今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の新色

 

とってもコアな靴屋さんがありました。

 

場所は

シャンゼリゼの

古くからあるとあるアーケードで

古色蒼然とした雰囲気の空間に

スタバが中央に陣取って以来出入りが多いものの

アーケード自体の店々は殆ど人気がないという場所。

 

そこにある小さな靴屋さんが

ぶっ飛んでた。

 

 

花魁用ではありませぬ。

 

70年台前半を彷彿とさせる

すごい「厚コバ」のごついハイヒールが

なんとも言いようのないピンク...

 

一応上品な淡いブルー・ブリーンもあることはあります。

 

 

同じように厚コバで

ヒールはやや細目の

ミュール型というかサンダル型というか

エナメルのハイヒール。

 

左端のマーブルカラーのサンダルは

ヒールがなんと黄色!

 

そして

どれもがメレ・ダイヤのブレスレットような

ゴージャスなアッパー・ストラップ。

 

これ以上

あなたは何を望むのか!?

 

 

かと思えば

超うす底ピンヒールは

蛍光色。

 

ううむ

いろいろ取り揃っておるわい。

 

今度は

超うす底のノーヒール・サンダル。

 

アッパー・ストラップはピンクの透明プラスティックで

ソールはサビ銀

しかも

親指を固定するストラップは

まるでメレダイヤをちりばめた指輪みたいではないか。

 

これは果たして

カジュアルなのかドレッシーなのか

それが問題だ.....

 

 

とんがりトゥにハイヒール

ときたら

お姉様系??

 

アッパーはプラ製です。

 

そしてヒールが

ピンではなく平べったい様な。。

 

 

そしてこの光沢は

なんと表現して良いのやら

皆目見当もつきませぬ。

 

アンクル・ストラップは

後ろで交差するタイプでごじゃります。

 

 

以外と古典的な

巻きつけ型のピンヒールのサンダル。

 

この種のアイテムは

中東の観光客かロシアからの観光客

あるいは南米のお客様などが

主なターゲットなのです。

 

中国の人も好きそうではあるものの

彼らは

プラダやら

フェラガモやら

シャネルやら

といった「ありきたり」な高級ブランドが

お気に入りなので

ディープなものには目が向かないみたいです。

 

ロシアの観光客は

これからどうなるのだろうか.....

他人事ながら心配してしまう。

 

 

それにしても

目にも艶やかな色合いでありました。