今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリ市営路端菜園

 

なんと

なんと

なんと

道路に沿った花壇に

「アーティチョーク」が花をつけて

突っ立っていました!

 

道路脇の花壇ですから

当然「パリ市公園課」のお仕事の結果です。

 

 

なぜだか

昨日よりもっと早起きして

昨日と同じように

「ビィル・アケム橋」を渡ってみました。

 

昨日と同じアングルで

昨日より位置が低い太陽を背にして

光に包まれた

エッフェル塔を撮して

渡りきって向こう岸の

川沿いの道路に沿った遊歩道に

何か不思議な感じの背の高い植物が

1本屹立していたのです。

 

 

何とそれは

ルネッサンス期に

イタリアで王侯貴族の食卓に登り始め

カトリーヌ・ド・メディシスと共に

フランスのもたらされた

と伝えられるエキゾチックな野菜

アーティチョークだったのです。

 

えっ

おいおい

ここは花壇だよね

道路沿いの...

 

菜園か!?

 

 

地中海側のプロヴァンス地方と

北に英仏海峡と南に大西洋とに挟まれた

ブルターニュ半島が主な産地のこの野菜

80cmから1mほどの高さで畑に立っているのですが

こやつめは

何と2mはあろうかという巨漢でありました。

 

 

あたりには

アガパントの紫が際立っていました。

 

そしてその横に

何やら

白くてもじゃもじゃしたものが。。

 

 

調べてみたら

「イネ科」の多年草で

「チカラシバ」とかいうらしい。

 

イネ科って。。

 

なんだか

白いガマの穂みたいです。

 

 

そしてこれは

野生種のセージ属の花

「アフガン・セージ」だと。

 

セージはハーヴですよね

食用の。。

 

でも

これも後で調べてみたら

日本では「ロシアン・セージ」と

いう

他の種類かもしれません。

 

そうだとしたら

「シソ科」だそうです(汗

 

両者とても似てるし。

 

その横に

またもや白いモジャモジャが。。。

 

 

これ

気持ち悪い。

 

大量の

白い毛虫が群がってるみたいぢゃないか!

 

これフィーザートップ

というらしく。

 

そして

これも「イネ科」だってw

 

パリ市公園課は道路沿いの花壇を

どうも

家庭菜園的なものに変えてしまいたいという

野望を持っているのではあるまいか?

 

まあ

ありていに言えば

チカラシバも

フィーザートップも

食べられる実はつけないようですが。

 

 

そして

定番のラヴェンダーもありました。

 

ふむふむ

ラヴェンダーのエッセンスは虫除けに使われるし

要するに街中花壇を菜園化して

ハーヴを収穫しようという

陰謀なのやもしれぬわい(笑

 

それにしても

道路沿いの花壇でアーティチョークを見た

という衝撃。

 

忘れられぬ。