今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の「カウントダウン」3

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アルザスのお菓子屋さんの

出店がありました。

 

アルザスといえば

街並みや伝統料理などドイツに似ているけれど

違うんです。

 

酸っぱい発酵キャベツとソーセージの料理

ドイツの「ザウワー・クラウト」は

アルザスでは「シュー・クルート」と言いますが

同じ意味の言葉の名前で見かけも同じなのに

アルザスの方が酸っぱ過ぎず「うまみ」が濃くて

はるかに美味しいし。

 

木の柱と梁の家並みも

アルザスは艶っぽいんですよねえ。

 

お菓子といえば

「クグロフ」が有名ですが

他にも

「ボン・ノム(おにんぎょさん)」という

パンとクッキーの中間のような

焼き菓子があります。

 

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ちょっとブッキーかも

ですが

スパイシーで美味いです。

 

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レシピ本も並んでます。

 

お菓子はクリスマスが掻き入れ時で

其々やっぱり「クリスマス仕様」になってる。

 

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「ボン・ノム」も
「サンタクロース」の姿形で

チョコレート・コーティングや

シュガーのグラッセ。

 

それから

クリスマスに欠かせないのが。。

 

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「シュトーレン」

胡桃などを混ぜ込んだ堅焼きの黒砂糖パンに

シュガー・スノーが積もってて

ドイツの象徴みたいに思われていますが

アルザスにもあります。

 

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店内では

スタッフさんが商品の補充とディスプレーに

大わらわでした。

 

ドイツで有名になって

各地で行われている「クリスマスマーケット」

(クリスマスバザールとも)は

実はアルザス地方が発祥なんです。

 

本来ならば

このお店は「クリスマス・マーケット」で

人気の的になるはずなのに

コロナ禍で

去年に続いて今年も

ありません。

 

でも

店内だけでも精一杯

クリスマスを演出しているみたいですね。

 

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近々シュトーレンを

買いに行くことにします。