今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の再来

f:id:kishinohakuba:20210806160843j:plain



パリを歩くと

いろんなところからエッフェル塔が見えます。

 

おっ見えた

と思ったら

赤いものが動いておりました。

 

第二展望台から

第三展望台に登るエレベーターです。

 

先日

長い営業停止からやっと再開して

観光客が登れるようになったのばかりなのですが

一番上に登るエレベーターが動いているのは

今回まだ

見ていなかった。

 

f:id:kishinohakuba:20210806160844j:plain

 

なんだかすごく懐かしい気分になりました。

 

いつ以来なんだろう

これを見るの。

 

普段から

エッフェル塔が見えるのは当たり前

見えたら

エレベーターが動いているのも

見えて当たり前

 

だったはずなのです。

 

この

忘れていた「日常の風景」を再確認する感情を

新たに意識するなんて

何だかとっても変な感じでした。

 

f:id:kishinohakuba:20210806160851j:plain

 

それが

そこにあって当然

という無意識な感覚にずっとご無沙汰していて

再びそれを確認できると

人は嬉しくなるものなのですね。

 

日常に感謝

日常の再来に感謝です。

 

今日の撮影

f:id:kishinohakuba:20210805153338j:plain

 

今日も

撮影現場に遭遇。

 

まあ

この橋はよくコマーシャル画像やら映画やら

結婚式の記念写真やら

パリでも筆頭格の撮影ポイントではあるので

別に珍しくもなんともないのですが。

 

f:id:kishinohakuba:20210805153339j:plain

 

カメラマンは

一生懸命にモデルさんに指示を出しています。

 

仕事はいえ

寝っ転がってまで

まあ大変ですね。

 

f:id:kishinohakuba:20210805153359j:plain

 

やっと構図が定まったらしく

撮影体勢に入りました。

 

この角度だと

メトロが通る橋を天井に見立てて

モデルさんの背後にエッフェル塔が

画角に収まるんです。

 

それにしても

静止画のようだから

ユーチューバーではありません。

 

f:id:kishinohakuba:20210805153400j:plain

 

かといって

本格的な撮影でもなさそう。

 

助手のいないカメラマンといい

失礼ながら

モデルさんたちも普通の女性みたいだし

ヘアーやメイクの係もいないし。

 

でも

どんな写真ができて

どんな風に使われるのか

見てみたいという気はしないこともない。

 

まあ

ここでは

ごく日常の風景ではありました。

 

パリは

街も

そこにいいる貴方も私も

みんな一緒にひっくるめて

パリなんです。

 

 

 

今日のなんだこりゃ!?

f:id:kishinohakuba:20210803163056j:plain

 

なんだこりゃ?

 

 

信号機のポールなんですけどね

シャンゼリゼの。

 

そのポールの両面に貼ってあるんですよ

不思議なシールが。

 

f:id:kishinohakuba:20210803163028j:plain

 

んっと。。

 

拡大すると....

 

f:id:kishinohakuba:20210803163029j:plain

 

カワイイような

でも

顔の辺りは怖いような

笑って良いものか

どうなのか。

 

実は数日前に

この辺りから遠からぬ所の

高級宝石店の支店に

「電動キックボード」で玄関から入ってきて

2億円から3億円分の宝飾品を奪って

またキックボードで去っていった

漫画みたいな強盗騒ぎがあったのです。

 

二日後に

モンテネグロ行き長距離国際バスに乗ってるところを

休憩地点で捕まえた

という落語みたいな事件があったばかり。

 

無意識に

その事件を思い出してしまった。

 

悪者の集団みたいにも

見えるでしょ

しかも「ありがとう」だし。

 

実のところ一体全体

何が「ありがとう」なんでしょね。

 

なんだか

日本のニュース見てると

結構な数の各国関係者からの

「日本に感動」

「日本に感謝」

てな

自信のない僕ちゃんが

一生懸命自分に自信をつけようとしてる

「ニッポンスゲー」な記事がやたらに配信されてて。

 

今の状況下での五輪の強行に

有無を言わせないための洗脳記事かと

シラケてるんですが。

 

これ

関係あるんでしょうかね

フランス側の帰国した選手たちからの??

