今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の招き熊 続編

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新しいことに気がつくと

それが

続いて見つかるものなんですねえ。

 

1月17日月曜日

またもや

「招き熊」を見つけてしまいました。

 

自慢にもならないけれど

パリには

かなり長く住んでいますが

これまで

お店の外に

ぬいぐるみを置いておくなんて発想は

おそらく皆無でしたよ。

 

それが

日にちをあけずに

すぐ別の例が目に留まるなんて

日本のサブカルが

かなり市民権を得てしまったフランス社会に

「かわいい」文化なる

日本固有のものだった「社会のお子ちゃま化」が

じわじわと侵食し始めているのではあるまいか。

 

大人優先の価値観の当地では

考えられないことでした。

 

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しかも

今日のはデカイ。

 

テラスの席の一番端に

堂々の体躯で

踏ん反り返っているでは御座らぬか。

 

この

ぬいぐるみを置く発想と

実際のクマさんのサイズとのミス・バランスが

なんだか

面白いっちゃあ面白いかも。

 

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とにかくハンパなく

デカイ。

 

まさに威風堂々という存在感でした。

 

この辺りの感覚が

同じ「かわいい文化」でも

日仏の感覚の違いなんだろうなと

納得しておきましょう。

 

ぬいぐるみとは違うけれど。。

 

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とあるカフェの入り口を飾る

「光に溢れた」クマさんもいた。

 

点滅する光り物だから

クリスマスの装飾なんでしょうけど

これも等身大で

子供を横に立たせて写真を撮るお父さんが

結構見かけられました。

 

「客寄せパンダ」

という言い方は定着していますが

パリは目下

「客寄せプーさん」

の時代の夜明けなのかもしれない。

 

ところで

今年は「熊年」だっけ??