今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の午後は夏の日曜日

『Esplanade des Invalides』 (アンヴァリッドの広大な前庭)は 夏日和の日曜の午後を楽しむパリジャンたちで 溢れかえっておりました。 この写真は 広場の十分の一ほどの角度を撮したもので 全景は 広すぎて全く絵にならない。 好天が続く季節になると 休…

今日の美意識の果実

どうです。 美しいのも大概にしてよね という感じに 美しいでしょ? 売り場責任者の「美意識の昇華した結晶」が こんな形で結実しました みたいな。 これ 売れるたびに 隙間を埋めて行くんだろうかしらん? だとしたら 大変な努力です。 「怒りの葡萄」 では…

今日の秘密の花園

ついに とうとう 『秘密の花園』を発見してしまった。 みてください お花畑はどれも満開です。 この花園に迷い込んだら 子供も 大人も 一生抜け出すことはできないのです。 色愛らしく 香り芳しい 妍を競って咲き誇るずらりと並んだお花達の どれに手を差し…

今日の究極の至高

また 気まぐれに「ルーブル」を覗いてきた。 『サモトラケのニケ』は 数え切れないほど 何回も何回も見ているが 毎回感動に心を揺さぶられる。 紀元前200年から180年の間くらい 作者は特定されていない。 弱小国家ロードス軍が 大国シリアとの海戦に勝…

今日の初物

今年の 「初いちじく」が 八百屋さんに出ていました。 もちろん しょっちゅう書くように 世界中から農産物が入ってくる今日この頃 冬のフランスに 南半球から夏の果実が輸入されてきて 季節感は無くなってしまった現代ではあっても 国産と 一部EU近隣諸国か…

今日のあっぷっぷ

本日は冒頭を除いて 「ノーコメント」で 「変顔」の数々をお届けします。 パリのセーヌ河畔にある 『Musée du Quai Branly ケ・ブランリィ美術館』 という 「アフリカ」 「北極圏」 「中南米先住民族」 「オセアニア先住民族」 など 「第三世界」の民族的美…

今日の現実への抗議

パリの東の方に 革命のきっかけとなった「バスティーユ牢獄の襲撃」 でおなじみの 『バスティーユ広場』があります。 その外れに 青い塊が並んでいるのが 遠望されました。 近づいてみたらテント村だった。 金属のバリケードで囲われている敷地の一角に 横断…

今日のパリで読書は時と場所を選ばず

とある建物の入り口の前を通り過ぎようとして 違和感が。 ん? 引き返して真正面から見てみたら 扉だと思ったものが本棚でした! 実に立派な 堂々とした本棚です... って まぢか!? 「通りの図書館」って しっかり書いてある。 「*お取り下さい、読んで下さ…

今日のキング

マレ地区を歩いていて 3区の区役所前の空間に漆黒のキングが いらっしゃった。 後ろ建物は昔の区の施設で 今も 「多目的ホール」に使われている。 この漆黒のライオンの台座に。。。 何やら 「ロシアとウクライナの芸術家に」 というパネルが貼ってあります…

今日のルーブル

気まぐれに ルーブルに行ってみました。 小雨が降り始めた金曜日の午後。 メトロからつながる 地下のモール経由の入り口の前には 個人とグループと 二つの長蛇の列ができていた! 入り口を入って手荷物検査を通ると 両側の売店に挟まれて 「ピラミッド」の入…

今日のテルマエ・コルンバエ

パリには 南仏の町々ほどではないにしろ 噴水が結構たくさんあります。 それぞれ 造られた時代を代表する その町の建築家や彫刻家が起用されて 装飾的に優れたものが 多いのです。 地方の町では 各家庭に水道などなかった時代には 町内の水場として 欠かせな…

今日の総選挙直前のリゾート気分

今日も セーヌの水面は観光船だらけ。 からりと晴れ上がり 真っ青な空に 真っ白な雲が浮いていて 気温は23度という 暑くもなく寒くもない 理想的な6月初日でした。 大統領選挙も終わり いよいよ次は総選挙。 投票日は 第一回投票が6月12日 第二回決選…

今日の「若きパリジャンの悩み」

いつもの「トロカデロ」の庭園ですが 遠くで横倒しになっている木の上に 赤いシャツが見えまして。。 絵になるとってもいい感じだったので その光景に惹かれて 近づいてみました。 最初は 「孤高の青年」が座ってるのだろう と思っていたんです 粋なやつだ …