今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のアイス

 

パリに夏がやってきた。

 

連日のかんかん照りで

もう

暑いったらありゃしない。

 

そして

夏といえば「アイス」です!

 

イタリアの街の盛り場を歩くと

「ジェラート」売りのスタンドが

50m置に並んでますが

フランスも負けてはいません。

 

ただ

イタリアほどアイスだけのスタンドは

それほど多くは無いのですが

チョコレート屋さんの店頭に

なぜだか必ずと言って良いほど

アイスのスタンドが出るのです。

 

うちの近所に『Regis レジス』という

小さな店1軒だけでやってる

「ショコラティエ(チョコレート商)」があって

そこのチョコレートは

パリに数多い高級ショコラティエのどこより美味しいと

私の折り紙が付いている程の店なのですw

 

フランスのショコラティエは

アイスクリームとシャーベットも

季節を問わず売っています。

 

1/2リットル

3/4リットル

1リットル

のタッパーのような容器で売ってるのですが

夏には

店頭で

コーンかカップか選んで

一玉二玉三玉と

買うわけです。

 

この「ロジェ」では

昔からパリで一番美味しいアイスクリームとシャーベットと名高い

サン・ルイ島の『ベルティヨン』の製品を

仕入れて売っていました。

 

それが

ここ5〜6年自家製に切り替わって

それでも相変わらず行列が絶えないので

美味しさは

「ベルティヨン」に引けを取らないことが

実証されているわけですね。

 

 

一玉3,5ユーロ

二玉6ユーロ

だったかな。

 

 

内訳は14種類と

まあまあの品揃え。

 

老若男女が

列をなして買って

嬉しそうに舐めながら歩いて行きます。

 

そのお向かいに

高級食品スーパーがありまして。

 

 

「ロジェ」に対抗するかのように

数年前から

スタンドを出しました。

 

 

選び抜いた食品のみを売っているのがウリの店なので

アイスも仕入れ先は手作りアイスで有名らしいところ。

 

でも「ロジェ」が対面にあるので

人の列は負けています。

 

 

ここも個人商店のショコラティエですが

列はめったに出来無い。。

 

 

レオニダスと並んで

名高いベルギーチョコの店先にもあります。

 

でもベルギーチョコは

「安かろう それなりだろう」として

広く知れ渡っているので

列はありません。

 

ベルギーのチョコレートは

カカオバターの代わりに植物油を使うので

最初は軽く美味しく感じる人もいて

それに何しろ安いのですが

やはり「本物」の味わいには及ばず競争力はない。

 

そのイメージからかアイスも人気なし。

 

最後に有名どころを。

 

 

知る人ぞ知る『フォーション』です。

 

 

ここは有名店なのでスタンドも凝っていて

容器が真鍮製で帽子付き。

 

 

伝統的な「アイスクリーム」という雰囲気だし

豪華に見えるでしょ。

 

一玉4ユーロで

二玉でもそれ以上でも

割安にはなりません。

 

まあ

どこの店でも関係なく冷たくて甘ければそれで良い

というわけでもないようで

たかがアイス

されどアイス

なのです。