パリで一番広い通りを歩いていました。
「Avenue Foch フォッシュ大通り」といって
凱旋門のエトワール広場から12本
放射状に伸びる通りの一つです。
中央部を6車線ずつで対面
つまり12車線分ほど(石畳で車線は引いてない!)を
車が通り
その両側に
車道より広い公園のようになってる遊歩道が其々あって
全幅130m。
その一角に
作り直されたばかりの花壇があったのですが
なんと
本物のソファーを置いてあって
さすがに革張りではないものの
そのソファーの張ってある布地に
あれこれ
植物が植え込まれておりました。
部分的に切り抜いて等倍拡大にしてみました。
こうやって
拡大で見ると意味がわかると思いますが
これ
一体どんな具合になるんだろう。
実に
面白い発想です。
こんなことやってのける造園家って
日本人には居ないのではなかろうか。
無関係ではありますが
東京五輪のマスコットを見ると
嫌悪感が湧く私からすれば
デザインというものに対する感性が
今の日本の業界人には
無くなってしまってるんじゃないでしょうか。
何もかもが
皆同じような青や紫の目をしたコミックの絵柄で
電通式とでも言えば良いのかなんなのか。
そんな愚痴より
この花壇
花が咲き誇る時が
とっても楽しみです。