今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の大遠征

 

いつも同じようなところばかり歩いて

いい加減飽きてきまして。

 

今日は

家を出てから気まぐれに思いつき

郊外のアウトレット・モールまで行ってみました。

 

その名も

『La Vallée Village ラ・ヴァレ・ヴィラージュ』という

パリから東へ40km。

 

パリ市内はメトロが運行管理し

郊外はSNCF(国鉄)が管理する

『RER(郊外高速電車)』のA線の東の終点

「ユーロ・ディズニーランド」の

一つ手前の駅

『Val d'Europe ヴァル・デュロップ』で降ります。

 

この辺り全体がニュータウンで

新たに作りあげられた町ですが

団地ではなく

あくまで昔からの町並みに似せて作ってあります。

 

 

 

駅前広場は広々として

正面の万博のパヴィリオン風の建物はレストラン

右は18世紀の建物風。

 

駅を出て右にすぐ

広大なショッピング・モールがあります。

 

 

駅の名前と同じ名のモールで

「ヨーロッパ渓谷」みたいな意味。

 

 

中を1km以上も延々と歩き

やっと出て

広大な駐車場をかすめて

アウトレット・モール

「渓谷の村」に至ります。

 

 

何箇所もある入り口で手荷物を簡単に覗かれて

あとはひたすら。。。

 

 

戸建のような家並みが両側に並び

全てが人気ブティックか高級ブティック。

 

 

この行列は「サン・ローラン」に入りたい人たち。

 

どの店も

入り口で大きな荷物を持っている人は

中を覗かれるので

多少の行列ができていますが

すぐ入れる。

 

 

 

 

「カール・ラガーフェルド」の店の前には

半年ほど前に亡くなった本人の姿をした

銀色の『カール君人形』が立っていました。

 

黒めがね(!)のこのシルエットが

多くの商品にプリントされてるのは知る人ぞ知る処。

 

 

フランスは

公式な夏のバーゲンの3週目に入ったところですが

どの店もバーゲン対象品はすでに殆ど無く

新商品ばかり。

 

しかも

アウトレットのはずなのに

ちっとも安くない。

 

ただ「アルマーニ」だけは

入り口に

「最大40%引き」と案内板が出ていた。

 

 

店内も

いかにもバーゲン感たっぷりで

40%引の商品がずらり。

 

 

でも

一番行列が多かったのは

アイスクリーム・スタンドでしたよ。

 

 

 

 

通りの至る所に

緑色の自転車に鉢植えの花が飾られ

休憩用のキャンバス・チェアーがある。

 

 

来場者は恐らく全員観光客で

夏のヴァカンスの時期なので家族連れが多く

子供達が一番迷惑そうだった(笑

 

 

カフェやレストランも何軒かあって

ここは樹齢500年はあろうかというオリーブの古木の「盆栽風」が見事な店。

 

 

裏には庭園席も。

 

ニコニコマークが今の時期のシンボルらしく

いたるところに見られる。

 

 

 

このマークの周囲に

300度ほどの上部が開いた円形に近い枠があって。

 

 

ベンチのように腰掛けたり

上に立ったりして写真を撮っていた。

 

 

 

 

 

トイレもとっても素敵でした。

 

 

私自身は

ショッピングに来たわけではなく

あくまで

目先を変えたくて

写真を撮りに行ってみただけ。

 

観光客だらけで

異次元の世界でした。