今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の窓辺

 

10月も半ばとなり

秋も深まってきたパリは

好天の日と

小雨の日が

不定期に繰り返されて

気温も19度の日もあれば

13度ほど迄しか上がらない日もあります。

 

窓辺のお花も

だんだん少なくなってきました。

 

でも

やっぱりお花で飾られた窓辺は

住んでいる本人には当然として

街ゆく第三者にとっても

心地よいものです。

 

 

スイスや

ドイツの一部の街のように

窓辺に花を飾ることが条例で義務化され

花の種類や色まで規定があったり

補助金があったり

補助金はなくても住民税の控除がったり

そんなことはフランスではありえません。

 

個人の権利が優先しがちな国ですからね

何しろ。

 

 

この窓辺は

遠目に

一見して「ラン」かと思ったのですが

撮して拡大してみると

違いました。

 

まあ

ランを窓辺に飾るなんて聞いたこともないし。

 

 

そんなフランスのパリでも

かつては

結構多くのアパルトマンの窓辺に

ベゴニアや

ペチュニアなどが

花を競っていたものでしたが

近年だんだん少なくなってきた様な気がしていたのです。

 

 

しかも

季節的にお花も終わりに近づいて

ますます見かけなくなっていくのでしょうが

それなりに気をつけて見ていれば

まだまだ

お花で飾られた窓を見つける事が出来ました。

 

 

たかが花

されど花。

 

お花のない人生は寂しい。

 

 

 

4つの窓辺だからそれが一軒なんですが

窓二つがサロン(リヴィング)で

窓一つの寝室が二つなのか

三つの窓がサロンで

一つはダイニング

寝室はきっと反対側にあるんだろう

などと

想像してみたり。。。

 

 

なかには

あえて花の咲かない

コニファー(針葉樹)系の鉢を並べる家庭もある。

 

 

こういう

教科書みたいな飾り方をする家もあれば。。

 

 

こんな

「不思議系」もありました。

 

 

花のつかない「観葉植物」も。。

 

 

ここまでになると

カーテンは不要になるのかも

しれません。

 

 

この建物は

同じ位置の三つの階で

お花が飾られた形跡が見えます。

 

建物の住人同士

影響しあったり

競争したりってことも

あるんですよね。

 

最後に面白いものをご紹介。

 

 

なんと

バルコンの手摺の中央に

カラスが一羽止まってる。。。

 

と思ったら

フェイクのようです。

 

きっと鳩よけだと思います。

 

鳩が来ると結構迷惑なんです

糞や羽で結構汚されるから。

 

我が家も

裏側の方の窓のプランターに

鳩が卵を産んだことがあって

大騒ぎしました。

 

同じ鳩が

毎年来て卵を産むので

困り果てて

プランターを片付けてしまったことすらあったのです。

 

他人事だと面白いけど

当事者にとっては大迷惑なんですよ。