今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の徹底調査

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実は昨日

写真のサイズ変更など準備はしていたのですが

長い方のブログに掛かりきりになっているうちに

書くことをすっかり忘れてしまいました。

 

ところで

今年はある異変に気がついたんです。

 

12月なのに

あらゆるジャンルを含めて

お店の過半数は

全くクリスマスのデコレーションをしていない!

 

そして

飾り付けをしているお店も

「クリスマスツリー」

を立ててないところが結構あるのです。

 

実感として

飾り付けをしている店は全体の45%

ツリーを立てているのは15%くらい?

 

コロナで長らく休業を余儀なくされて

デコレーションどころではなくなったのか...

 

ということで

1時間半ほど歩き回って見つけた

ツリーを挙げておきます。

 

巻頭は

近くの交差点の歩道が広くなっている場所。

 

ここは例年電飾も付いていたけれど

今年は電飾は無いですが

ツリーだけでも立ててくれていました。

 

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一番賑やかだったのが

このパン屋さん。

 

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この店は

側面(お店の片側の奥)が

喫茶コーナーになっていて

そこにもありました。

 

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ここは区役所です。

さすがにありましたね。

 

公共の施設は

普通ツリーを飾るのが当たり前。

 

でも

郵便局は中のフロアーに必ずあるはずなのに

今年はありません。

 

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家具屋さんの店内ですが

入り口のガラス戸の奥に見えたので

ドアが開いたときに

写しました

電飾付き。

 

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某有名革製品のお店。

 

通りに面したウインドーには

大きな「銀色」のリボンがぶら下がっております。

 

写真では白にしか見えない涙

 

店内の奥に

ツリーがありましたよ。

 

結構商店が多い一帯を歩くんですが

1時間半で

見たのはこれだけ。

 

長く住んでおりますが

こんなことは初めてです。。。。

今日の偶然の一致

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最近日が暮れるのが早いので

午後も少し遅めに散歩に出ると

帰る頃には

すでに暗くなっているんですが。

 

久しぶりに

「エッフェル塔」でも写真に撮るかと

カメラを構えました。

 

映ったのを確認していたら

なんと

足元のアーチの下に

数年来組まれていた巨大な足場が

綺麗さっぱり

無くなってました。

 

しょっちゅうここを通るのに

足元が見える位置までわざわざ近づかなくて

いつ無くなったのか全く気がつきませんでしたよ。

 

「La Dame de Fer (鉄のご婦人)」の夜景は

いつ見ても美しい

特に余計な足場などがないと格別に美しい。

 

見るたびに感動します。

 

ところで

「ベンジャミン・フランクリン」という偉人がおりました。

 

なぜだか

彼の名前の付けられた通りが

そのすぐ近くにあるのです。

 

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そう

アメリカの外交官で

政治家で物理学者で気象学者で成功したビジネスマン。


その通りの入り口の小さな緑地に

その「フランクリン」の像が飾ってあるんです。

 

しょっちゅう彼の頭に鳩が停まっていて

1年くらい前に

このブログにも写真をあげた気がするんですが

それで

突然気がついた。

 

このフランクリン像を角度を変えてみると

エッフェル塔の頭が見えるんですが。

 

彼は

「雷は電気である」ことを解明した人物ですよね。

 

 

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そして

実に

エッフェル塔は

「パリの避雷針」役を担っているのでした!

 

すごい2ショットだと

思いませんか?

 

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Photo by ⒸBertrand kulik

これって

偶然でしょかね。

 

今日の人馬一体

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小雨交じりの

気分の滅入るような

師走の初日でした。

 

住宅街の中の商店街になっている通りで

もともと何かあると直ぐに渋滞しやすいところなのに

騎馬警官がやってきました

道の真ん中を悠々と。

 

大統領警護隊ならわかるのですが

平日のこんな天気の午後も遅い時間に

なんでまた馬に乗ってやってくる必要があるんだろう

と。

 

パリには

内務省配下で

「県警本部長」が指揮下に置く警察

「ポリス・ナショナル(全国警察)」と

パリ市長の配下のパリ市警

「ポリス・ミュニシパル(自治体警察)」

とがあります。

 

ちなみに

内務省でがなく陸軍省の配下で軍籍を持つ

「ジャンダルムリー(国家警察)」

というのもあって

県境を越えて活動しなければならない出動や

自治体ではなく国が管理する場所の安全確保を

仕事としていて

日本では「憲兵隊」と誤訳していますが

「軍を取り締まる軍警察」が本来の憲兵なので

違うんです。

 

この騎馬警官は県警の警察官ですが

セオリー通りに男女のペアーで

二人とも

パトロールの際の通常装備である防弾チョッキを

身につけて...

