今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のコミュニケーション

ギャルリー・ラファイエットのウインドー

本日2月14日火曜日は

「St-Valentin サン・ヴァランタンの祝日」でした。

 

カトリックの暦に

日々祝うべきそれぞれの聖人が決まっていて

今日は「聖ヴァレンティヌス」の日というわけです。

 

英語圏では「ヴァレンタイン・デー」と呼ばれて

かなりの国で

ちょっとしたお祭りの日と認識されていますよね。

 

つまり

恋人同士

夫婦

などカップルでお互いに

感謝を示し愛情を確認しあって

コミュにケーションを深める日

ということになっています。

 

日本では

チョコレートメーカーが

「女性が告る日」

という意味不明のイヴェントの日に仕立て上げ

ガラパゴス的発展をしてしまいました。

 

携帯といい

政治といい

ガラパゴスが好きな国民です。

 

フランスを含む欧州諸国では

特に

チコレート屋さんを含むお菓子屋さんと

花屋さんと

女性用の下着屋さんが

売り上げを伸ばすために頑張ります。

 

チョコレート屋さんのウインドー 1

チョコレート屋さんのウインドー 2

 

 

 

 

このパン屋さんのケーキのショーケースは

「ハート型」のケーキのオン・パレードで

しかも真っ赤っか。

 

 

別のお菓子屋さんも

いつものホール・ケーキに

今日はハートが添えられているようです。

 

そして

花屋さんはいつも以上にバラ薔薇ばらでした。

 

 

しかも

普段とは色合いが違うような...

 

 

 

ある花屋さんの店頭には

薔薇は少ない代わりに

ハートがあちこちに「突き刺さって」おります笑

 

 

ウインドーのガラス面には

「Joyeuse St-Valantin  

 ジョワイユーズ・サン=ヴァランタン」

の書き込み装飾が。

 

JOYEUSE は英語の HAPPY。

 

 

とある花屋さんから

一人の男性がいきなり飛び出してきて

ぶつかりそうになったのですが

その手には

ひと抱えある巨大な真紅の薔薇の

ブーケを抱えていました。

 

50本はあったと思います。

 

 

別の花屋さんからは

白髪の素敵なおじ様が

やはり真紅の薔薇の束を持って出てきて

スタスタと遠ざかって行きました。

 

背筋がシャキッと伸びていて

かっこよかった。

 

 

バス停のガラスの壁には

ある名高い香水メーカーが

いかにもこの日のためにデザインされたポスターで

「黒衣」

という香水をアピールしていました。

 

下着屋さんの写真の掲載はやめておきます。

 

そんなところにカメラを向けていれば

不審者ですからねw

 

でも

最近は昔ほど赤いランジェリーが見られなくなって

以外と落ち着いてきたようです。

 

はるか昔

こちらの大学で留学生同士で喋っていて

アメリカ人女学生に

日本もヴァレンタインデーってあるのか聞かれて

「女性がチョコをあげて告る日だよ」

というと

「ええええ〜〜女子が男子に告るんだってさあ〜」

と仲間同士で驚きながら盛り上がっていたことを

思い出しました。