今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のビーチ

 

長らく社会党市政下にあるパリでは

2000年代に入ってすぐ

7月から8月にかけて

セーヌの河岸に

市民のビーチがつくられる様になりました。

 

名付けて『Paris Plage パリ・プラージュ(ビーチ)』

といい

近年東北部サン・マルタン運河沿いに

もう一つつくられる様になったので

今では複数形で「Paris Plages」と呼ばれています。

 

 

タテカンで明示されている如く

『シテ島』と『サン・ルイ島』の横の右岸側の

河岸道路の信号を抜けて走るための

バイパスが水面の高さあったのですが。。

 

 

そこを夏だけ臨時に市民の娯楽のために

解放したのです。

 

今のイダルゴ市政になって

車締め出し政策が過激化し

 

このバイパスは遊歩道になってしまったのですが

相変わらず夏になると

パリ・プラージュをやっています。

 

週末は物凄い人出になるだろうからと

今日18日月曜日に行ってみたところ

ガラ隙でした。

 

 

セーヌの中にある島で集落ができ

街として発展していったパリは

セーヌは街の歴史にとって

切り離せない存在で

歴史上の出来事や川の利用法などの説明パネルも

30枚ほど並んでいました。

 

 

ちなみにパリ市の紋章は帆船で

セーヌに浮かぶ『シテ島』を意味しています。

 

 

 

 

そこかしこに

テーブルとベンチ

あるいは

寝椅子が並べられています。

 

 

かつては砂をたくさん入れた浜を作り

ビーチバレーのコートなどもあったこともありましたが

今は数面の「ペタンク」のコートのみ。

 

 

布がなくなった傘の骨

みたいなのはシャワー。

 

パリ市水道局の給水器も各地にあります。

 

 

これが給水所ですが

実はこれ。。。

 

 

上からミストが吹きだす様になっていて

お嬢ちゃんビックリ。

 

その他

ミスト専用の施設も何箇所か。

 

 

 

橋桁の下には

カフェかゲームコーナーか仮設トイレ。

 

 

 

その他にも

さすがにカフェは何箇所もあり

椅子や寝椅子も設置してあります。

 

 

 

かと思うと

ハンモックまで。

 

 

実は

今年はパリがローマと姉妹都市になって66周年で

キリの良い数字の年を祝って

ここで

イタリア映画にまつわるイヴェントが

7月前半に何回か行われたらしく

そのパネルも立っていました。

 

 

 

『フェリーニ』の時代のイタリア映画には

自転車がよく似合う。

 

 

そして

すでにカラー映画の時代になっていたけれど

高校生の頃観た『唇からナイフ』の

『キム・ノヴァック』は

実に妖艶だった。。。

 

 

しかし

行ったのが今日でよかった。

 

もし週末に行ってたら

しっかりシャツとデニムを身につけて

カメラを持って歩き回る人間は

変質者扱いされても文句言えないところだった。