今日1月18日の午後は
気温が一挙に上がって8°Cもあり
お天気にも恵まれて
ここ数日散歩日和が続いているパリにあっても
ことさら気分の良い1日でした。
ほんの少し前まで
ありとあらゆる花屋さんが
もみの木と
クリスマスデコレーション用の
赤と緑と白の花や木や枝が溢れかえっていたのに
今日気がついたら
一斉に雰囲気が変わっていました。
気がつくきっかけになった最初の花屋さんは
サボテンが一列横隊に。
最前列のサボテンの
後ろの空間には
もっと背に高いサボテン。
そして
その他鉢物の多肉植物が
植物園の温室さながらに
林立していました。
さらに
ひさしの高さの日よけのテントの位置は
観葉植物の葉っぱの色の濃淡で
ボーダーになってた。
店内の一角には
果実がたわわに実ったミカンの木もあるし
このお店は
鉢物の観葉植物で勝負に打って出たらしいと見たぞ。
別の花屋さんでは
店内に
ランが咲き誇ってる。
一番外に面した位置には
白のランがたくさんいて
この写真では見えないけれど
奥には赤紫その他も。
店内全てランの乱舞という有様です。
さらに別のお店では
先日話題にしたミモザが
あふれんばかりに勢ぞろい。
みんな揃って一斉に...
というのは得意ではないフランスの人たちにとって
年末年始だけは
花屋さんは揃いも揃って
クリスマスツリー関連一色に染まってしまうので
こうやって
各店が個性を打ち出してくれると
通りすがりの者もほっとするのであります。
「みんな揃って一斉に」は嫌いなフランス人ですが
そういえば最近は
外ではほとんどマスクをしてる。
マスクなんて集中治療室の中ってイメージだった
彼らにとって
隔世の感があります。
やはり
自己防衛は
他人へのいたわりでもあるわけで
罹らないことで移さない
社会への責任でもありますからね。