と言っても春でなきゃ。

 

 

 

その若い桜のか細い枝の上に

小綺麗な鳩が

日差しを楽しんでいるかの様に

羽を休めています。

 

 

そして

少し横に入ってみると

寒緋桜が満開だった。

 

 

さらにさらに

別の寒緋桜もあって

その向こうに。。

 

 

白い桜も

満開で春爛漫を先取りしてる。

 

 

日本と違って幹をまっすぐ立てて

途中で切って

その後枝だけを伸ばすやりかたは

フランス風なのですが

それにしても見事な枝振り。

 


夜間に忍び來たりて

花房をもぎ取り

桜茶用に塩漬けにしたい...

不届なことを思い受けべてしまいました

すみません。

 

 

さらに別の白い桜はまだ三分咲きというところで

右奥に

エッフェル塔が隠れております。

 

 

別の角度で見てみました。

 

やっぱり

パリはエッフェル塔で

やっぱり春は桜です。

 

ほぼ1ヶ月ぶりに

心が晴れた午後となりました。