今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の総選挙直前のリゾート気分

 

今日も

セーヌの水面は観光船だらけ。

 

からりと晴れ上がり

真っ青な空に

真っ白な雲が浮いていて

気温は23度という

暑くもなく寒くもない

理想的な6月初日でした。

 

 

大統領選挙も終わり

いよいよ次は総選挙。

 

投票日は

第一回投票が6月12日

第二回決選投票が同19日。

5月20日に立候補届け出が締め切られ

翌21日には「官報」で公表され

各投票所前には例のごとくポスター掲示板が設置された。

 

選挙戦開始は投票日の2週間前からなので

6月5日から。

 

しかし月曜日に

二人の候補者の「政党」ポスターが

貼られていました。

 

カトリーヌ・クラッツ『抵抗しよう党』

フランシス・ジュプネー『共和党』

保守諸派の「抵抗しよう!」党は

分裂保守の一派で

先の大統領選11人の候補者の7位だった

「ジャン・ラッサール」のグループ。

 

「共和党」は保守本流で

これまでの大統領選の度に

シラク

サルコジー

を当選させるための保守選挙共闘で

選挙政党を作る際に中核をなしてきた名門。

 

フランスは

政権与党は大統領選の度に共闘で組織され

与党の間は選挙中の政党名を使うが

共闘する個々の政党自体は

独立性を保っている。

 

そして今日6月1日。。

 

パリ第44選挙管区の投票所になっている小学校前

あと二つの政党のポスターが

新たに貼られていた。

 

バンジャマン・ハダッド『共和国 前進!』党

大統領与党『共和国 前進!』

2017年の大統領選で当選した

エマニュエル・マクロンが

自分の与党を形成するために作った政党で

経過と立ち位置が「都民ファースト」に似てる。

 

そして

4党目がなんと!!

 

『動物愛護党』

パリ第14小選挙区候補の名前も写真もなく

党名だけで

『Parti Animaliste』

直訳して

「動物主義者党」となるが

英語圏では「アニマル・ライト(動物の権利)」

と呼ばれる

「動物愛護者」党というわけ。

 

まだ選挙戦開始の四日前なので

掲示板には

候補者の公式ポスターは貼ることはできず

本人と代表とのツーショットというのは

日本も同じですが

公式掲示板にそれを貼るというのが

フランスらしい。

 

一方で

セーヌ河畔を見れば

「ここはリゾートか?」

と言われそうな雰囲気に満ち満ちています。

 

 

エッフェル塔の下は

ラッシュアワーの駅の通路並みに

人混みになっているし。。

 

 

今や

何社あるのか誰も知らない程の遊覧船がありますが

この

前部が何もなく

がら空き状態の船は初めて見た。

 

まるで鯉登りか

海水浴客を飲み込もうとしてる

ジョーズの口みたい(笑

 

 

そして個人のプレジャー・ボートまで

参入。

 

 

 

 

この写真だけ見ると

ここは地中海の海岸か

という雰囲気であります。

 

総選挙は近いんだけどね。