 

不思議で

気になって

「ワケわかめ」な気分にさせられる

全くもって「なんだこりゃ」

な物を見つけてしまった

今日の町歩きでした。

 

今日のニャンだこりゃ!な大発見!?

f:id:kishinohakuba:20210802110710j:plain

 

今日

偶然にも「猫カフェ」を発見。

 

f:id:kishinohakuba:20210802110711j:plain

 

話には聞いていたものの

初めて見ました。

 

しかも

日本のサブカルのパリの拠点で

「メイドカフェ」まであると聞く

バスティーユ界隈とか

サンミッシェル界隈とか

ではなく

全く何もない住宅地に

です。

 

何の変哲も無い

やや古い薄汚れた新建築の住居ビルの地上階。

 

実にネコネコしいカーテンが張り巡らされております。

 

時間的に早かったからか

開いてませんでしたが

すでに

勤務についているスタッフがいましたよ。

 

f:id:kishinohakuba:20210802110726j:plain

 

壁面のガラスと奥のカーテンの間に

ちんまりと

二匹。

 

f:id:kishinohakuba:20210802110739j:plain

 

さらにもう一匹。

 

しっかり仕事してるんですよ

びっくり。

 

慣れてるというのか

健気というべきか。。

 

ちゃんとスタッフの写真まで

張り出してあるではありませんか!

 

f:id:kishinohakuba:20210802110744j:plain

 

これによりますと

さっきの仕事中のニャンこたちは

「Sushi」ちゃんと

「Bêta」ちゃん

並びに

「Sugar」ちゃんの」ようであります。

 

店名が

『Chat Mellow Café』

それでスタッフ一覧の最初(左上)が

「Mellow」様。

 

一番の古株なんでしょうね

きっと。

 

なんか

ちょっと感動してしまいました。

 

願わくば

スタッフたちの働きやすい環境で

あります様に m( _ _)m ミャオン

今日の無人地帯

f:id:kishinohakuba:20210801150346j:plain

 

8月になりました。

 

1日の日曜日外に出て歩き始めたら

人っ子一人いない!

 

車が一台も走ってない!

 

f:id:kishinohakuba:20210801150935j:plain



 

一瞬

80年代初頭のパリにタイムスリップしたかの

錯覚を覚えた。

 

あの頃は

8月になると

一斉に住人がいなくなったものでした。

 

その後

みんなが

ヴァカンスを少しずつずらして取るようになり

町のゴーストタウン化は

それほど顕著ではなくなっていたのです。

 

しかし

コロナの色々な制限で

みんなウンザリしてたんでしょうね。

 

ワクチンの普及とともに

移動の規制は「ほぼ」なくなり

この夏のヴァカンスを待ちわびていたんでしょうね。

 

2年ぶりの人も結構いたのでは。

 

でも80年代までは

路駐の車もほぼなかったことに比べれば

まだ

パリに残ってる人もいるらしい。

 

f:id:kishinohakuba:20210801153332j:plain

 

極め付けはここ。

 

エトワールからくる大通りなのに

車がほとんどいない。

 

ほんの少し走ってるとはいうものの

これまでとは違う

パリの姿となりました。

 

「そして誰もいなくなった」

 

 

 

 

今日の休暇中

f:id:kishinohakuba:20210722171919j:plain

 

昨日が7月30日金曜日

今日は7月31日土曜日

そして明日が8月1日日曜日

ということで

この週末は

7月後半のヴァカンス族の帰宅と

8月前半のヴァカンス族の出発とが交錯する

一年でも最も全国の道路が混み合う日なのです。

 

そのどちらでもない人たちも当然多くいるわけで

7月前半に行ってきたり

8月後半に行くんだったり

あるいは

今の時期は混むから時期をずらす人たちもいる上に

今のコロナ禍でリスクは負いたくない

希少なフランス人もいるでしょうし。

 

そこで

パリの公園は

当然ながら

ヴァカンス気分がいっぱいです。

 

仲睦まじい親子さんだったり。

 

f:id:kishinohakuba:20210722162256j:plain

 

お一人様だったり。

 

あるいは。

 

f:id:kishinohakuba:20210722171545j:plain

 

子供同士だったりして

みんな其々リラックスしたます。

 

もちろん子供達は

親に連れられてきてるんですけどね。

 

日本みたいに

子供だけで外に遊びにで雨ということは

10歳以下ではありえないのです

法的に。

 

まあ

いずれにせよ

皆さんとっても平和そうで

世の中の疫病騒ぎが嘘のようです。

 

早く

本当に平和になって欲しいと

強く願いつつ...