顎マスク(笑

 

ちなみに

ナポレオン時代の軍服みたいな華麗な衣装で

大統領の警備をする騎馬警護隊

ジャンダルムリーです。

 

まあ理屈はともかく

パリの警察官は

パトロールする際に

徒歩

バイク

パトカー

マウンテンバイク(自転車です)

ローラースケート

そして

騎馬と

多岐に及んでいます。

 

徒歩とパトカー以外は

それぞれ専門家部隊員

 

馬は大きな音が嫌いなので

街中で驚いて暴走したりしないように

十分訓練された馬なのですが

乗り手もそれなりに技術が必要なことは

当然です。

 

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今日は渋滞は起こらなかった様ですが

本来は結構邪魔だったりもします。

 

見てる分にはカッコ良いですよね。

 

今日のカウントダウン 4 「ジミ編」

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ジミー・ヘンドリックスではありませんし

つげ義春でもありません。

 

お花屋さんが

書き入れ時とばかりに大騒ぎの今日この頃

一方

他業種の商店の中には

とっても「地味」なクリスマス・デコレーションの

お店があるのをを

以外と多く見つけるのです。

 

本日は

そんな「地味なカウントダウン」の巻と成ります。

 

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シンプル・ビューティーっぽいカーペットとか

インテリア用品の結構コアなブティックなんですが

このツリー

なんとも「地味」ですよね。

 

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こちらも

室内装飾用の布地などのお店のようですが

昔風に「間口1間半」の左右を飾るもみの木の枝

それ以外に店内は

と言うと。。

 

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小さな電球の輪っか

だけ。

 

実になんとも

地味であります。

 

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普通ならば

これでもかとばかりのお子ちゃまに迎合した

飾りだらけになりそうなこの時期の「子供服店」が

このお店の場合

じみぃ〜〜に地味です。

 

そうなると...

 

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こちらのインテリア小物のお店など

ドアのにぶら下げられたリースは

非常に地味ですが

でも上品で且つ

赤いリボンが華やかで

 

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店内にはしっかり飾りのついた

オーソドックスなツリーがあり

もはや地味とは言い難いのかもしれません。

 

しかし

「クリスマス・リース」は

どちらかというとやっぱり地味。

 

そして

本日の極め付け。

 

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アンティーク小物のお店でございます。

 

わかりやすいように

少しばかり写真をいじって暗くしていますが

なんと

一本のロウソクに

火が灯ってるだけ。

 

えええ!?

 

実は

今日のテーマは本当のことを言えば

「粋の極み編」

とするべきだったのかもしれませんね。

 

ちょっとアレな言い方ですが

さすがはパリジャン達。

 

叶わないかも。

 

今日の「二日目」

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 昨日に引き続き

お花屋さんの大騒ぎぶりを話題にしましょう。

 

ツリーの本格的販売開始の二日目ともあって

あれこれ面白い光景に遭遇しました。

 

それで

こんなカワユイ飾りを売ってる店を見つけちゃいました。

 

まるで

大ぶりのツリーにぶら下げる飾りみたいにも見えますが

流石に重そうで

それはないと見た。

 

どこかに

そっと置いておくのが良いのかも。

 

それより下の写真を見てください

まったく。。。

 

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Y字路の間にあるお店がですよ。

 

右側が広い通りなんですが

なんと

横に入る細いほうの道路を

ツリーで封鎖してしまっておりましたw

 

そっちの道の報道を

売り物のツリーを並べる場所にしてしまっているらしく

車が入ってこないように、か!?

 

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逆向きに見てみると

山小屋風の小屋に係がいるようです。

 

パリ市の道路課に

許可申請はしてあると思うのですが

「づが高い! このツリーが目に入らぬか! 

