今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日もパリはビーチの気分

 

昨日の「サン・マルタン運河」を

そのまま北側に進んで行くと

1870年台後半に撤去した城壁の外側に広がった地区に

伸びてゆきます。

 

やがて急に広くなって

「Bassin de la Vilette」

(ヴィレットの船泊り)に至ります。

 

そこに一昨年くらいから

パリの夏恒例の

北の「プラージュ・ド・パリ(パリビーチ)」の

二カ所目が開催中です。

 

30年ほど前から始まった

セーヌの岸辺のビーチ化につぐ

パリ・ビーチ拡張版です。

 

 

会場入り口の看板から

奥に進むと。。。

 

 

こんなのや。。

 

 

こんな場所があって

空いてる寝椅子を見つけて

思い思いに寝そべったり

テーブルで読書したり。

 

 

すでに自分の夏のヴァカンスが終わってしまった人たちや

自分の休暇までまだ時間のある人たちが

少なくとも

パリにいても時間が取れるときには

休暇の気分を味わってもらおう

というパリ市行政の恒例行事です。

 

 

ところどころに

海の家ならぬビーチ・カフェがあって

飲み物を前にのんびり座り込んだり

おしゃべりに時を忘れたり。

 

このカフェは

なにやら不思議な鉄のオブジェが鎮座していました。

 

 

バッサンに目をやると

赤い日よけの屋根の付いた小型ボートが

走ってきました。

 

 

 

乗り場の窓口には

10人くらいの行列ができてた。

 

チケット1枚5ユーロで

5枚10枚で少しずつ安くなり

一人1枚必要だとか。

 

電気ボートで

一回20分なのだそうです。

 

手で漕がなくて良いので

汗だくになることも

手に豆を作ることもない

 

電気モーターなので音もなく

ゆっくりと走っていました。

 

 

救護所もバッチリ。

 

中にストレッチャーが

ちらりと見えました。

 

 

若いズタッフ達が

オレンジ色の「ParisPlage」と背中に染め抜いた

同じTシャツを着て

水分補給中

 

 

対岸には「足漕ぎボート」も見える。

 

 

ミスト・コーナーでは

竹製の枠の噴霧器が稼働中。

 

 

ミニサッカー・ゲーム台が集まったコーナーに

子供用の小さな台があるかと思えば

なんと。。

 

 

でっかい!

 

 

キーパーまで入れると

片側に11本のハンドルが並んでる!!!

 

 

ちっちゃい子用のトランポリンは

バウンドで飛び出さないように

ネットで囲った鳥かご式。

 

 

バッサン(船泊り)の北端に

ホテルとモールが両側に立っていて

その間が狭くなる。

 

ここまでの1,5kmくらいが

ヴィレット地区のパリプラージュです。

 

 

どうやらリングで巻き上げて上昇するらしい

この橋の右がバッサン

左はパリの北東から入ってくる運河となっています。

 

昨年の

セーヌの岸辺のパリプラージュの記事の

リンクを貼っておきますので

ぜひ行ってみてください。

 

<関連記事>

今日のビーチ - 今日もパリの街角で