照明器具の店があった。 昔は大型の照明器具店が 結構あちこちにあって １８世紀風から現代的なものまで 電球に被せるホヤや スタンドのシェードをあらゆる種類で 見つけることができたが 最近は めっきり減ってきた。 ごく普通の目立たない照明器具屋さんの…

ある 八百屋の店頭の歩道の端に 不思議なものが展示してあった。 細長いトレーに お行儀よく並べられてラップされた 飾り野菜クン達。 各種変わりかぼちゃの数々。 普通の形のオレンジ色の奴から 洋ナシ型のブチやら 黄色いグローブみたいのやら 黄緑のブチ…

11月最後の週末 つまり明日に レストランを除いた商店の営業が開始されます。 それに先立って 各種商店のウインドーは 沈んだ気分と 落ち込んだ商売を吹き飛ばすように 楽しげな飾り付けで大わらわ。 そんな あるウインドーを 中学生くらいの女の子が二人 食…

まだ１７時 薄明かりの空に 半月をやや過ぎた月が クリスマスの電飾を見下ろしていた。 心配したが 商店街の電飾も灯されて 外出規制の緩和も近々行われる。 まだまだ少しも安心できないものの 普通の生活を １日も早く取り返せることを 夢見る日々だ。 今回…

外出制限と商店の休業要請で クリスマスツリーがどうなるのか 業者も消費者もやきもきしていた。 花屋さんは 営業を認められている「生活に必要不可欠」な商品に 含まれるのか喧々諤々の結果 強引に営業する店が現れ 一般商店の「ネットで注文・店舗で受け取…

パリの富裕層には 二種類ある。 保守階級の富裕層は １９世紀後半のパリの知事オスマン男爵の時代の 「オスマン様式」旧建築の超高級アパルトマンに住んでいる。 新興階級の富裕層は 新建築の現代的アパルトマンを選ぶ人も多い（みたい）。 ところで 新建築…

軒先に電球をたくさんぶら下げて まるでイカ釣船みたいなカフェ／ピザ・レストランを 以前話題にしたことがある。 その前を通りかかったら 面白い写真つきメニューが店頭に出ていた。 パルミッヂァーノ・レッヂァーノまるごと一個に貼り付けて。 なんと ひし…

某有名ブランドのブティック。 当然しまっているのですが 中もウインドーもしっかり明かりがついてて さすがというか 無駄というか 何というか。 で そこのウインドーに 何とも言いようのないブルーのセーターを見つけた。 紺ではない濃い青。 自分自身は ブ…

忘れてたけれど 一昨日の木曜日は 『ボージョレー天ヌーヴォー』の解禁日だった。 酒屋さんのウインドーにも 別にポスターやらの類を見ることもなく すっかり頭の中から抜け落ちておりました。 周りはどうなんだろう。 でもって 大手スーパーに行ってみまし…

ふと空を見上げたら 綺麗な半月が まだ完全に日が落ちきれていない空に 輝いてた。 半月というにはまだ早い 四半月か。 夕刻の散歩は 手が冷たく感じて 久しぶりに冬が遠くない事を 思いだした。 今日は 散歩も短めに切り上げて 早く帰ろう。

歩いていたら 百円ショップのウインドーが クリスマス仕様になってた こちらの百円ショップは 日本と違って 面白くユニークな良品を研究開発してる 色々なものに目を奪われる アリババの洞窟みたいに楽しい所と違って その時々で仕入れてくる どう考えてもマ…

パリの各地にある花屋さんのチェーン店 「薔薇」の専門店です。 店名は "au nom de la rose" 『薔薇の名において』 とっても素敵な名前でしょ？ nom は「名前」 用法は Au nom de la loi, je vous arrete. 「法の名において、お前を逮捕する」 loi が法律。 …

時々通りかかるところにある ベンジャミン・フランクリンの銅像の 頭に.... な なんと。 鳩が一羽 止っているのを発見。 おいおい お前さん 一体誰の頭の上で休んでいるのか わかってるのかい？ あんまり おいたが過ぎると 雷が落ちるよ。 フランクリンだし …

芝に入らないように 適当な間隔で置いてある石塊をふと見たら え？ ぎゃっ 誰かいる！ えっと どちら様... でしょうか......？ それより この石 一体全体どこから持ってきたの！？ 博物館の盗品 とか 壊した教会の壁面の一部 とか 古代ローマ遺跡のある土地…

１１月１５日の日曜日 朝から冷たい雨がシトシト降る 気が滅入るような日曜日だった。 だった、が。 その雨も夕方には上がって お日様がやっとお姿をお見せあそばされた。 それ とばかりに 夕日の写真を撮りに出かけたわけです。 で エッフェル塔が 夕日を浴…

