初めて通る裏道で
レストランの前を通りかかったら
究極の自己完結の存在を知ってしまった!
以下
テレビのバラエティー番組でよく聞く
ナレーションの雰囲気で読んでいただけるよう
お願いしたいw
「店の脇に立っているこの男
なにやら
怪しげな雰囲気を振りまいており
どうやら
通行人の注意を惹こうとしているかのようだ」
「ほてい様みたいにも見えるが。。。
「そこでレポーターは
近寄って
もっとよく見てみることに。
するとっ。。。」
「星条旗のマントを背に羽織ったおっさんが
なにやら
不思議なポーズをしているではないか」
「一体 こ・れ・は 。。。!」
「正面に回り込んで
レポーターが目にしたものは!」
「左手にマスタードのボトルを持ち
右手に持ったケチャップのボトルを頭上に掲げて
自分の頭にケチャップを振りかけようとしている」
「これはもしかして
伝説のホットドッグ氏ではないか!?」
「しっかり
ケチャップが必要なところに必要なだけ
かかっているかを確認するかの様な
不気味な上目遣いの青い瞳」
「さらに」
「ケチャップがかかった自分の姿を想像して
旨そうに舌なめずりをしている
なんとも嬉しそうな
その表情」
「自分自身を
自分自身で調理し
今にも
自分自身で美味しそうにかぶりつかんとしている
その究極の自己完結の姿の美しさに
レポーターは
すっかり感動してしまったのであった」
「なお
その店の反対側の脇に
もう一人
不思議な人物が。。」
「そこに居たのは
「David's Diner」と
胸に誇らしげに書いてある
『ハンバーガー坊や』
だったのです」
スタジオのひな壇に座る芸人から
「アメリカか!」
と突っ込みが入った一瞬を想像してしまった。
いやはや。
徹底的に趣味悪ぃ〜のが
かえって逆に
とっても新鮮なレストランの看板でありました。
それにしてもこの趣味
ここはアメリカかよ(笑