10月になった最初の日
ヴェルサイユに行ってきました。
なぜなら
お馬さんを見る為です。
今年は何度も愚痴ってきた通り雨がちで
気温もあまり上がらない最悪のフランスです。
春の長雨が
そのまま秋の長雨につながってしまった
秋の夜長ではなく
秋の長雨の
「長月」になってしまった感じの9も終わり
神奈月の始まり。
そんなこんなの今日は
一応陽光にもめぐめれまして
ヴェルサイユもそこそこの人出でした。
これ
ご記憶にありますかしら。
先だっての
パリ五輪2024の
あの悪評だった開会式で
おそらくオペラ座の怪人』と思しき人形(ひとがた)が
製菓のトーチを持って打ち跨り
セーヌを失踪した
あの
機械仕掛けのお馬さん
『ゼウス』
なのです。
ギリシアの最高神の名をいただく
可動式機会馬です。
今日から11月後半まで
ヴェルサイユ宮で特別展示されると聞いて
行ってみたのです。
初日ということもあって
テレビが取材してました。
極右系(笑)と悪名高い
24時間ニュースチャンネル「BMFTV」です。
各部ともに
なかなかにメカメカしい。
ブルターニュの首邑「ナント」の
建築設計デザイン工房の製作だとか。
正面と正対。
お尻とも向き合ってみた。
外殻はアルミ製で
各種超合金の組み合わせ。
『ゼウスの疾走展』
のポスター。
2枚目の下部にQRコードが写っているので
公式サイトの説明ページを訪問できます。
セーヌを数キロに渡って遡行するので
事前に
ブルターニュの
小島が沢山浮かぶ風光明媚な内海
『モルビアン湾』と
セーヌとで
水上走行実験も行ったとか。
あの開会式は
全体的には冗長で
主題が多すぎ
登場人物も多すぎ
テレビで見ていれば内容が把握できたものの
セーにの沿っての河岸と
いくつかの橋上にある観客席からは
自分が見ているものしかわからず
雨の中大変だったと
見た人たちに同情してしまったものでした。
コロナ禍は既に過去のエピソードとなり
宮殿は
各国の訪問客で賑わっていました。
めでたし。
ゼウス君お疲れさんでした!