今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリで降臨を祝う

 

昨日は五旬節(5番目の10日)でした。

 

イエスが復活して

40日目(四旬節)が昇天祭と言って

イエスが最終的に父の元へ

つまり「天」に帰った日。

 

イエスという「形を伴った神の姿」を失って

行方を見失い嘆く信奉者たちのために

その10日後に

神の恩寵(精霊)が地上に降り注いだと言われて

聖霊降臨祭「Pentecote パントコート」となった。

 

ちなみに

ギリシア語の50番目という言葉から来ている。

 

その翌日の月曜日も

復活祭翌日の月曜日と同じように

「祭日」扱いです。

 

復活祭や精霊降臨祭は

ともに

古代ユダヤ教徒の祝いの日と

クェルト族たちの夏の光の祭りとが

融合されて成立していったようです。

 

そんな今日5月29日月曜日

いざ散歩に行かん

と外に出てみると

近くで歌声とともに歩く大勢の群衆がいました。

 

 

各地方の紋章入りの「幟旗」を先頭に

次々とやってくる。

 

その様が

ブルターニュ地方の独特の

『パルドン祭』に似ていたのですが

パリでパルドン祭って?

 

時期も違うし。。

 

と思ったのですが

要するに

精霊降臨への感謝の行進だったようです。

 

 

このグループは

「Ile de France イル・ド・フランス(パリ首都圏)」

の旗を掲げています。

 

 

こちらは

「南ブルターニュ」の旗。

 

 

これもブルターニュの

どこかの地域。

 

 

こちらは「ノルマンディー」地方。

 

 

「ロレーヌ」地方は

北東部の角でアルザスやドイツと接しています。

 

 

風光明媚でお城が無数にある

「トゥレーヌ」

「ベリィ」

からのグループ。

 

 

フランス・アルプス地方である

「サヴォア」

からのグループ。

 

 

フランス中央部やや南の

火山が形成した高原地帯「オーヴェルニュ」と

樫の森が多い「リームーザン」地方。

 

 

フランス南西部

「フランス・カタルーニア」

の人たち。

 

 

南西部地中海岸「コート・ダ・ジュール」からも。

 

そして。。。

 

 

 

 

どこだか知らない全国各地から。。。

 

 

ベビーカーも

各種取り揃えて。。。

 

 

演奏の合間の楽団は

次の開始までのほんの少しの

息を整える時間。

 

全部を見ることはやめましたが

おそらく

4〜5000人ほどの

大行列でした。

 

以下に

私のもう一つの長大なブログ

『行ってみませんか...こんな素敵な世界へ』

のブルターニュ編で「大パルドン祭」を書いた記事の

URLを添付シイェおきますので

ご興味があればどうぞ。

ブルターニュ紀行 18 < サント・アンヌ・ラ・パリュー と ロクロナン > で 大パルドン祭 を体感しよう - 行ってみませんか... こんな 素敵な世界へ