今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の正体不明

 

とあるお店の

ショーケースの中の写真です。

 

球体の

何やら魅力的なものが

上中下段に

大中小で飾られております。

 

 

こんなのも有ります。

 

2個ずつ八種類

計16個の詰め合わせセット。

 

さあ

このお店は

何屋さんなのでしょう...か?

 

 

おそらく想像はついていたと思いますが

これではっきりしますね。

 

左に

チョコレートでコーティングされた

パウンドケーキが三種類。

 

右上の角は

シュークリームじゃん。

 

誰がどう見ても

ケーキ屋さん以外にありえない。

 

皆さん思うでしょ!?

 

 

ぶっぶぅーーーーっ

大外れ!

 

ここは

「アイスクリーム専門店」

なのです!!

 

屋号は

『La Glacerie Paris (パリ氷菓匠)』

というお店です。

 

お品書きの写真を見ると

「当店のアイスクリーム・クリエーション」

とありまして

左上は

「アントルメ(ケーキ)」

右上が

「アイスクリーム・パウンドケーキ」

左下は

「アイス板チョコ」

右下が

「チョコ・アイスバー」

と。

 

ユニークでしょ。

 

 

これは

少しフランスに住んだ方ならご存知の

「Fruit givré (氷果実)」

真ん中から

レモンの中身をくりぬいた後の皮に

レモンシャーベットを詰めた「シトロン・ジヴレ」

奥に

オレンジで作った「オランジュ・ジヴレ」

手前が

パッションフルーツの

「フリュイ・ド・ラ・パッション・ジヴレ」

をパッケージした

三種詰め合わせパック。

 

 

単体で買う

ホームサイズのアイスかシャーベットは

厚手のプラシートで包まれた

円筒状で1リットル。

 

かっこいいし

美しい。

 

二十種類ほどもありましょうか...

 

 

ショーケースが反射して写しづらいので

内側からも撮ってみました。

 

上段がアイスクリーム

下段がシャーベットのようです。

 

最下段に

アントルメや

ジヴレが

並んでおりまする。

 

 

ジヴレの右側には

アントルメの小サイズ9個入り。

 

「アントルメ」とは

あれこれ工夫を施したケーキのことで

この小ちゃな球体を切ると

断面には何段かに分かれて

ジャムやクリームなどが層をなしていたりします。

 

 

一人分ずつのアイスやシャーベットは

左側のような

いわゆる

アイスの「カップ」に入って売られていました。

 

ちなみに

シュークリームみたいに見えるのは

ヴァニラアイスをシュー皮で挟んで

上から

溶かした熱々のチョコレートをかける

定番の『プルフィットロール』と言いまして

溶かすチョコは別についてきます。

 

熱くて冷たい

昔からみんな大好きなデザートです。

 

冬になっても

アイスクリームは美味しいのだ。

 

美味しいものは正義です(笑