独りで「木陰のベンチ」に座って休む

私でした。

 

直射日光は

辛いw

 

 

 

今日のバッタさん

f:id:kishinohakuba:20210729160810j:plain

 

またまた

バッタもんみっけ!

 

昨日に続いてエッフェル塔の下からの中継ですw

 

いつぞや

シャンゼリゼで

この手の「ミッキーもどき」に

ご登場願ったことが

あった様な。

 

今回またもや

エッフェル塔の下に出没しているのに

遭遇しました。

 

ただし

前回のは

尖った確か耳が垂れてた様な気がするのですが

今日のは

ちゃんとした丸い耳。

 

前回みたいに薄汚れ感がないので

新しく新調したか

別のバッタか。。

 

f:id:kishinohakuba:20210729160740j:plain

 

通りすがりの観光客と思しき家族の子供が駆け寄って

抱きつくわけです。

 

親は嬉しそうに写真を撮ります。

 

そうして

楽しそうに会話して

「さよなら」しかかると

「イヤイヤお待ちなすって」

「いくらなんでもびた一文出しもせず??」

とかなんとか言われて

親は苦笑いしながら

小銭を渡しているのでございます。

 

ううむ。

 

子供が喜んでればよしとするか

バッタもんだからとデータを消去して

拒否るか

ちと難しいところです。

 

第一

そんな

わざわざ着ぐるみまで着て

タダで写真撮らせてくれるなんて酔狂な変人など

いませんって。

 

ねっ

皆の衆!?

 

現場からは以上です。

今日の鉄の貴婦人

f:id:kishinohakuba:20210729160024j:plain

 

「鉄の貴婦人」

これ

エッフェル塔の愛称です。

 

と言うより

尊称といった方が近いかもしれません。

 

何しろ1889年ですよ

生れたのが。

 

東京タワーですら

69年も後なんですから。

 

ましてや

スカイツリーなど

地震国ならではの問題云々は置いて

時代的に技術的には出来てあたりまえ。

 

今日7月29日は

青空で

でも

薄雲がお日様を隠すとヒンヤリと

うってつけの「ぶらり日和」でしたので

エッフェル塔の周りは人だらけでした。

 

f:id:kishinohakuba:20210729155659j:plain

 

真下の「シャン・ド・マルス公園」は

多くの人たちが

太陽の恵みを満喫中。

 

数日前から

1年以上の休館が解けて

登れるようになったこともあり

展望台にはそれなりに

下から見てもわかるほどの見物客がおりました。

 

f:id:kishinohakuba:20210729155756j:plain

 

ただ

完全予約制で

しかも

ワクチン証明か

直前のPCR陰性証明がないと入れないので

真下の敷地は

防弾ガラスの塀で取り囲んであって

その入り口には

全く行列はなく

時折やってくる予約客は

証明書を見せてそのまま

真下の敷地に入っていました。

 

フランス全国で

公共の施設や

娯楽施設

劇場や美術館や大型モール

及びレストランは

ワクチン証明書の提示が8月9日から

義務付けられます。

 

ワクチンの接種穂自由を主張する人々が

証明書義務付け法案(すでに可決済み)に

憲法裁判所の判断を求めているのですが

ワクチンは打ちたくない

でも

レジャー施設には行かせろ

ちょっとおかしいんじゃなかろうか

と思う次第であります。

 

打たなくていいから

出てきて他人にも移すな

だと思うのですが。。。

 

今日のはてなマーク

f:id:kishinohakuba:20210726162554j:plain

 

しょっ中渡る橋を渡っていて

何とも不思議せんばんな物に

出っくわしてしまいました。

 

多分100年弱しか経ってない鉄の橋なので

石造りではない橋の歩道部分の

ど真ん中に

おそらくプラスティック製の

黄色い短い柱様のものが突っ立っていました。

 

今日の今まで気がつかなかった。

 

まず何が不思議かというと

「危険」と書いてあるのはわかるのですが

この黄色い柱(?)にぶつかると危ないので

気を付けるように言ってるのか

舗装が剥がれていて

危ないから危険と書いた柱を立てたのか

よくわからない。

 

だって

橋の歩道部分の舗装を引っぺがすなんて

道路工事みたいなことは

普通しないでしょ。

 

何かで必要なのかもしれませんが

草は生えてるし

何よりもっと不思議なことに

その周りに

何やら綺麗な図案が描いてある。

 

それが一番不思議。

 

穴ぼこ(というほどでもないけれど)があって

誰かがそれを利用して

ストリート・アートに仕上げたのか。

 

でもそれなら

変な柱は

誰かが後から立てたのか....