恐れ多くも...」

みたいな。

 

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このお店なんて

もはや

歩道も車道も関係なくなったらしく。。。

 

ここまでくると

凄いの一言。

 

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そして

赤い樹氷を発見。

 

こんないろの樹氷ツリーは

お店などの飾り用ですね。

 

でも

赤は時々売られてます。

 

昨日の「バラいろ」の方が

珍しかった。

 

黒もあるんですけど

普通は一般的にはほぼ売っていません

とっても気取ったブティックとかの店内で見かける。

 

やはり

クリスマスと黒とは

相容れないでしょうよ普通は。

 

個人的には

真っ白な樹氷に限ります。

 

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今日のスタート

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本日11月28日の日曜日は

『待降節』の始まりの日でした。

 

救世主キリストが誕生した日をお祝いする『降誕祭』

に向けて

その日までの節目節目に

いろいろ身を律する事を行う日が定められており

その全体を「待降節」と呼びます。

 

それででしょうね

昨日まで静かだった花屋さんが

日曜日の今日もお店を開けて

一斉に「クリスマス・ツリー」の販売を開始した模様。

 

家からものの15分も歩けば

花屋さんは5軒くらいありますので

ちょっとした散歩をすると

ツリーだらけ。

 

冒頭の写真のお店も

店外に舗道を挟んでツリーの勢ぞろいです。

 

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これは別のお店ですが

並んでるツリーの右端に

アルバイトらしき店員さんが二人

サンタクロースの帽子をかぶってた。

 

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ツリーの列の反対側に回り込んで

写真撮っていいか聞きながらカメラを向けたら

後ろを向かれてしまいました。

 

相手が動いたからピントがボケた笑

 

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私の好きな「樹氷」のツリーもありましたが

ある「バラの花専門店」で。。

 

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バラ色の樹氷が

ってありました。

 

うむ

ブレてないw

 

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別の店の店頭に

もみの木の葉っぱで作られた

可愛いトナカイが立っていました。

 

後ろに

小さなサンタの一団も。

 

位置をずらせば

トナカイが

大勢のサンタさん達の乗ったソリを

引っ張ってるように見えたのに....

残念!

 

今日の「あやかしのカウントダウン」

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一糸乱れぬ隊列を組んだ

狸の一団が。。

 

しかし

よく見ると土竜やもしれぬ。。。

 

なんとも

妖しなる一団が

ショーケースの中央を占領をして

他の菓子たちを

威圧しているではないか。

 

何奴だ!?

 

最前列の二匹は

しっかりと正面を睨みつけているものの

かすかに斜め上に首をかしげている奴もおり

真上を見上げてすっとぼけた顔つきのも居れば

首をすくめているような奴もおるし。

 

しかし

よく見ると胸元に

両手らしきものが垂れておる。

 

もしや。。

もしかするとお主ら。。。

 

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まさかとは思うが

まさかお主ら

ぺ...

ペンギン...では....あるまいな!?

 

いやいやいや

どう見ても狸でしょ。

 

いやしかし

土竜かもしれぬと言う思いも断ち切れぬし。

 

しかしまさかの

頭から背中に続くフロックコートを羽織りたる様は

どう見ても..

やはり...

もしかしたら.....

ペンギンなのかも?

 

季節柄

まさか

クリスマスを表しているつもりでは

あリマすまいな!?

 

う〜〜

私だけではなく

これを読んでおられる貴方も

貴女も

狸に化かされているのやもしれませぬぞ。

 

クワバラクワバラ。。。

 

などと一人でツッコミながら

それにしても

いくらなんでも

クオリティー低すぎでしょ笑

 

せめて

頭と背中はブラックチョコに

してくれていればww

 

いちごのタルトや

エクレアや

マロングラッセの欠片の乗っかった

生クリームたっぷりのケーキなどを押しのけて

圧倒的数的優位性で辺りを睥睨する

たぶんおそらくペンギンたちの隊列は

そこだけ突き抜けてるというか

かわゆいと言うか

異空間を醸し出しており

もはや言葉が見つかりません。

 

こうなったら

否やを言わずに

化かされていてあげましょうか。

 

今日の「カウントダウン」4

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何だか

不思議な空間を醸し出しているお店の前を

通りました。

 

軒先に

「クリスマス・モール」が張り巡らせてあるんですが

ウインドウが

何というか

17世紀の宮廷の女性の様に高く髪を盛り上げた様な

でもそれが男性で

静寂な雰囲気のその横顔全体を

詩的なツリーに飾り付けている

はしごに乗った召使風の人たち。

 

