今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の宅配のお兄さん

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ここ1年で

食事の宅配が

世界中のトレンドになったようです。

 

当地でも

アマゾンやらなんやらで

ネット購入は結構日常的になっていましたが。

 

昨年来の外出規制

店舗の営業禁止などの網をかいくぐって

あらかじめホームページで注文しておいて

店頭に行け取りに来る

と言うスタイルが始まり

さらに

自分で取りに来なくても

お届けいたしましょう

と言うのが定番になったようです。

 

食事も含めて。

 

「出前」といえば

日本独自の便利な伝統だと思っていたら

いつの間にやら

パリジャンたちも

出前を謳歌し始めてしまった。

 

個人契約らしいお兄さんたちが複数

自転車で特定の店の前で注文がくるのを

待ってる光景も

珍しくなくなったようです。

 

一件ずつ配達してたのが

今や

近い配達先をまとめたり

大口注文に対応できるように

結構な数のデリバーを行える「特殊車両」が

登場してるようです。

 

それで

この写真ですが

宅配用三輪自転車が二台。

 

一台は後ろこぎ

もう一台は前こぎ

が一箇所に集まってる珍しい場面に出っくわしました。

 

一人が建物の中に商品を届けに行ってて

相棒が外で待ってる

という風情。

 

UberEat の人ではないようです。

 

宅配専門のお店の前での「待ち」ではなく

配達途中

と言うのが

めったにないタイミングかな

思った次第であります。

 

ちなみに

後ろこぎで押す方は

舵輪が後輪の一輪で

非常に曲がりやすいのですよ

 

その代わり

前方に注意深く運転する必要がありますけどね。

 

まあ

車道と歩道が分離していて

前方の小さな子供が見えなかった

と言うリスクは

パリでは幸いにありません。