2024年3月31日日曜日の今日は
復活祭。
パリ市内のとあるホテルの
入ってロビーに抜ける空間の一角に
不思議な一角が
出現していた。
造花ながら藤の花が垂れ下がり
奥にエッフェル塔を控えて
鉄製のベンチが置かれてて。。
これ
おそらくだけど
ここで写真をお撮りください
という
映えポイントなのだろう。
そのベンチの周りには
鶏の巣箱。
可愛いひよこ達も
それぞれが
自分の巣の上にチョコンと座ってる。
そして
至る所
卵たまご卵タマゴ。
そう
復活祭は再生の祝日。
そして
その「再生」の象徴が
タマゴなのです。
イースターエッグなわけ。
そして
イースターエッグといえば
チョコレート屋さんの独壇場
なのです。
毎年
この時期は定番の
復活祭の卵の話題となりました。
表面のなめらかな仕上がりといい
光沢といいすこぶる美味そうな
大ぶりのチョコ製卵w
今の時期のパリは
チョコレート屋さんのウインドーは
卵と
鶏とウサギと
教会の鐘の形のチョコでいっぱいになるのです。
大きなチョコレートの殻を破ると
中には小さなチョコレートの卵がぎっしり。
デパートのチョコレートコーナーは
各ショコラティエのスタンド毎に
それぞれ趣向を凝らした仕上げの
卵だらけ。
なにやら
小動物がたくさん居るデザインの店があり
定番のウサギでもなさそうだし
と
よっく見ると。。
キツネだった。
しょかも
和風のテイストの狐。
これも
ジャポニスムからのデザインなんだろうか?
卵型の缶入りも。
そして
ついには。。
カゴの中に山積みという
売り方の卵チョコも。
木久扇師匠じゃないけれど
まるで
ミネソタの卵売り!?
そして
近年のトレンドが
スーパーの卵パック
みたいな作りのセット。
この写真のように実物大
しかも本物の卵の殻入りのもあれば。。
うずらの卵大も。
12個パックや
18個パックまである。
ブラックも
ミルクチョコも
ホワイトも
うずら模様も。
お菓子フロアーのギフト・コーナーには
フランスでは定番の
バスケットに各種取り合わせてパラフィンで包装した
ギフトパックの中身が
チョコの卵
というのもありました。
スーパーにも特設のコーナーがあり
お手軽なお値段の
大量生産メーカーの
卵とウサギと類似のイースター用チョコが目にも鮮やか。
大メーカーの卵パックが
「2個目半額」
で売られておりました。
ちなみにヨーロッパでは
季節限定商品が
その時期を過ぎても
生産品が売り切れるまではずっと売られています。
クリスマスのビュッシュも
年明けの一月になっても
ずっと同じ値段で売られていて
こちらに来たばかりの頃
初めて目にしてびっくりした。
ところ変わればと
目から鱗でした。。
というわけで
今の嫌な世の中は
一刻も早く「再生」されてほしいと
切に願うものであります。