 

考えれば考えるほど

頭の中は

はてなマークが踊りまわってくるのです。

 

それにしても

一体何時からあるのかもよくわからない。

 

草の生え方から言えば

昨日今日ではない感じです。

 

でも

今まで気づかなかった。

 

わあ

誰か教えてくでー。

 

 

今日の緑化の成果

f:id:kishinohakuba:20210727175124j:plain

 

緑化と言っても

植樹しましょう

ではありません。

 

クリーン化のことです。

 

フランスは結構脱炭素化に積極的な面がありまして

太陽光電池を屋根の上に貼るのを

南仏では相当前からやっていました。

 

風力発電の風車も

結構早い時期からうじゃうじゃ立ち並んで

昔は旅行先でよく写真撮ったりしたものでした。

 

特にパリの市政は社会党政権で

しかも緑の党と連立していることもあり

環境問題に敏感で

車の締め出しにものすごく積極的に取り組んでおり

一部の市民からは不満続出で

半年前の選挙では負けるだろうと言われてもいたのに

コロナ対策で市長が先頭にたって目立ったので

結局再選されてしまった。

 

そんなことは余談ですが

近くの市バスのターミナルで

改めてよく見たら

なんと大半のバスがグリーン化されておりました。

 

巻頭の写真は

以前から見慣れている「ハイブリッド車」

の印ですが

さらに。

 

f:id:kishinohakuba:20210727174907j:plain

 

「100%天然ガス車」と謳ってたり。

 

f:id:kishinohakuba:20210727174932j:plain

 

これに至っては

「100%電動車」

と書いてある。

 

30年ほど前から

モンマルトルの丘の細く曲がりくねった道の為に

十人乗りくらいの電気バスが走っていたのですが

まさか大型バスまで

電気自動車になっていたとは。

 

f:id:kishinohakuba:20210727175003j:plain

 

もはや

「ハイブリッド車」のバスなんて

古いのかもしれません。

 

それにしても

2両連結型のバスの多いこと。

 

これも

車線をどんどん減らし

逆にバス・レーンと自転車レーンを

どんどん拡張して

マイカー利用を積極的に減らすための作戦です。

 

とほほ。

 

 

 

今日の出航準備

f:id:kishinohakuba:20210719164231j:plain

 

以前にも

河船のクルーズのことを書いた気がします。

 

観光でよく話題になる

1時間のセーヌ河の観光船のことではなく

ホテルなみの設備で客室を備え

ダイニングルームやバーも豪華な

何泊もしながら河を下る

(もちろん遡るのもあります)

クルーズ船のことです。

 

パリには3箇所ピアー(出航桟橋)があって

時々渡る橋のすぐ横もそうなんですが

コロナ禍での各種規制のため1年ほど全く機能しておらず

接岸している船も

全室窓にカーテンを引いたまま

ただ何ヶ月も停泊してるだけだったのですが。

 

今日

見慣れぬ船が停泊しており

数人の船員さんが

デッキにベンチやソファーを並べて

作業してているではありませんか。

 

出航再開に向けての準備ですよね。

 

おお

と思って舷側の見える側に回ってみたら。

 

f:id:kishinohakuba:20210726162826j:plain

 

すでに乗船している船客が二人も

テラスで読書中!

 

この手の船は

出航日の数日前から乗船を受け付けて

ホテル代わりにしながら

パリの観光したりできるのです。

 

別々の部屋でそれそぞれ男性が

観光なんか行くより

のんびり雑誌でも読んで川風にあたる方が

好みらしいです。

 

ちなみに

わかりにくいですが

船の向こう側は

セーヌの中に人口に造られた中洲の遊歩道です。

 

レンズが望遠なので

距離感がなく

船の真横が並木みたいに見えますが

数十メートルの距離があります。

 

f:id:kishinohakuba:20210719173345j:plain

 

ぐるっと歩き回って

1時間半くらい後にまた戻ってきたら

同じ型の船が

さらにもう一艘

並んで接岸しておりました。

 

いよいよ

観光シーズンが動きだす!?

