今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の大人の正統派

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このウインドーに

魅せられました。

 

右のマネキンです

特に。

 

今や男性でもあまり見かけなくなった

ダブルの正統派のジャケットは

グレンチェック。

 

ソー ブリティッシュ!

 

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それより見所は

ズボンなんです

(どうしてもパンツという言い方はできないw)

 

なんと

ジーンなんですよ。

 

しかも

ブルー・ジーンじゃなくて

ジャケットに揃えてグレーのジーン。

 

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アップで見ると

しっかりジーンズの感触が伝ってきます。

 

しかも質の良い生地。

 

極めて伝統的な

ウールのWフロントでグレン・チェックという正当性に

ジーンの下を合わせる。

 

しかし

Gパンではありません

ちゃんとしたズボンです

生地がジーンというだけで。

 

いいですねえ

大人ですねえ。

 

最近は

ジャンク・ファッションの横行で

上品な香りが絶滅危惧種のような扱いになってる。

 

もちろん

ジャンク・ファッションも好きですけどね。

 

でも

このクラシカルで遊び心満点のコーディネートは

大人ならではの特権でしょうよ。

 

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裾は

しっかりと広い今風です。

 

シクスティーズ

セヴンティーズ

「パンタロン」ほど極端ではないけれど

「ラッパズボン」ぢゃないですか!

 

敢えて

「フレアー・ボトム」なんて言いませんよ

あたしゃ。

 

善き哉

善き哉。

 

全く

大人の特権ですよ

ええ。

 

 

今日の一攫千金

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いたよ

いましたよ

路上のイカサマ賭博の胴元。

 

以前は

モンマルトル周辺とか

観光客がうじゃうじゃ居て

かつ

ガラの良くない地区に居たんですけどね

何組も。

 

50ユーロ紙幣を細かく折りたたんで

伏せた三つのアルミコップの一つの下に入れ

その三つのコップを

四、五回

素早くあっちゃこっちゃ並び方を入れ替えて

さあ

お宝はどこだ!?

 

そうすると

誰かが50ユーロ渡して

右とか左とか真ん中とか

いうわけ。

 

胴元は

言われたカップを開けて

おお

おめでとう

あんたの勝ち

とか言って

カップの中のお札と

かけた人が渡したお札をよこすのです。

 

つまり当たれば

倍返し

ならぬ「倍になる」ってわけで

当たったお客は大騒ぎ。

 

さあ

次は誰がやってみる

とか言われて

見てた観光客が

じゃあ

あたしが

とか。

 

外れて

きゃあ

とか大騒ぎ。

 

渡したお金は

当然ボッシュート。

 

もう一回

もう一回。

 

もうお分かりでしょうが

最初に当てたやつは

サクラです。

 

でね

そばで見てると

サクラが当てるときは

なんとなくわかるんだな

これが。

 

それで

これなら当てられそうだ

つられてやるやつが出てくるわけです。

 

二、三回で諦めるけど

それほど深刻な空気にはならないんですよ

周りの人だかりが

囃し立てるから。

 

善意の第三者ってやつは

残酷です。

 

ここはエッフェル塔すぐそばの

セーヌの岸辺の遊歩道。

 

フランスが大半ですが

多少のヨーロッパ人も混じって

観光客は結構たくさん戻ってるから

絶好の場所

なんだろうけど

ここ

パリ7区という

高級な住宅地でもあるんだよなあ。

 

おまわりさんも

沢山パトロールしてるから

結構やばいよ。

 

良い子は真似をしてはいけません

どちらの立場ででも。

 

 

今日の な.な..な...

 

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パリは「ストリート・アート」に溢れております。

 

その道では世界的な巨匠の作品もあれば

なんじゃこりゃああ

たくさんありまして

玉石混交。

 

もちろん

玉より石

しかも小石というか

砂利みたいな

ただの落書き以下というのが

数値的には主流を占めているわけですが

時には

単に否定するだけでもないんじゃないか

でも

やっぱりなんじゃこりゃ

なものにも出っくわすことがあるわけです。

 

この道路標識

いや

元道路標識らしき物。

 

一体

どう理解すれば良いのかさっぱりわからない

けれど

なんか

笑ってしまうじゃありませんか?

