今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の再生

 

本日4月9日日曜日は

復活祭です。

 

イエスが処刑れたのち

復活した

とされる日です。

 

そして

復活祭といえば

卵。

 

卵は生命が誕生する

つまり

再生の象徴なんだとか。

 

あらゆるチョコレート屋さんと

お菓子やさんと

量販店のお菓子コーナーは

一斉に卵一色に染まってしまます。

 

卵尽くし。

 

 

したがって

今日のブログも卵尽くし。

 

冒頭の写真は中型の卵で

内部が分かる展示です。

 

次の二枚目は

本物の鶏の卵を9r抜いて

中にチョコレートが流し込まれています。

 

 

 

しっかり

本物そっくりのパルプの卵ケースに

4個入っているらしい。

 

中身は

これで見る限り

ブラックのプラリネと

ミルクと

などなど。

 

 

宝飾卵みたいな衣装をまとった

マキシムの卵。

 

その昔

復活祭の日に

殻に絵を描いた卵を

お庭にそこかしこに隠し置いて

子供たちが歓声を上げながら探してまわる

伝統があったとか。

 

18世紀後半頃から

宮廷で

新大陸オーストラリアの駝鳥の卵が人気を呼び

宝石商が金銀でトリミングしたりして

姫君や愛妾たちに贈るという

贅沢なものになり

19世紀ロシアで

ロマノフ家の御用達の宝石商「ファベルジェ」が

上の写真のような卵型の器を広く広めたとかなんとか。

 



 



うさぎも

復活祭の象徴的アイテムです、

 

ネズミ算どころか

「ウサギ算」と言って良いくらい

ウサギが多産で見るみる増える。

 

自らを犠牲に人間の未来を救った

イエスの

死のイメージから

再生のイメージに変わって

今日にふさわしい

という事のようです。

 

 

 

かくして

卵と兎のハイブリッドも登場。

 

 

鶏や駝鳥だけではありません。

 

ウズラも

しっかり卵を産みます。

 

 

しかし

この棚だけ見れば

スーパーの卵売り場と勘違いしそうな

箱売り。

 

しかし

世の中いろいろです。

 

こんな高そうな卵ばかりじゃございません。

 

 

スーパ−に行くと

こんな感じの卵たちが

山と積まれて売ってるんです。

 

お値段も

高級ショコラティエの店の

1/10くらい。

 

 

 

カカオは

品質がピンキリだそうで

近年不作続きで生産高が右肩下がり。

 

上質のものほど引っ張りだこ

だそうで

ショコラティエの間では奪い合いだとか。

 

お値段も

高騰して当然のような有様なんですって。

 

 

まあ能書きはともかく

チョコレートは

美味しくて

子供から大人までみんなに愛される

人生のかけがえのない潤いの源

と言われています。

 

復活祭は

チョコを食べるための

言い訳かもしれません。

 

ちなみに

原罪を背負って生きる人間たちの

全部の罪を償うためにイエスは処刑から

逃れなかった。

 

そのイエスが復活したということは

イエスだけではなく

全人類が復活できた

ということなんだそうです。

 

みんな!

罪悪感なしにチョコをたくさん食べて

お互いを祝おうぜ!笑