 

今日のアトリエ

f:id:kishinohakuba:20210625162325j:plain

 

この1年半

とにかく歩き回って

限られた時間と体力との間で

退屈しないように

通った事のない地域や通りを

なるべく積極的に歩いてみる事にしてるんです。

 

そしたら

明らかに

「画家のアトリエ」用の建物を

見つけてしまいました。

 

しかも二軒も。

 

この写真の建物は

回数はそれほどないものの

二階と屋根裏の四階の部分の窓の大きさは

明らかに

アトリエ用です。

 

実は

パリ市内には

市が所有する画家用のアトリエ兼アパルトマンが

8000戸くらいあるという話でした。

 

ずっと前に知った数字なので

もしかしたら

今ではもっと増えてるかもしれません。

 

広く天井が高くて大きな窓を持つ

リヴィング兼アトリエと

寝室一つとか二つとか

いろいろなタイプがあって

重要な展覧会に何度か入選実績があれば

申し込めるらしいのです。

 

一般的なお家賃の1/3くらいの値段で入居でき

本人が亡くなっても

奥様はそのまま住み続けられるとか。

 

広く天井が高いリヴィング兼アトリエの一部は

メザニーン(ロフト)になっていて

子供用の寝室に使えたり。

 

f:id:kishinohakuba:20210714161310j:plain

 

普通は

画家が多くたむろして物価の安い地区

例えばモンマルトルとかモンパルナスなど

あるいは

再開発で新建築のアパートビルが多く建てられてる地区に

多いのですが

この2軒は閑静な住宅街の一角。

 

意外な発見でした。

 

二軒目は二階から四階まで

ほぼ同じ造りの様です。

 

ちなみに

入居条件は入選実績だけの様で

国籍などは無関係だと聞きました。

 

さすがというべきでしょう

パリのやることは

やはり違います。

 

今日の自由

f:id:kishinohakuba:20210724151804j:plain

 

午後

日課の散歩に出ようとしたら

「〇〇はデモのスタート地点らしいから

行かない方がいいよ」

との忠告がありました。

 

そんなことを聞いたら

行くに決まってますでしょ笑笑

 

当然そっちに向かったら

広場に向かう通りがどれも

車が入れないようにお巡りさんが立ってた。

 

いよいよ近づくとこの写真のごとき有様で

警察車両が左右に2台で警備中で

自転車の人が

通っていいか聞いてる。

 

そんなこと聞くなんて観光客に違いない。

 

こっちの連中は

自転車なら

当然そのまま進んで行きますから。

 

f:id:kishinohakuba:20210724152644j:plain

 

広場の中は

女性リーダーがアジ演説で

「フランス人に自由を!」

とか叫んで盛り上がったところで

野党議員と思しき人の演説が始まった。

 

f:id:kishinohakuba:20210724152031j:plain

 

演壇から離れると結構空間があって

スタスタ歩いて通り過ぎようとしてる人もいれば...

 

f:id:kishinohakuba:20210724152013j:plain

 

古代ローマと戦ったガリア人の兜かぶって

これから始まるであろうデモのお祭り騒ぎを

明らかに楽しみにやってきたおばさまもいらっしゃる。

 

f:id:kishinohakuba:20210724152248j:plain

 

シェア・サイクルで通りかかったはいいが

漕ぎ続ける勇気がなくなって

降りて歩いてる女性もいる。

 

f:id:kishinohakuba:20210724152131j:plain

 

「お巡りさんたちは 私たちと 一緒よね」

と手書きのプラカ持った二人組が

インタヴュー受けてたり。

 

f:id:kishinohakuba:20210724152452j:plain

 

半円形の広場の一番外側にはカフェが並んでいて

店内のテラス席と

歩道のテラス席との間の狭い空間を

一般人と機動隊員とが

窮屈そうに歩いてる。

 

f:id:kishinohakuba:20210724152504j:plain

 

テラスの人々は

真横で集会が行われてることに全く無関心で

楽しんでる光景があって

極めてシュールな空間でした。

 

ちなみに

「医療従事者にワクチン接種を義務化」

「映画館・ディスコ・モール・美術館などの入場に

ワクチン・パスポートの義務化」

に反対するデモ集会でした。

 

要するに

接種は個人の自由で義務化は人権違反!