 

変文字を連ねた落書きが多いですが

読めなくても

何か

訴えてるわけですよね

書いた側からすれば。

 

でもこれは

第一

誰か一人の「作品」というわけで澪なさそうで

時間と人手の積み重ねの結果

なんでしょうかねえ。。

 

共同作業(笑

 

いつぞや

既にご紹介した

下のようなのは

時々見かけるんですけれど

それは「アート」だと理解できるわけで

ここまで「アナーキー」なのは

初めて見た。

 

なんだかわかりませんが

お疲れさん。

 

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今日の秘密会議

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井戸端会議ならぬ

川中会議の

怪しいボート発見。

 

並走してたのに

徐行しながら近寄り

顔をくっつける様にして止まったと思ったら

そのまんま

動きません。

 

このボート

パリの水上警察のゾディアック(軍用高速ゴムボート)

なんですけどね。

 

何してるんだろ。

 

どう見ても

ヒソヒソ

ひそひそ

内証話に興じてる様に

見えませんか?

 

一心不乱に。

 

橋の上からずっと見てたんですけど

埒があかないので(何にだ!?)

立ち去りました。

 

その後

半時間ほどで引き返してきたら

この二艘

先ほどと全く同じ様な位置で

同じ体制。

 

ゆく川の流れは絶えずして

しかも

元の水にあらず

泡沫(うたかた)で同じところには止まらない

諸行無常のもののはず。

 

同じ位置に船が留まり続けることは

結構難しいのではありますまいか。

 

錨を下ろしているわけでもなく

エンジンを低速でかけているんでしょうね

微調整を繰り返すために。

 

さすがは

水上機動警察だけあって

操船技術は確かなものと見た!

 

お役目ご苦労様です。

 

 

 

今日のビジネス

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なんか

巨大なぬいぐるみがあるゾ

近づいてみました。

 

こんなバカでかいぬいぐるみを

わざわざ持ち歩いて

なんでエッフェル塔の見えるところまで来たんだろ?

 

ところがですよ

これ

着ぐるみでした。

 

そしてなんと

観光客と一緒に写真撮って

小銭を稼ぐ

恐るべき珍商売!

 

このクマさん

動くんですよ

着ぐるみですからね

当然。

 

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うつむいてる。

 

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上向いてる!

 

ねっ

立ち位置も手の角度も

びみょーに違う。

 

そして

この短パンのお兄さんが

店主ですw

 

こんなんで

商売になるんかね

と思ったら

最初の写真をご覧くださいまし。

 

ちゃんと

お客がつきました。

 

紺色のフードかぶったおばちゃまが

クマさんに肩を抱かれて

恥ずかしそうに

ポーズとってます

クマさんの腕が短すぎて実際には抱けてないけど笑。

 

白いフードのジャージは

娘さんかなにかのようで

写ってませんがその隣の家族の一員が

カメラを構えておりました。

 

いやあ

面白い商売考えついたもんだわい。

 

長く住んでますが

こんなの初めて見た。

 

最初

今はやりの

自撮りのユーチューバーかと思った

私でした。

 

 

 

今日の危険な香り

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近所にあった一軒の鉢物の観葉植物専門の花屋さんで

おそらくコロナのせいで半年位前に廃業(撤退?)

してしまった店があるのです。

 

広い通りから狭い通りに斜めに入れる角の地面が

三角形の結構な広さの空間で

そこに棚をいくつも置いて

商品の鉢植え展示場みたいに使っていたので

その空間にあった二つのベンチは

いつも誰か座ってた

みたいな。

 

面白い鉢物が多くて

なくなって残念なのは置いておいて

店舗の新しい借り手がつかず

前面ガラス張りの外壁に

中の様子がわからないように

内側に専用のすぐ剥がせる白ペンキを

刷毛の跡も生々しくべた塗りしてあったのですが、

その壁に今日

誰かがポスターを全体に張りまくっていました。

 

薄く溶いた水糊をモップで塗りたくって

シワも伸ばさず貼り付けて

上からまた糊のモップで塗りたくる

いう

地下鉄構内のポスター貼りのやり方そっくりに

やってた。

 

1時間ほど後でまた通りかかったら

貼り終わってた

のはいいけれど

よく見たらこれがまた

危険な香りがプンプン。

 

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「予想(能力)のレベルアップ」

「賭」

という怪しげな文字の下には

目を「ドル記号」で爛々とさせた

気色悪く笑うおっちゃんのイラスト。

 

その下に

「君 お金を楽に儲けたい?」

「それなら僕らのチームがお手伝いできるよ」

 

