今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の唐変木

しょっちゅう話題にしている 『トロカデロ』の庭園で 新緑一色の環境の中でまったく異質の ピンク色を見かけてびっくり。 近寄って 「これが噂のトウヘンボク」だと 再度びっくり。 初めて見た。 この場所は数え切れないほど訪れているのに 今まで気づかなか…

今日のZen

何という 美しく 思索的で 哲学的ですらある光景だろう。 静寂と秩序が支配する フランス人の大好きな「Zen」の世界そのもの ではなかろうか。 この写真は とあるシェアー自転車の置き場です。 もはや SFの世界と言っても過言ではない フランスにはありえな…

今日の「危なくはない(かもしれない)」人々

なんだか とってもおかしな人々を見つけてしまった。 正気の沙汰とは思えないズラをかぶって 大はしゃぎで パリの天下の往来を歩いておりました。 黄色の「パンチパーマ」風 レインボーカラーの「LGBTQ」風 のかつらをつけたり ショッキング・ピンクの 「ジ…

今日の穴

切り株がありました。 まあ 都会生活をしていれば 洋の東西を問わずどこに住んでいようと 切り株を見る機会は そうざらにあることではない と思いたい。 ほとんど「中身」がなくなって 「洞」になっていたようなので きっと 害虫にやられていたのでしょう。 …

今日の鰯の頭

いつ頃からだっただろうか ノートルダム大聖堂の後ろの『大司教区橋』の 欄干に錠前をつけるカップルが現れて社会現象化し 世界中に広がっていったのは。。。 なにやら有名な場所にカップルで訪れて 錠を下ろして鍵を捨てると 二人は二度と離れることは無い.…

今日のイザ決戦

ベビーバギーを押すお父さんが立ち止まり 何かやり始めました。 赤ちゃんに風が当たらないように 布をかぶせようとしている模様。 その後彼は私を追い越すと すぐ先の小学校に入っていった。 そう 大統領選の決選投票日の投票所なのです。 玄関のある建物を…

今日の友

今日は 犬の写真を何枚か撮りました。 きっかけは 目の前を とても綺麗なポインターだかダルメシアンだかを連れた 男性が 軽快に歩いていたからです。 実のところ 「街を歩けば犬に当たる」 と言われているくらい (誰が言ってるんだかw) 犬連れの人とは頻…

今日の主張

シャンゼリゼで 「グラン・パレ」の横を歩いていたら 「ド・ゴール」の銅像の足元に なにやらカラフルなものが。 五張りのテントでした。 その向こうで 少数の人達が横断幕を掲げているのですが 車道向きなので 「住居」とか「権利」とか 読めないこともない…

今日の青果店はアーティスト

フランスの八百屋さんは 商品を とにかく「カッコよく」並べる傾向があります。 ほとんどの八百屋は この写真のように みかんやリンゴなどの球体のフルーツを 綺麗なピラミッド型に積み上げるのはごく普通。 毎朝 開店準備に コツコツとみかんのピタミッドを…

今日の観光気分

今日も1日良いお天気でした。 午後を通して17度ほどでしたが 少しも寒さなど感じさせない明るい日差しに恵まれて 定番のトロカデロを通りかかったら 50台くらいの自転車がワシャワシャと止めてあった。 自転車でパリ市内を巡るツアーだ。 今回の大統領…

今日の新色

とってもコアな靴屋さんがありました。 場所は シャンゼリゼの 古くからあるとあるアーケードで 古色蒼然とした雰囲気の空間に スタバが中央に陣取って以来出入りが多いものの アーケード自体の店々は殆ど人気がないという場所。 そこにある小さな靴屋さんが…

今日のセーヌ河岸

今日4月18日月曜日は 『復活祭の月曜日』 という呼び名の祝日です。 エッフェル塔の足元のセーヌの河岸を歩いたが 連休の最終日ですごい人出でした。 もともと復活祭というのは変則的な移動祭日で 春分の日の後の最初の満月の直後の日曜日 と定められてい…

今日のパリはクレープの匂い

2022年の復活祭の今日 外に出てみると 手を差し出すと染まってしまいそうな 真っ青な雲ひとつない空に 思わず心が浮き立ちました。 本当に「群青色」でした。 こんな日は 「いかにも」付きのパリを見てみるに限るというわけで 凱旋門まで足を伸ばしまし…

今日の第六芸術

パリの街角を飾る名物に このような塔があります。 これ 広告塔なんです。 近々幕を開ける あるいは現時点で公演中の お芝居とミュージカルなどの 案内広告。 クラシカルな形状が 実に「良き日々」のパリの雰囲気を今の時代に伝えていて 街角に溶け込んでい…

今日の食卓

パリの(フランス全土で共通?)の ショッピング・ゾーンに多い業種は パン屋・薬局・カフェ・スーパーを除くと 靴屋 眼鏡屋 男女を問わず服屋 女性の下着屋 バッグ袋物屋 ジュエリー時計屋 花屋 インテリア用品店 などでしょうか。 靴屋は石畳の道を考える…

