今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の観光気分

 

今日も1日良いお天気でした。

 

午後を通して17度ほどでしたが

少しも寒さなど感じさせない明るい日差しに恵まれて

定番のトロカデロを通りかかったら

50台くらいの自転車がワシャワシャと止めてあった。

 

自転車でパリ市内を巡るツアーだ。

 

今回の大統領選に出て大負けした

社会党のイダルゴ市長の肝いりで

パリ中いたるところに自転車レーンを設置増設拡張し

本来幹線道路であった通りが何本も

車がほぼ締め出されているような市内で

コロナ以前から「セグウェイ(電動一輪車)」や

自転車での市内ツアーを

よく目にするようになっていました。

 

 

と横に目をやると

同じ看板の自転車のツアーの別のグループが

ぞろぞろと広場を移動し始めていた。

 

この場所でエッフェル塔の案内を聞いて

フォトタイムだったのが

再出発というところ。

 

 

こちらは30台くらいか。

 

これだけの人数だと

自転車レーンではすごい長い列になるし

赤信号などでの「混雑」ぶりは

クリマからすれば迷惑極まりないし

すこぶる危険で気を使うのですが

これもご時世なのか。。。

 

ただ自転車などに乗る気のない市民からは

交通が不便になって

この市長はすこぶる人気がなく

大統領選ではボロボロでした。

 

 

その横には

トゥクトゥクで乗り付けた家族もいた。

 

これもここ5〜6年の新しい風俗で

最初は東南アジアみたいでふさわしくないと

思っていたものの

どんどん増えて

コロナ禍で2年ほど消えていたけれど

見事に復活しています。

 

 

屋台でおやつを買って大騒ぎの家族も。

 

ほとんどがアイスを食べてるのに

一人だけデッカイ綿あめにむしゃぶりついてる

お姉さん。

 

どこから来た家族なのか

楽しそうで

羨ましい。

 

エッフェル塔のミニチュア売りの黒人のお兄さん達も

大勢いるし

屋根のない二階建てオープンバスの遊覧観光も

たくさん走り始めいて

数日前にも書いた通り

パリはすでに観光的には完全復活を遂げています。

 

 

テラスから庭園に降りると

デージーが雪のように芝生を白くまだらの染めて

その向こうに

ベンチでくつろぐ大人達と

走り回る子供達という見慣れた光景。

 

そのさらに向こうに

彼らをを見下ろすように

花をつけかけている桐の若木の上に

エッフェル塔の頭が見える。

 

我ながら良い写真が撮れたと満足。

 

ウクライナのことは気になるものの

のどかで幸せな午後でした。