この横顔

ツリーに見立てた頭のてっぺんに

星の代わりに「太陽」が飾ってあるし

まごう事なき

『ルイ14世太陽王』であります。

 

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全景を見ると

確かにクリスマスなんですが

ウインドーのディスプレーのディテールは

全く「ステレオタイプ」なクリスマスではなく

でも

しっかり

クリスマスのためのデコレーションしてる。

 

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このお店は

「1643年創業ロウソク商」

と何気なく

軒先に歌ってあります。

 

まさしく

「太陽王」の時代です。

 

ウインドーに並んでいるのは

どうやら

アロマキャンドルの様です。

 

そのすぐ近くに

別の

アロマ・オイル屋さんもあった。

 

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そのお店のウインドーには

なんと

 

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「マキ」

が積んである!

 

アロマ・オイルに「火」を点すのは確かですし

クリスマスに

暖炉の火は欠かせないイメージですが。

 

星も

靴下も

ツリーも

暖炉すらもなく

いきなり「マキ」だけ積み上げるって

かなりのセンスだと

感心してしまいました。

 

 

今日の「カウントダウン」3

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アルザスのお菓子屋さんの

出店がありました。

 

アルザスといえば

街並みや伝統料理などドイツに似ているけれど

違うんです。

 

酸っぱい発酵キャベツとソーセージの料理

ドイツの「ザウワー・クラウト」は

アルザスでは「シュー・クルート」と言いますが

同じ意味の言葉の名前で見かけも同じなのに

アルザスの方が酸っぱ過ぎず「うまみ」が濃くて

はるかに美味しいし。

 

木の柱と梁の家並みも

アルザスは艶っぽいんですよねえ。

 

お菓子といえば

「クグロフ」が有名ですが

他にも

「ボン・ノム(おにんぎょさん)」という

パンとクッキーの中間のような

焼き菓子があります。

 

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ちょっとブッキーかも

ですが

スパイシーで美味いです。

 

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レシピ本も並んでます。

 

お菓子はクリスマスが掻き入れ時で

其々やっぱり「クリスマス仕様」になってる。

 

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「ボン・ノム」も
「サンタクロース」の姿形で

チョコレート・コーティングや

シュガーのグラッセ。

 

それから

クリスマスに欠かせないのが。。

 

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「シュトーレン」

胡桃などを混ぜ込んだ堅焼きの黒砂糖パンに

シュガー・スノーが積もってて

ドイツの象徴みたいに思われていますが

アルザスにもあります。

 

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店内では

スタッフさんが商品の補充とディスプレーに

大わらわでした。

 

ドイツで有名になって

各地で行われている「クリスマスマーケット」

(クリスマスバザールとも)は

実はアルザス地方が発祥なんです。

 

本来ならば

このお店は「クリスマス・マーケット」で

人気の的になるはずなのに

コロナ禍で

去年に続いて今年も

ありません。

 

でも

店内だけでも精一杯

クリスマスを演出しているみたいですね。

 

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近々シュトーレンを

買いに行くことにします。

 

今日の「カウントダウン」 その2

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昨日に引き続き

クリスマス・デコレーションで

カウントダウンを。

 

巻頭の

このツリーは

靴下ですw

 

デパートの靴下売り場に

立っておりました。

 

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次に

近所の

高級でも有名でもトレンドでもない

普通のチョコレート屋さんの

ウインドー。

 

チョコレート製のツリーから渡したロープを

チョコレート製のお家の屋根の上で

チョコレート製のペンギンが引っ張り

そのロープを

チョコレート製の別のペンギンが滑り下りて来ようと

しています。

 

どうやらこのお店

今年のクリスマスはペンギンがテーマらしく。。

 

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よく見たら

あちらこちらに

ペンギンが居りました。

 

寒いのがクリスマスのイメージで

ペンギンも確かに寒いところのイメージなれど

南極は

北欧のイメージではないような気もしますけれど

野暮なことは言わないに限ります。

 

可愛いペンギンだから

許す。

 

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最後に

デパートの玄関です。

 

なんか

異次元の世界に吸い込まれてゆくような

不思議な空間。。。

 

