2022年の復活祭の今日
外に出てみると
手を差し出すと染まってしまいそうな
真っ青な雲ひとつない空に
思わず心が浮き立ちました。
本当に「群青色」でした。
こんな日は
「いかにも」付きのパリを見てみるに限るというわけで
凱旋門まで足を伸ばしました。
直径200mはあろうかという広大な円形の
「エトワール」広場は
12本の大通りが放射状に伸びるので
その通りと通りの間の空間に
クレープ屋さんの屋台がでています。
あまりにも広場の空間が大きい為に
空の色合いが光の量に負けてしまって
手前の対象にポイントを合わせると
背景が白トビを起こして色合いが薄くなります。
広場の外周を
一本ずつ通りを渡って行くごとに
必ずクレープ屋さんがいる状態。
最高の陽気のおかげで
3連休の復活祭の週末の凱旋門周辺は
観光客がわんさか。
どのお店も
お客が並んでいました。
自転車の後ろを屋台に改造した
機動力のありそうなお店です。
人が群がっているお店は敬遠して
写しやすい店を狙って
撮影して行きます。
凱旋門の正面の位置に近づくと
シャンゼリゼ大通りになるので
ひときわ人が多いからでしょうか
2台の屋台自転車が
並んで営業していました、
左の
お兄さんの方の店の前から
お客がいなくなった瞬間を狙って一枚。
夏にクレープはあわないような気がしますが
今はまだ気温は19度
いくら暖かくても
甘い匂いに誘われてついふらふらと
並んでしまいそうな誘惑に駆られてしまいます。
人混みでの飲食は怖いのでさすがにやりませんでしたが。
どの店も看板のロゴは違うし
同じ資本ではないようで
陽気につられて穴の中から出てきた啓蟄のごとく
いろんな店が
集まって来てるんでしょう。
ネットのニュースを見ていたら
「パリは外国人観光客が "マス(集団)"で
戻ってきた」
とありました。
シャンゼリゼのあの広い歩道は
人にぶつからずに歩くのに
気をつけなければいけないほどでした。
帰りに立ち寄ったトロカデロからエッフェル塔を見晴らすと
こちら側からエッフェル塔に向かう「イエナ橋」の上は
鈴なりの人が行き来しています。
ただ
日本人らしき観光客は
見かけません。
こちらでは既に
「with CORONA」の生活状況が始まっているようですが
日本はまだ騒いでますし
戦争もあるし。。