ワクチンパスポートないと

それらの場所に入れないのは人間の平等違反

というわけらしいです。

 

夜のニュースで

全国で16万人集まり

パリ(つまりここ)で1万1千人

だったそうな。

 

ワクチン打ちたくない自由は認めるから

他人から移されたくない人の自由も認めて

君たちは外を出歩くな!

と言いたい私です。

 

今日のヘソ

f:id:kishinohakuba:20210719183837j:plain

 

橋を渡っていたところ

てけてけ

タムタムの音が響いてきました。

 

なにやら

物憂げなリズムで。

 

近寄って行ったら

千夜一夜のシエラザード

みたいな衣装のお姉さまと

タムタム叩いているおっちゃんと

ハンディな撮影機器持ってるおっちゃんと。

 

はあ

またユーチューバーですか。

 

f:id:kishinohakuba:20210719183827j:plain

 

いわゆる「Belly Danse 」ですね

 

ヘソ・ダンスは

観光的なショーで

アラブ諸国に行っても

それ用のレストランみたいなところでしか

見ることはないですけど

こんなところで。。

 

f:id:kishinohakuba:20210719183851j:plain

 

ここの

(フランス)共和国のシンボルの『マリアンヌ』は

あたかもジャンヌ・ダルクよろしく

鎧甲冑に身を固め

波打つ剣を突き出して突進する

なにやら勇ましい騎馬像で

観光客がよく写真を撮ってます。

 

背後にエッフェル塔も撮せるし。

 

騎馬像の周りで

あれこれやってたカメラさんが

位置について

撮影を始めようとしています

 

自撮りユーチーバーではなく

ちゃんとカメラさんもついてるってことは

知る人ぞ知る

売れっ子かもしれませんが

知る人以外

知らない人は

誰も知らないのが

SNSの世界。

 

まあ

自己満足の行為は

ブログもそうかもしれません。。。

 

 

今日の暑気払い

f:id:kishinohakuba:20210722162024j:plain

 

今日は暑かった!

 

こんな日に散歩するなんて

それこそ

正気の沙汰ではない

と。

 

でも

勇気を奮い起こして出かけてみました。

 

公園に行ってみると

向こうの方から何やら煙のようなものが見える。

 

埃が舞ってるのかな

と思いながら近づいてみたら

ミスト噴霧器でした!

 

長らく住んでて

ここにこんなものがあるなんて

全く知りませんでしたよ。

 

f:id:kishinohakuba:20210722162029j:plain

 

子供達の嬉しそうなことと言ったら。

 

もちろん

そんなものに興味も示さず

自転車こいでる子や

ジャングルジムに登ってる子も結構いるんです。

 

でも

みんな知らないのかも

こんなものがここにあるなんて事を。

 

f:id:kishinohakuba:20210722162119j:plain

 

 

そのまま行き過ぎようとしたら

何と

少し離れた場所から

別の噴霧が始まったではありませんか。

 

振り返ると

今まで黙々と霧吹してた噴霧器クンは

止まってる。

 

つまり

複数の場所から

数分ごとに場所を変えながら

霧を噴き出すように

仕掛けられているらしい。

 

へー

やるなあパリ市も。

 

f:id:kishinohakuba:20210722162140j:plain

 

コンクリートのパネルを敷き詰めたような

新しい公園では

暑い季節に

足元から水を噴き上げる仕掛けが

碁盤の目のように仕掛けられてるところがあったりする。

 

でも

木々と

芝生と

花壇と

ベンチと

遊具を集めた一角が何箇所か

という自然な環境の公園に

この仕掛けは

非常に良いと思いました。

 

パリ市の行政は

車道を潰して

バスレーンと自転車道ばかりを増やし続けて

頭にきてたんですが

これは

Bon Travail ! ボン・トラァイユ。

 

英語のグッジョブですが

英語は使いたくない(大笑