と書かれております。

 

うぅ〜む

これって

デイトレーダーとか

「FX」へのお誘い

とかなんだろうか。。。

 

いかにも

真っ当ではない香りがプンプンする。

 

気をつけよう

甘い言葉と

暗い道。

 

 

 

今日の公演

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歩きながら無意識に見えた

駐車している車列の間に

風船で作ったでかいピエロの後ろ姿が。

 

と見直したら

駐車してる車自体が「まっ黄っ黄」じゃないですか。

 

しかも

見慣れた笑顔のピエロが書いてある。

 

こりゃもう

誰が見てもサーカスに違いない。

 

で車をよく見直したら

「お子様向け公演」

と書いてあります。

 

辻公園の外側の車列なので

気になって公園に入ってみましたよ

当然。

 

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そしたらありました

小さいテントが。

 

サーカスのテントみたいですが

この大きさでは

サーカスは無理だ。

 

ピエロなどの

面白可笑しい笑劇なんだろうなあ。

 

そして

「毎日17時開演」と

大書してあります。

 

そしてそして。。

 

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わかりにくいですが

右端は

行列なんです。

 

まだ16時ちょい前なのに

すでに15組ほどの親子連れが

並んでる!

 

日本と違って(ごめんなさい)

当地では

あまり早くから並んだりはしないんですよね

普通は。

 

しかも

子供連れだと辛抱強く並んでくれないだろうし。

 

おそらく15分前くらいにしか

入場開始にはならないだろうに。

 

まだヴァカンスに行ってない家族にとって

幼稚園や学校がない今の時期に

子供たちをいかにして過ごさせるか

親たちは一生懸命なのです。

 

ありがたいだろうなあ

こんな催物があって。

 

商売と

住民と

ウインウインですねこれは。

 

でも

どんな出し物なのか気になります。

 

改めて車を見たら

「おいもピエロ」と「ピクルスぴえろ」登場

とありましたw

 

楽しそう。

 

 

 

今日の饗宴

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7月14日でした。

 

スランスの祝祭日の中で

唯一

「国の祭日」と名付けられている

『 Fête Nationale 14 Juillet』

(国の祭日7月14日)

という日です。

 

つまり革命記念日で

日本では「パリ祭」という

戦前の映画の邦題で呼ばれます。

 

「民衆が」立ち上がって

特権階級の支配を倒したのです。

 

民衆だけでなく

特権階級だった貴族の中にも

民衆を啓蒙して

共に立ち上がったリベラルな思想の持ち主が

多くいました。

 

この日は

ここ10年ほど

夜になると

エッフェル塔の下の特設ステージで

国営放送ラジオ・フランスが主宰する

仏国立管弦楽団と

ラジオ・フランス管弦楽団との共演で

特別コンサートが行われます。

 

今年は

ベルリオーズ

ビゼー

モーツアルト

チャイコフスキー

オスカー・ピーターソン「自由の参加」

ジョセフィン・ベーカー「パリ パリ パリ」

プーランク

ラヴェル

など19曲が

ソロ歌手のアリアも交えて演奏されました。

 

その後

恒例の花火大会が

35分間ほど。

 

今年は

花火が終わった直後に

エッフェル塔第二展望台で

チェロ一台の演奏で

ふた組のバレーダンサーが

数分間のバレーを披露してくれました。

 

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写真 フランステレビジョン2

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写真 同

 

この日が過ぎると

全フランスが

完全にヴァカンスモードに

突入してしまいます。

 

7月になるとすぐ

第一陣がすでに出発するのですが

やはり

この日まで待って

7月後半に出る人たちが一番多いようです。

 

今年は

ワクチン接種の証明があれば移動できるので

去年と違って

すでにパリはかなり静かになっています。

 

私は

コロナ禍で余裕がないですが

あっても

怖くて人ごみの中に出て行くのは

今の所ごめんです。

今日の禅問答

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一頃やたらに落書きが蔓延った時代がありました。

 

もともと

公衆電話(最近見なくまりましたが)のコードを

引きちぎったり

無意味な乱暴狼藉破壊行為を

社会に対して行うことが横行したことを指して

ヴァンダリスム

と言います。

 

