今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の日和

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4月の2度目の日曜日は

底抜けの良いお天気に恵まれて

気温は13度を示していたものの全く寒くもなく

トロカデロの公園では

すでに葉桜になり始めている桜の木の下で寝そべる

若い夫婦の姿からは

精一杯リラックスして日曜の午後を過ごしている感じが

とてもよく伝わってきました。

 

下草の上の白うい部分は

散った桜の花びらではなく

今まさに目覚めて咲き始めたデイジーです。

 

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その先では

20人ほどの「オレンジ軍団」の子供達が

走り回っております。

 

お揃いのウインドーブレーカー着てるから

何かのグループなんだろうけど

不明。。

 

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エッフェル塔に向かう橋の上はすごい人で

もちろん皆ノーマスク。

 

川岸で

風船売りが

真っ赤なハート型の風船を束ねていて

エッフェル塔となんかミスマッチ。

 

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川面には遊覧船やボートバスや運搬船が行き交って

活気付いています。

 

この船は

運搬船の形をしているものの

綺麗すぎるので

住居船と見た。

 

好天なので

舫いを解いてちょっと散歩に出てきたのでしょうか

甲板にくつろぐ女性の姿が見える。

 

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少し離れた「ロシア正会大聖堂」の葱坊主が

眩しく輝いて

この神の民はウクライナを侵略して

傍若無人の振る舞いをしていることなど

ご存じないのだろうか。

 

それにしても

金箔貼りのドームが

直射日光を浴びると

一部銀色に見えることを発見した。

 

こんな良いお天気じゃ

選挙に行かない人もいるんじゃないかと思っていたら

20時投票締め切りの投票率72%とか。

 

前回2017年より6ポイント以上下がった

やっぱりか。

 

前評判で

投票する候補者が当選しそうにないことも

一因かも。

 

予想通りの順位で

28%強得票の「マクロン」と

23%強得票の「ル=ペン」で

二週間後の決選投票となりました。

 

第3位だった「人民連合」のメタンションは21%強と

ル=ペンに肉薄したものの

1位2位で50%を超えるので

3人決戦にはなたなかった。

 

それにしても既成政党が壊滅的で

正統保守の共和党候補ペクラスが4,8%

ドゴール派のラサールが3,1%

共産党のルッセルが2,3%

社会党候補イダルゴが2,1%

というありさま。

 

わかりやすく言えば

官僚主義的新自由主義のマクロンが小泉純一郎党

ヘイト右翼ル=ペンは維新の会

みたいな究極の二択に

右も左も敗北候補者たちは

どっちも」応援したくないものの

断崖から飛び降りる気持ちで

「極右を封じるために決選投票はマクロンに」

と呼びかけておりました。