今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の任せられない餅屋

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市内でも

幾つかの私立学校と

幾つかの総合病院と

幾つかの企業の本部と

あとは住宅しかない

静かな町内の

人通りの少ない通りに「餅屋」がありました。

 

屋号は「MOTCHIMO(モチモ)」

だそうです。

 

最近

「もち」がこちらで流行り始めているらしいのです。

 

以前「ピスタチオ専門店」の回でも

書きましたが。

 

その「もち」なるものが

怖くて買う気にならない。

 

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間口の小さなお店ですが

奥のショーケースに

「さくらんぼ」

「緑茶」

「マンゴー」

「ゆず」

「チョコレート」

「塩バター・キャラメル」

「ピスタチオ」

「ココナッツ」

「いちご」

などの不思議なお餅集団がひしめいておりますが

食べてみたい??

 

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通りからすぐ見える展示台には

二種類が。

 

でも

「いちご」やら「ゆず」やら「ちょこれーと」やらって

餡ではないですよね

どう見ても。

 

それらの

果汁やらフレーバーを

餅生地に練りこんであるとしか思えない。

 

しかし

こんな静かな住宅地の

前後左右にお店など何もない場所に

商売をしているんですから

売れているんだろうなあ、と。。

 

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店頭の歩道に立て看があって

12h00から19h00まで

「たまごサンド」

と謳ってありました。

 

そういえば

日本風のサンドイッチも少しずつ出回り始めた模様。

 

でもね

でもね。

 

『餅は餅屋』と言います通り

「餅」を「Motchi屋」には任せておけなくないですか?

 

看板をよく見ると

「手作りアイスクリーム」

「motchi」

「エピスリー(食品処)」

と書いてあるので

もしかしたらアイスを包み込んだ餅

なのかもしれません。

 

ちなみに蛇足ながら

「mochi」と書くと「モシ」としか読みません。

 

「Motchi」は「餅」とは違うものだと

最初から納得していないと

がっかりしそうです。

 

「あんこ餅」が食べたいと

望郷の念に浸ったのでありました。