二度目の外出規制が始まって三日目のパリ。
今回は
みんな慣れたらしくて
悲壮感がない。
テレワークできない人は通勤可だし
特定の書式を携帯すれば
買い物は行けるし
一時間以内半径１km以内なら散歩もできる。
と言う条件は前回と同じだが
街には結構人出があり
シーンとした感じが全くない。
テイクアウトするカフェやレストランが
結構開いているのも大きいか。
それより何より
学校が休校にならなかったことが大きいと思う。
フランスは
１２歳までの通学は
親か
親が委任して学校に届け出ている成人が
行き帰りに付き添うことが
法的に義務付けられている。
ひとたび校内に入った後は
子供達は親の管理下から離れて
すべて学校側の責任となる。
親といえども自由に校内には入れないし
ましてや不審人物が校内に立ち入ることは不可能だし
しつけ作法や道徳的な家庭の教育は親の責任で
学問的な教育は学校の責任。
万一イジメなどがあれば
親の届け出で学校側が「完全に」対処してくれる。
もちろん
それでもイジメは存在するだろうが
日本みたいな陰湿なことにはならない。
そして
下校時の誘拐なども起こりえない。
この写真は
通学路の午後１７時頃の光景。
フランスでは
子供は大切にされているのです。