古代ローマ領内になだれ込んできた

蛮族ゲルマン人たちの中で

通り過ぎるルート上にあった町や村を破壊し尽くし

住民たちを皆殺しにして

金目のものを根こそぎ奪い去って行く

もっとももっとも冷酷で乱暴で野蛮な種族が

ヴァンダル族

だったためにこんな言葉が生まれて

21世紀まで仏語や英語その他欧州の言語に

共通語として残っています。

 

そのような公共物破壊行為の中で

酷い落書きを

グラフィティとか言うようですが

最近は

ストリートアートとして

国際的認知を受けてるものも出現してるし

中には

後で消しやすいように

壁に直に書くのではなく紙に書いたものを貼り付ける

という

なんだか優等生的破壊者が多数出現して

今のトレンドになってる側面もある。

 

そんな

書いて貼り付けたグラフィティが

散歩中の私に

いきなり哲学論争をふっかけてきた。

 

「あなたの時間を

狂ったキノコに費やす無駄を

やめなさい」

 

むむ。

 

わかるような...

でも

キノコって

いまいち何を言ってるのか特定しにくい。

 

何だか

いいことを言ってる気はするが。

 

悩ましい。

 

 

 

 

今日の花園

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サン・ジェルマン・デ・プレの一角の

お踊りを歩いていたら

反対側に

お花畑を発見。

 

というか

カフェやレストランに

日よけテントの上に山ほど増加を乗せて

下に垂らすのが

本当にパリでトレンドに

なってるんだろかしらん?

 

これで

4軒目。

 

それより

籐の鳥かごみたいな椅子が

上からぶら下げてあるのが

なんとも。

 

しかも一つじゃないし。

 

リゾートの

海岸のカフェでたまに見かけますが

まさか

パリで

車がひっきりなしに通る大通りに向かって

こんなのがあるなんて

笑顔になっちゃうじゃありませぬか。

 

7月だし

ヴァカンスの時期だし

出かけられない人でも

ほんのいっときの浮世離れした気分で

アペリティフを舐めながら過ごす権利は

あるというもの。

 

いいねえ。

 

吊ってはなかったけれど

体を包み込むような

大きな籐椅子といえば

「エマニュエル」を思い出す私は

古いんでしょうか?

 

まあ何にせよ

溢れるお花が

黄色でまとめてあるのが良い!

 

ちなみに

テントの下に沢山あるお花は

生花のようです。。。

 

うんうん

そうじゃなくっちゃね。

 

 

今日の宅配のお兄さん

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ここ1年で

食事の宅配が

世界中のトレンドになったようです。

 

当地でも

アマゾンやらなんやらで

ネット購入は結構日常的になっていましたが。

 

昨年来の外出規制

店舗の営業禁止などの網をかいくぐって

あらかじめホームページで注文しておいて

店頭に行け取りに来る

と言うスタイルが始まり

さらに

自分で取りに来なくても

お届けいたしましょう

と言うのが定番になったようです。

 

食事も含めて。

 

「出前」といえば

日本独自の便利な伝統だと思っていたら

いつの間にやら

パリジャンたちも

出前を謳歌し始めてしまった。

 

個人契約らしいお兄さんたちが複数

自転車で特定の店の前で注文がくるのを

待ってる光景も

珍しくなくなったようです。

 

一件ずつ配達してたのが

今や

近い配達先をまとめたり

大口注文に対応できるように

結構な数のデリバーを行える「特殊車両」が

登場してるようです。

 

それで

この写真ですが

宅配用三輪自転車が二台。

 

一台は後ろこぎ

もう一台は前こぎ

が一箇所に集まってる珍しい場面に出っくわしました。

 

一人が建物の中に商品を届けに行ってて

相棒が外で待ってる

という風情。

 

UberEat の人ではないようです。

 

宅配専門のお店の前での「待ち」ではなく

配達途中

と言うのが

めったにないタイミングかな

思った次第であります。

 

ちなみに

後ろこぎで押す方は

舵輪が後輪の一輪で

非常に曲がりやすいのですよ

 

その代わり

前方に注意深く運転する必要がありますけどね。

 

まあ

車道と歩道が分離していて

前方の小さな子供が見えなかった

と言うリスクは

パリでは幸いにありません。



今日の海賊たち

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いつもの公園での一コマ。

 

ちっちゃな海賊達が

ワチャワチャ群れておりました。

 

ちゃんと

眼帯してるお嬢ちゃん船長さんまでいるし。

 

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少し離れた所で

なにやらゲームやってたかと思ったら

どやどやと

一か所に集まって来た。

 