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今年は

残念ながら

クリスマス・マーケットは

出ません。。。。。

今日のカウントダウン

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シャンゼリゼのイリュミネーションも点灯したことですし

(見てませんがw)

これから時々

街で見かけたクリスマス・デコレーションを

挙げて行こうかと思います。

 

冒頭の写真は

シャンゼリゼの

2年前にできた新しい「ギャルリー・ラファイエット」の

玄関ホールのクリスマスツリー。

 

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別の角度からのをもう一枚。

 

この店は

おそらく中国人観光客を見込んで

高級あるいは超トレンディーなブランドばかり

しかも

やや突飛なトンガッてるデザインのものばかり。

 

中国人はいませんが

ヨーロッパの観光客が

珍しいもの見たさに押しかけているようです。

 

その次に。。

 

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近所の(やや良質の)ディスカウントショップの

クリスマス・ディナーのテーブル・セット。

 

なかなかかわいらしく

かつ

華やかです。

 

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全景ですが

赤を使ったクリスタルの切子のグラスが

1脚36ユーロというのは

安いのかも。

 

クリスタルに赤を出すのには

ゴールドを使うんです。

 

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キャンドルもありました。

熱の上昇で上の風車が回り

取り付けてある飾りも回る

という例の仕掛けですが

落ち着いた雰囲気で悪くないかも。

 

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木製のクリスマス・ハウス。

 

これからの時期は

ウインドーショッピングもさることながら

寒いので

お店に入って

堂々と「見るだけ」入店を

させてもらう機会が増えそうです(笑

今日の裏切り

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今日11月21日日曜日

シャンゼリゼのクリスマス・イリュミネーションの

点灯式の当日でした。

 

いろいろ調べた結果

「11月21日に点灯式」

「11月21日から1月9日まで」

「17時から25時まで」

とわかったので

話の種にと

(実はブログのタネなんですけどねw)

行ってみました。

 

シャンゼリゼ大通りへ

16時半過ぎに到着。

 

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やぱっぱり思ったとおり

「ロンポアン(中ほどのロータリー)」から

封鎖してありまして

テレビカメラが一台いましたよ。

 

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バリケードはもちろん車のためなので

そのまま通りに入って行きました。

 

横から入ってくる脇道も

全て車は通行止め。

77mの大通りを歩行者天国で歩くのは気分が良い。

 

そろそろ凱旋門に近づいてきたあたりで

大スクリーンが

今来た方を映し出しています。

 

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3チャンネル

(2、3、5、7の国営放送のうち

地方ごとのニュースや番組を流す局)

の女性アナが司会をしてるところが映ってるので

その場所を探してもう少し先まで進むと

ありました

小さなステージが

 

やがて彼女がカウントダウンを10から始めて

「ゼロ」と言った瞬間...

 

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四方から花火が5秒間ほど噴き上がり...

 

4列400本の並木のイリュミネーションは

点かない!

 

どうせ

点灯役の女性歌手『クララ・リュシアーニ』の到着が

遅れてるんだろう

フランスではこんな事はしょっちゅうだし

10ほど待っても点かない...

 

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誰ともわからない人のインタヴューかなんか

やってるし。

 

近くで整理係と思しき若者がいたので

誰かが聞いたら

「18時からだよ」

ん??

 

しかも

クララが実際スイッチを入れるのは

なんと

19時10分。。。

 

帰宅しました(笑

 

寒かった。

 

 

今日の銀幕

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小さな靴屋さんの入り口に

妙ちきりんなスリッパが

並べてあるではありませんか。

 

これって

往年のフランス映画の巨匠たちですよ。

 

1970年代とかの話を持ち出すと

ついてこられない人だらけでしょうが

フランス映画が

元気いっぱいだった頃のお話です。

 

ルイ・ド・フュネス

ミッシェル・ガラブリュ

のコンビの

『レ・ギャンダルム・ド・サン=トロペ』

が最初に置いてある。

 

この「サントロペのおまわりさん」シリーズは

日本で何本も見て

こちらに来てからは

テレビの映画番組でよく見たものです。

 

「ニューヨーク大作戦」

ルイドフュネスが

「シャリアピン・ステーキ」の焼き方について

船室の中で実際に焼きながら講釈たれてるのを見て

自分でも焼いてみたもんです。

 

この頃の彼は

一世代前のフェルナンデルを超えて

喜劇俳優として王様のように君臨してました。

 

次のペアーの

「導師ヤコブの冒険」

(邦題は「パリ←→ニューヨーク大冒険」も

ヒッチャカメッチャカで

その頃は「ユダヤ教の導師」を茶化してる

意味など何も知らずに

笑い転げたものです。

 

ジャン・ギャバンもいるし

(他の顔は記憶にあるけれど

名前が出てきません...歳だ!)

