今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のセーヌ河岸

 

今日4月18日月曜日は

『復活祭の月曜日』

という呼び名の祝日です。

 

エッフェル塔の足元のセーヌの河岸を歩いたが

連休の最終日ですごい人出でした。

 

もともと復活祭というのは変則的な移動祭日で

春分の日の後の最初の満月の直後の日曜日

と定められているので

毎年日にちが変わります。

 

いずれにせよ日曜日で

その翌日を祭日とするのは

『四旬節』(復活祭までの40日間)で続く数多の儀式が

復活祭当日で終了し

それまでの疲れを翌日に癒やそう

という事から決められていて

単純な日曜日の祭日の振り替え休日ではないのです。

 

 

ちょうどエッフェル塔の足元には

数十本の「桐並木」があるのですが

既に

花が開き始めていたので嬉しくなってしまった。

 

ここの桐の花を見るのが好きなのですよ。

 

そして

その並木の根元に面白い大道楽師がいた。

 

 

楽師本人ではなく

ツレのチャウチャウが。

 

ミラーのグラサンかけてるw

 

 

さすがにこれ

「反則でしょ」と言っても良いくらいに

可愛い。

 

大勢が取り囲んで

一斉にスマホを向けていました。

 

お金を入れてもらうための入れ物が

なんと「植木鉢」...

でかい!

 

そして

彼女が何を演奏していたのか

全く記憶に残っておりませんw

 

 

『アンヴァリッド』の前でセーヌを渡った。

 

1900年の第4回パリ万博にあわせて

最後のロシア皇帝「ニコライ2世」が

パリ市に寄贈した『アレクサンドル3世橋』を渡って。

 

ちなみに

ロシアは欧州の再辺境国で

フランス文化を積極的に取り入れてきたが伝わるのが遅く

ロマノフ朝の威勢による「重厚長大文化」は

「アール・ヌーヴォー」が隆盛を極め

さらにはよりシンプルな「アール・デコ」へ

変わりつつあった当時のパリでは

浮いてしまっていた。。

 

 

今では

その重厚長大で華麗な装飾で

観光客の人気を集め

パリを代表する写真スポットの一つに挙げられているのも

皮肉なものです。

 

 

右岸に渡ると

「クール・ラ・レーヌ 女王陛下の散歩道」

という名の広い遊歩道になっていて

マロニエが何列にも植えられているのですが

既にびっしりと花をつけていた。

 

ほんの数日前に

花を一輪見つけたことを書いたばかりだったのに

マロニエは葉っぱも花も

開くのがあっという間なのです。