近くのお花屋さんで
見事な「紫陽花」が飾られていました。
アジサイは
赤
青
白
そして色づく前は薄緑
とそんなイメージを持っていましたが
なんとなんと。
紺に近いダークブルーから
空色
青紫
薄紫
赤紫
ピンク(!)
白
赤と薄紫の混合
などなど
計り知れぬ玄妙な色合いの美しさ。
早速
歩ける範囲で
他の花屋さんも見て回ることにしましたとも。
お店によって
置いてある量と
置かれている場所に違いはあるものの
ありましたよ。
鎖国時代に
花の種すら持ち出しを禁じていた日本から
シーボルトが
禁を冒して持ち出し
欧州で植物学的研究が加速し
本種改良されて
鑑賞用の「オルタンシア」が
続々と誕生し
欧州各地やアメリカに伝わっていきました
とさ。。
シーボルトは
愛する「お滝さん」の名をとって
「オルタンシア=オタクサ=なんたら」
と命名したらしいですが
彼より少し前に
別の学者がすでに学名をつけてしまっていた
とか。
フランス北西部『ブルターニュ』地方は
石造りで
カッチリとした
長方形で両側面に切妻を持つ
上がアーチ型の扉をつけた家が
昔から今日まで立てられ続けています。
そのブルターニュを夏に訪れると
家々の前庭や玄関脇に
紫陽花が咲き誇っているのです。
その美しい事と言ったら
もう。。
以前撮った写真も
ぜひ見て欲しいので
ついでにあげておきます。
旅行に行かなくなって
どれくらい経つのだろうか...
ずいぶん久しく
旅行をしていません。
どこかへ行きたい
疼くような気持ちが
抑えきれない
今日この頃です。