今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の再来

 

居たぁ〜〜〜

また出た。

 

復活!

 

1年ほど前だったか

カフェのテラスの席に座る

でかぐだ熊さんのことを書いた記憶があります。

 

あれは

元を質すと昨年2月に

何度目かの禁止措置が明けて

カフェが「テラスでのみ」開業を認められた頃

とある店が

ソーシャル・ディスタンスで

椅子にバッテンを張ったりするより

巨大な熊のぬいぐるみを

椅子一つおきに座らせてから

一躍有名になった出来事だったのです。

 

 

その後は

一頭の熊さんを席に置いてる店は

たまに見かけたものの

ほとんど姿を消していた。

 

...のですが

モンパルナスの裏道の

古き良き時代の雰囲気を残す

劇場と

ポル○ショップと

カフェと

クレープ屋(安価な食事処)とが並ぶ

猥雑な狭い通りの一軒のカフェに

いましたよ

6頭も

 

 

見てください

この「ぐだぐだ」ぶりを。

 

結構な長さの空間に

大きなテーブルを3卓だけならべて

椅子はベンチ式。

 

その各テーブルに

二頭ずつ

熊さんが席を占領してる。

 

結局スペースの割には

お客は3組しか座れないわけです。

 

ここ数ヶ月で

ヨーロッパは

ほぼ完全に「ウイズ・コロナ」体制にきり変わり

出入国に条件が課せられなくなったため

パリは

おおよそコロナ禍以前の観光客数に

戻ってるそうで。

 

中国人と

日本人の

団体だけいない状態で

年間9800万人から1億人の観光客数

のリズムに戻ってる

と言う事が凄い。

 

フランス人観光客も

以前より増えてるんでしょうね。

 

 

お客が誰もいない状態で

(店内にはいました)

暇したギャルソンが

テラスの手すりにもたれて

お迎いの店の誰かとおしゃべりを始めてしまいました。

 

肌寒く

例によって

午後一瞬だけ雨がぱらつく

「フランスの秋」らしい金曜日で

テラス席より中の方が好まれると思うものの

「客寄せベアー」としては

十二分に存在感を発揮していると

評価した次第です。