すました顔の4匹の猫ちゃんが
リボンを結んで
ウインドーから外を行く人間たちを眺めていました。
そのうちの一匹が
青い!
チョコレート屋さんだということはわかったので
ちょっと下がって
店構えを見てみた。
店名が『シャ・ブルー 青い猫』
だから
青い猫が居たのか。
日よけのテントも
青い。
このような「明るい青」のテントは
パリでは見かけません。
パリは「ブルー・ロワイヤル」
「王家の青」というやや濃いめのブルーなんです。
「創業1921年 Le Touquet」
と書いてある。
「ル・トゥーケ」はノルマンディー北部の
よく知られた海辺のリゾートで
19世紀後半から英国人が避暑地として好んだ所。
だから
こんな海辺のリゾートの色なんだ。。
お店の人に聞いてみると
創業100年を記念して
ブルーの大きな猫ちゃんを作ったのですと。
な〜るほど。
一個(一匹?)20ユーロだそうですが
ちなみに中は空洞です。
中に各種クリームの入った定番の形のチョコが
90種類ほどもあるそうで
びっくり。
一個2, 7ユーロとか3ユーロほどで
結構いいお値段です。
でもやはり極め付けはこれ。。
かわゆい青い猫ちゃんの顔が乗った
ブラック
ミルク
ホワイト
3種のチョコ6個の詰め合わせ。
でも22ユーロとは
かなりな値段ですが
中身はなんなのだろう??
タブレット(板チョコ)も
200グラムのものが3〜6ユーロで
70種類くらいあった。
これまた
びっくり。
「パトリック・ロジェ」
「アン・ディマンシュ・ア・パリ」
「ユーゴー・エ・ヴィクトール」
「アラン・シャペル」
などの先端を行くショコラティエの製品に比べると
少しもっさりした見た目ですが
この値段でやってるんだから
きっと
地元では有名ショコラティエなんだろう。
リールやカンペールにもお店があるらしい。
今回は買わずに帰りましたが
一応
覚えておいて損はないかも。