今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の食卓

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パリの(フランス全土で共通?)の

ショッピング・ゾーンに多い業種は

パン屋・薬局・カフェ・スーパーを除くと

靴屋

眼鏡屋

男女を問わず服屋

女性の下着屋

バッグ袋物屋

ジュエリー時計屋

花屋

インテリア用品店

などでしょうか。

 

靴屋は石畳の道を考えると当然で

靴屋も眼鏡屋も下着屋も

商店20軒に一軒くらいの割合で並んでますが

フランス人は民族的に目に問題が

あるのかも。

 

小売業以外では。

 

不動産屋(本当に多い)

公証人事務所(日本の司法書士や行政書士)

弁護士事務所

内装建築家事務所

各種医院

などなど。。

 

医院は地区によっては

集合住宅一棟に10軒くらいあるのはザラ。

 

不動産売買は非常に多く

親元を独立して以後

独身時代

カップル時代

子育て時代

子供独立後のカップル老後

と4回くらいアパルトマンを買いなおして引っ越すが

必ず公証人が手続き代行して

売値の8〜10%くらいを売主から頂戴する。

 

都会は戸建はないので集合住宅のアパルトマンを買い

好みに合わせて中を作り変えるので

内装建築家は非常に多い。

 

その関連で「テーブル・コーディネート」の店なんてのも

ちょくちょくあるのですが

とても素敵な店を発見した。

 

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「店」と言っても

テーブルウエアーをわさわさ売ってるのではなく

必要に応じて

家庭の食卓に関する全てをコーディネートし

それぞれのアイテムを見つけ出して集めて納入する

という夢のような商売で

見本となる食卓セットがいくつも作ってあって

「ごくたまに」来るお客は

店内で相談に乗ってもらって見積を作ってもらう

みたいな。。

 

通りすがりに

すごくかわいいテーブルが目に付いたのです。

 

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これ

幼稚園児を持つ家庭が

子供の誕生日パーティーを

クラスメートを呼んで行うためのテーブルですよ

絶対。

 

そんなものを「誂える」人たちが

存在するってことに驚いたが

それにしても可愛い。

 

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あとは

初夏の食事会用とか。

 

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これなんか

都会のアパルトマンで

田舎風のカジュアルな食卓を演出する

白木のテーブルと

お揃いのベンチ(長椅子)で

ランチョン・マットの代わりに

木の細い籤がある!

 

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店内を歩き回って品定め...

ではなく

目的を持って商談に訪れ

デスクを挟んであれこれ話し合って提案を受け

発注するという形式。

 

ただ

テーブル用のキャンドルだけは

「その場で買える」

みたいでした。