今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のビフォーアフター...今更

 

いやあもう

暑い暑い。。

 

7月がずっと寒かったので

パリは

もう秋〜

と口ずさんでいたら

見事にやってまいりました「戻り盛夏」の

カウンター・パンチの

強烈さ。

 

住宅地は

ヴァカンスで人気が少なく

ただ眩しい太陽で

目をくらまされる寂しさが溢れていて

観光地は

諸外国からうじゃうじゃやってきた観光客で

コロナ禍以前の活況を呈しており

それまた暑苦しく

出歩くのが億劫で

出歩いてもカメラを向けたくなる様な物事が

目に留まらない。

 

そんな日々が1週間続いております。

 

それで

シャンゼリゼ。

 

 

広い広い歩道の

並木で二列に分かれる

建物側は

それでも観光客が結構たくさん歩いていました。

 

 

しかし

車道側の半分は

あまりの日差しに影も少なく

歩く人の数は多くない。

 

そのシャンゼリゼの中程

その昔「リドのアーケード」と名付けられていた

今は「シャンゼリゼのアーケード」と

遅まきながら改名された

(リドが引っ越して30年以上経ってからやっとw)

その中にある

スタバを見てみました。

 

 

両側の小型のショップが並ぶアーケードの

場違いに広い通路のほぼ全体を占拠するスタバは

相変わらず

主に観光客が押し寄せています。

 

しかし

2年前。。。

 

 

コロナ禍の真っ最中の夏

人っ子一人いないスタバがあったのです。

 

飲食店の営業が禁止されていた時期なので

人気(ひとけ)がなくて当たり前ではありますが

コロナ以前と

コロナ以後の今と

両方の人出を考えると

まるで不思議な光景です。

 

 

なんということでしょう...な

「ビフォー・アフター」現象の

極地であります。

 

疫病の大流行

恐ろしや。

 

 

シャンゼリゼの

広い歩道の半分の側の

その大半を占めるカフェのテラスが

何件も出ていますが。

 

パラソル程度では

とてもこの暑さには勝てず

太陽好きなヨーロッパ人の観光客も

入っていない。

 

 

そんな中に

今トレンディーの

造花を飾り立てて天井みたいにしたテラスの店は

結構賑わっていました。

 

 

造花の藤くらいで陽光は遮れるものではないものの

心理的に

パラソル程度とは違って落ち着ける

何かがあるのでしょうね。

 

 

世界のシャンゼリゼといえども

車道の交通量もぐっと少ないヴァカンス時期の

パリの街角です。