緑化と言っても
植樹しましょう
ではありません。
クリーン化のことです。
フランスは結構脱炭素化に積極的な面がありまして
太陽光電池を屋根の上に貼るのを
南仏では相当前からやっていました。
風力発電の風車も
結構早い時期からうじゃうじゃ立ち並んで
昔は旅行先でよく写真撮ったりしたものでした。
特にパリの市政は社会党政権で
しかも緑の党と連立していることもあり
環境問題に敏感で
車の締め出しにものすごく積極的に取り組んでおり
一部の市民からは不満続出で
半年前の選挙では負けるだろうと言われてもいたのに
コロナ対策で市長が先頭にたって目立ったので
結局再選されてしまった。
そんなことは余談ですが
近くの市バスのターミナルで
改めてよく見たら
なんと大半のバスがグリーン化されておりました。
巻頭の写真は
以前から見慣れている「ハイブリッド車」
の印ですが
さらに。
「100%天然ガス車」と謳ってたり。
これに至っては
「100%電動車」
と書いてある。
30年ほど前から
モンマルトルの丘の細く曲がりくねった道の為に
十人乗りくらいの電気バスが走っていたのですが
まさか大型バスまで
電気自動車になっていたとは。
もはや
「ハイブリッド車」のバスなんて
古いのかもしれません。
それにしても
2両連結型のバスの多いこと。
これも
車線をどんどん減らし
逆にバス・レーンと自転車レーンを
どんどん拡張して
マイカー利用を積極的に減らすための作戦です。
とほほ。