今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の空中庭園

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パリの富裕層には

二種類ある。

 

保守階級の富裕層は

19世紀後半のパリの知事オスマン男爵の時代の

「オスマン様式」旧建築の超高級アパルトマンに住んでいる。

 

新興階級の富裕層は

新建築の現代的アパルトマンを選ぶ人も多い(みたい)。

 

ところで

新建築の住宅建築は

最上階を小さくして

あたかも屋上に一戸建てがあるような

ペントハウスに造ってあることがある。

 

屋上の広い「プライベート・テラス」付きなので

とても人気が高い。

 

そのテラスに

造園家に依頼して

樹齢数10年の糸杉や

樹齢100年クラスのオリーブの木を

鉢植えで飾り立てて人工庭園にることがお約束。

 

冬の大西洋の巨大低気圧の渦巻きの

ほんの先端部分ががフランスを舐めて通る時

時速200kmクラスの突風に見舞われることが

年に何度かあるが

ペントハウスの樹木が飛ばされて事故が起こった

という様なニュースは

聞いたことがない。

 

パリ市内で

庭園付きの一戸建てと言うのは

昔の貴族の邸宅以外は存在しえないので

パエントハウスの人気は

いやがうえにも高まるばかり。

 

ちょっと

うらやましいかも。