託児所みたいなところで

お天気の良い日に

お出かけして

公園で遊ぶのとも

ちょっと雰囲気違ってる。

 

誰かのお誕生日会

でもなさそう。

 

どうやら

「ひよこクラブ」じゃないですが

幼い子供達を預かって遊ばせてくれる

サークルか何かのようです。

 

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おそらくおやつを置いてあるテーブルの前で

遊ばせる係りの人であろう

黒ずくめの大人が二人いました。

 

それにしても

この海賊の帽子かぶってるところ

可愛いですよねえ。

 

この写真では分かりにくいですが

風船の下の

一列の

海賊のイラストの三角旗が

これまた可愛いのです。

(画像をクリックすると拡大します)

 

みんな

楽しそうでした。

 

今日の交通安全教室

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近くの公園は扇型をしていて

その真ん中に

舗装した部分があります。

 

昔は車が通ったんでしょうが

今は車はシャットアウト。

 

その路面に

自動車教習所のコースみたいなのが

出現してました。

 

中央線も点線でしっかり引かれており

一通に曲がるブルーの矢印や

進入禁止のマークまで

書いてある正確さ。

 

こりゃあ

子供達は面白がるだろうなあ。

 

早速

教習中の家族がいました。

 

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一周した坊やに

パパが講評中で

ママがそれを確認中

みたいに見えますね。

 

子供は熱心に聞いてる。

 

別の子供が

それを反対側から熱心に見てる姿も

何か

可愛らしい。

 

ちなみに

このコースの隣には

「ケンケンぱっ」用の枠取りも

書いてあります。

 

いいな

こんなの。

 

 

今日の麗人

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とある画廊街を歩いておりました。

 

居並ぶ画廊の中に一軒

改装中だか

新装中だか

屋号も塗りつぶしてあって

張り紙も何もなく

中が薄暗い一軒がありました。

 

なのに

チラッと見えた内部が

なんと

黄色と緑だけに塗りつぶされていて。

 

なんだなんだと

ガラス壁に鼻面くっつけて覗いてみれば

奥の壁の前に

各色てんこ盛りで塗り分けられたご婦人が

一人侘しく座り込んでいらっしゃるではありませんか。

 

騙し絵ではありません

ちゃんと三次元の彫像のようです。

 

照明もなく

外からの光で微かに見える。

 

でも。

 

その画廊

内部は四角い一部屋で

家具も

装飾品も

デスクも

何もなく

 

ただこの麗人が独り静謐の中で

横ずわりで

物思いにふけっていらっしゃる。

 

手がかりは何もなし。

 

誰の

なんという作品なのか

準備中なのか

これからもっと展示作品を増やして並べるのか

閉店引越し中で

彼女独りだけまだ運ばれていないのか

何ぁ〜んにもわかりません。

 

でも

すごーくきになる。

 

 

今日の「私は誰?」

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どひゃああ

わっ

わたしは誰

ここはどこ。。。。

 

な状況が

自分自身に降りかかってきた!

 

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気を取り直して

周りを見渡せば

いつもの

トロカデロのシャイヨー宮の下の公園。

 

しょっちゅう通りかかってるはずなのに

なんじゃこりゃ

まるで

矢倉太鼓のお囃子でも聞こえてきそうな。

 

普段来ない

別の区画なんで

知らなかった。。

 

水族館があるところ。

 

地下式の水族館の入り口前に

にわかに

大漁旗と模擬店の

世にも恐ろしげな光景が!?

 

水族館の併設のレストランが

和食の店だったらしい。

 

近年

フランスやイギリスで

美術館や博物館のレストランが和食というのが

ある種のレンドだったことを

やっと思い出した。

 

ほぼ一年近く閉館で商売できなかった反動か

解禁で

一気に弾けたと見た!

 

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街中のレストランのように

歩道にテラス席を増設して

ではなく

公園の中という地の利を生かして

模擬店村祭り形式にしてしまったようです。

 

午後も遅い時間で

中で食べてるお客は数えるほどでしたが。

 

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変異株でまた少し感染者が増える傾向のある国もある

とはいうものの

EUとイギリスはほぼ旅行が自由になりかかってる現状で

今後は

大賑わいになると

予想されます。

 

でも

出てるメニューを見る限り

たけーよ!

 

天丼もラーメンも15ユーロ

タイの握り2貫で5ユーロ(650円)!!

 

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