 

でも

こんなスリッパ履いてて

なんか

つま先がムズムズしてきませんかね。

 

それだけが心配。

 

でも

一足39ユーロというのは

こちらの物価でいうと

高くないのかも。。。

 

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導師役の「マルセル・ダリオ」が

若い!

今日の至近距離

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カンッ!...

と乾いた音が響きまして

至近距離で「殺気」を感じて立ち止まってしまいました。

 

ふと足元を見ると

木の実が一個

砕けておりました。

 

ひええ〜〜

危機一髪と思った瞬間

また

カツン!

 

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そんなに大きな音ではなく

でも乾いた硬い音。

 

慌ててよく見たら

すぐ横にもう一個落下していました。

 

あぶねえあぶねえ。

 

上を見上げると

プラタナスが枝を広げているじゃありませんか。

 

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よく目を凝らして見てみると

たくさんぶら下がっております

鈴をぶら下げたような

丸い実が。

 

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プラタナスは

日本では鈴懸けと言いますね。

 

実はピンポン球くらいの大きさで

いがいがが付いている様子は

マロニエと似ていますが

マロニエほど固く尖っているわけではないので

手で触っても痛くもなんともなく

軽いので

当たっても痛くはなさそうにも感じるものの

10m以上の高さから頭を直撃されたら

やっぱりヤバそう。

 

芽吹くのも

葉っぱが茂り始めるのも

花をつけるのも

花が散るのも

実がなるのも

それが落ちるのも

マロニエが

プラタナスより一ヶ月早いのです。

 

「西洋トチノキ栗もどき(マロニエ)」

は直撃を受けたら

下手をすると怪我するかもしれませんが

マロニエもプラタナスも

通行人が怪我をしたというニュースは

聞いたことがありません。

 

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多くのパリの通りには並木がありますが

50%がプラタナス

30%がマロニエ

あとは

アカシアと菩提樹と楡と桐とその他。

 

今日は至近距離で二連発の爆撃に遭遇しましたが

無事に生還できました。

 

今日の初荷

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本日は11月18日木曜日でした。

 

「11月第3木曜日」

つまり恒例の

『ボージョレー・ヌーヴォー』の

解禁日なのでありました。

 

近くの全国チェーンのスーパーに行ってみたところ...

ありました。

 

でもね

この写真のコーナーの

それだけ。。。

 

製品によって

3,71ユーロ

5,18ユーロ

6,38ユーロ

2本目は50%引きだそうです。

 

でも本当にここだけ

ワイン売り場の

他のどこにも置いてなくて

実に盛り下がってる感

パナイものがありました。

 

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近年のボージョレー・ヌーヴォーは

とてもポップなデザインのラベルを貼るのが

トレンドらしいのです。

 

ワイン離れの傾向にあるフランスで

特に消費量の少ない若者層に

一生懸命アピールしてるんだろうなあ。

 

もともと

特に「美味しい」って物ではないわけだし。

 

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元来ワインというものは

できた後しばらく寝かせて熟成させれからでないと

美味しいものではなかったのですが

もともと性格の強くないワインだったボージョレーは

寝かせても然程品質が向上するわけでもなく

むしろ

時間と共に劣化してゆく性格だった。

 

だから

地元だけで出来立てで消費されていたのでした。

 

イギリス人が面白がって

「誰が一番早くロンドンに持ち込めるか」

なんて競争を始めたことがきっかけで

いい加減なものを出荷しないように

正しく醸造して出荷開始日を決めたりして

今日の「ボージョレー・ヌーヴォー」のお祭り騒ぎが

完成されていったのです。

 

カフェやブラッスリーで出すもので

レアストランのワイン・リストに載せるようなものでは

ありません。

 

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まあ

飲んべ氏にとっては

安くてたくさん飲めれば

あれこれ能書きは不要だ

ということですよね。