なんと 別の抗体検査テントを 先日の薬局と遠くない別の薬局の前で発見。 先日のテントより大きく 先日のテントと違って中が外から見えないし しかも 行列があった。 張り紙を見ると 「健康保険で払い戻し」他あるから 健保カードを出して無料で受けられる。…

最近 近くに「ペトロシアン」の店が出来た。 知る人ぞ知る キャヴィアの名店。 新型コロナ・ウイルスの感染が 収まりを見せないフランスでは 各種外出規制措置がとられており カフェは営業禁止 レストランはテイクアウト営業のみ許可。 商店は 日常生活に必…

冬が来てた。 あるお店の前で ふとショー・ウインドーを見たら 可愛い雪だるまさんがおりました。 １１月前半のパリ。 一応 クリスマスの飾り付けも 本来ならそろそろ始まってる頃なのに 新型コロナの蔓延で規制があり お店も 食品店以外通常営業はできない…

１１月１１日。 エッフェル塔の 第一展望台の上 第二展望台の下の空間に 三色旗が ゆらゆら はためいていました。 今日は『第一次世界大戦の戦勝記念日』だった。 忘れてました。 それで 主だったEU諸国の中で ドイツとオーストリアを除いて 今日は「戦勝記…

薬局の前に 見慣れぬテント発見。 ん？ もしかしたら..... PCR検査場か？ 近くで張り紙を見たら 「抗体検査」だった。 実は２ヶ月以上前から 希望者は 最寄りの薬局か病理試験所 （専門機関で開業医の依頼であらゆる病理検査をやる）で 自由に検査が受けられ…

昼間 秋晴れだった。 陽光が燦々と窓の外に溢れ 自宅に禁足状態の我々を嘲笑ってでもいるかのように。 あるいは どうせウイルスには勝てないんだから 怖がって縮こまってないで外に出ておいでよ とでも 言っているかのように。 あるいはまた 人間にも ウイル…

フランス人は 正当な価値があるものは 人種や宗教や国境を越えてちゃんと評価する。 １９世紀半ばから日本の文化や芸術を理解して ヨーロッパで最初にジャポニスムが起こったことが良い例だ。 ド・ゴールに池田勇人が会いに行った後 「トランジスタ（ラジオ…

前を横切られたわけではないが 漆黒のヌコ様と出会った。 通りに面して 玄関までの敷地に鉄柵のある集合住宅の 柵の中に どこかの建物から出たと思しき石の装飾に目が止まったら なんと その上のちんまりとマックロクロスケちゃんが 寛いでいらっしゃった。 …

フランスでの コロナ対策による外出規制期間の外出に 携行が義務付けられている 書式。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 特例外出証明書 以下に署名した私儀、 姓名 生年月日／出生地 現住所 は、私の外出がコロナ対策緊急法施行下に於いて、…

新型コロナだし 外出規制だし 今年はクリスマスの電飾は諦めるか と思っていたら 昨夜 ちょっと外に出る必要があって いつも行くスーパーの前とおたら 電飾があった！ 今日の昼間みたら やっぱりやっていました 夢じゃなかった汗 年末は 多少は華やかな方が …

昼間は秋晴れ。 青空で陽光キラキラ みんなお出かけ... とはいかない禁足期間です。 見学休止中なのでエッフェル塔に登る人もいないし 足元のメリーゴーラウンドからも いつもの子供たちの歓声は 聞かれない。 空は晴れていても 心は晴れない 悲しい秋。

二度目の外出規制が始まって三日目のパリ。 今回は みんな慣れたらしくて 悲壮感がない。 テレワークできない人は通勤可だし 特定の書式を携帯すれば 買い物は行けるし 一時間以内半径１km以内なら散歩もできる。 と言う条件は前回と同じだが 街には結構人出…

いつも立ち寄るスーパーに ３週間ほど前から セップ（日本ではイタリア語「ポルチーニ」で知られる）が 出回るようになった。 日本で言えば 『松茸入荷』 みたいなもの。 秋の味覚はキノコ ヨーロッパでキノコの王様といえば『セップ』なのです。 『トリュフ…

外出禁止措置がとられた初日 結構人出があった。 ４月の時は 初日からパッタリだったのに。 ところで 聞くところによると フランスに「銀杏」は自生していないらしい。 日本開国時代前後に 植物学者が 持ち帰ったようで 全国にも１０本も無いんじゃ無いだろ…

今夜はハロウイーンなんだそうです。 毎年NHKのニュースで「欧米で...」と いかにもアメリカと 全ヨーロッパで騒いでるように洗脳してますが 騒いでるのは アメリカの子供達と イギリスの一部の子どもたちと 日本の若者たちだけですからね。 で 探してみたら…