今日の光はほとんど夏

実に清々しい 快適な1日でした。 底抜けに明るい光は 真夏の光には無い瑞々しさがたっぷり残って でも 揺るぎない光量で 初夏の到来の先駆けを伝えていました。 横道を通り過ぎるたびに振り仰ぐと 鮮やかな薄青の空に 濁りのない白雲がたゆたい 気分はウキウ…

今日の軌跡

左岸の『フォブゥール・サン・ジェルマン』』という 静かな界隈を歩いてきました。 日差しの強くない まさに「花曇り」と言った風情の 寒くも暖かくもない午後でした。 この界隈は 17世紀から18世紀にかけて 貴族の館が400軒ほど建ち並んでいた 貴族…

今日の陰と陽

先だって 「パリの6つの美術館でサンローラン」 というイヴェントについて 書いたと思います。 その一つ ジョルジュ・ポンピドゥ・センターの 「国立近代美術館」に行ってみました。 この建造物は 曰く因縁やらエピソードやら山程ありますが それは別の機会…

今日の3年後

パリのメトロの通路は 多くの広告ポスターが貼られるのですが 一月前から このポスターも仲間入りをしていました。 『ノートル・ダムが燃える』 というショッキングなタイトルで 3年前のパリの大聖堂の火災をそのままテーマにした 映画です。 しかも監督が …

今日の日和

4月の2度目の日曜日は 底抜けの良いお天気に恵まれて 気温は13度を示していたものの全く寒くもなく トロカデロの公園では すでに葉桜になり始めている桜の木の下で寝そべる 若い夫婦の姿からは 精一杯リラックスして日曜の午後を過ごしている感じが とて…

今日の究極の自己完結

初めて通る裏道で レストランの前を通りかかったら 究極の自己完結の存在を知ってしまった! 以下 テレビのバラエティー番組でよく聞く ナレーションの雰囲気で読んでいただけるよう お願いしたいw 「店の脇に立っているこの男 なにやら 怪しげな雰囲気を振…

今日の戦局

4月8日金曜日は終日結構な雨で 気温も低く 少し歩くと文字通りの「濡れたネズミ」状態で 冷たいのなんの。 大統領選挙の第一回目投票日が4月10日の日曜日 その2日前の金曜日の夕刻が 各候補者予想得票率をマスコミが発表できる 最後の日なのです。 公示日…

今日のお久しぶり

随分と久しぶりに 二輪車の残骸を見かけました。 昔はこんなものは珍しくもなんともなく パリ中あちこち出かけていると 二ヶ月に一度くらいは こんな姿をさらしている光景に遭遇したものです。 まず 自転車は いわゆる「自転車の鍵」などなんの役にも立たず …

今日の朝食

1年ほど前 近くの食料品屋さんの多い通りに 撤退したパン屋さんの後に フランスで目下時の人みたいなパティシエが 店を出しました。 その店の 目立つところに飾ってあるのが ジャイアント・クロワッサン..... 普通のクロワッサンは50gと決まっていて たま…

今日の満開

今や パリは町中桜だらけ。 なんて書くと 日本の 桜の名所のような光景を思い浮かべるでしょうが それはちょっと違うのです。 昔は フランス中で 桜の木は非常に少なかったのですが ここ30年ほどで じわじわと増え始め 今や 4〜5本くらい連なる桜並木は …

今日のノスタルジー

今日は日中は10度を超えました。 あるお店のウインドーに飾られていた写真を見て 一気に 頭の中がタイムスリップして 若き頃のあれこれを思い出してしまったのでした。 これです 青春時代の「パンタロン」は。 単にズボンのことを フランス語でパンタロン…

今日の寒さ対策は静と動

パリ・マラソン 2022 今日もパリは真っ青な空で 陽光が燦々。 でも 今日も寒かった。 午後3時頃には7度まで上昇したものの お昼過ぎはまだ2度。 カフェの横を通り過ぎたら 歩道が狭くテラスの席のすぐ横を通ったためか ホカホカ暖かく... ヒーターが…

今日の連帯感

終日雪の舞うエイプリルフールから一夜明け 昨日とは打って変わって ドピーカンの晴天となりましたが 相変わらず気温は2℃ しかも結構風が強く 冬日の続く1日でした。 地下鉄の入り口を通り過ぎる時 階段を下って行く人の肩に 猫ちゃんが乗ってた! 30秒早…

今日のお魚

4月1日をフランスでは 「Poisson d'Avril (4月のお魚)」 と言います。 家族や友人の背中に 紙で切り抜いた魚をこっそり貼り付ける と言うことが その昔流行ったらしい。 古代において重要視された「春分」から12日後 この日は 古代ギリシアでは 笑いの神…

今日の統一と非統一

パリの「マクドナルド」サンラザール店ですが 一見して マクドナルドの店には見えませんよね ロゴがなければ。 世界中で統一基準で経営し 肉もポテトもソースもアメリカから運び 同じ手順で調理し 同じ接客方式で マニュアル通りに販売する... はずのこのチ…