今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の究極の自己完結

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初めて通る裏道で

レストランの前を通りかかったら

究極の自己完結の存在を知ってしまった!

 

以下

テレビのバラエティー番組でよく聞く

ナレーションの雰囲気で読んでいただけるよう

お願いしたいw

 

「店の脇に立っているこの男

なにやら

怪しげな雰囲気を振りまいており

どうやら

通行人の注意を惹こうとしているかのようだ」

 

「ほてい様みたいにも見えるが。。。

 

「そこでレポーターは

近寄って

もっとよく見てみることに。

 

するとっ。。。」

 

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「星条旗のマントを背に羽織ったおっさんが

なにやら

不思議なポーズをしているではないか」

 

「一体 こ・れ・は 。。。!」

 

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「正面に回り込んで

レポーターが目にしたものは!」

 

「左手にマスタードのボトルを持ち

右手に持ったケチャップのボトルを頭上に掲げて

自分の頭にケチャップを振りかけようとしている」

 

「これはもしかして

伝説のホットドッグ氏ではないか!?」

 

「しっかり

ケチャップが必要なところに必要なだけ

かかっているかを確認するかの様な

不気味な上目遣いの青い瞳」

 

「さらに」

 

「ケチャップがかかった自分の姿を想像して

旨そうに舌なめずりをしている

なんとも嬉しそうな

その表情」

 

「自分自身を

自分自身で調理し

今にも

自分自身で美味しそうにかぶりつかんとしている

その究極の自己完結の姿の美しさに

レポーターは

すっかり感動してしまったのであった」

 

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「なお

その店の反対側の脇に

もう一人

不思議な人物が。。」

 

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「そこに居たのは

「David's Diner」と

胸に誇らしげに書いてある

『ハンバーガー坊や』

だったのです」

 

スタジオのひな壇に座る芸人から

「アメリカか!」

と突っ込みが入った一瞬を想像してしまった。

 

いやはや。

 

徹底的に趣味悪ぃ〜のが

かえって逆に

とっても新鮮なレストランの看板でありました。

 

それにしてもこの趣味

ここはアメリカかよ(笑