今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の銀幕

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小さな靴屋さんの入り口に

妙ちきりんなスリッパが

並べてあるではありませんか。

 

これって

往年のフランス映画の巨匠たちですよ。

 

1970年代とかの話を持ち出すと

ついてこられない人だらけでしょうが

フランス映画が

元気いっぱいだった頃のお話です。

 

ルイ・ド・フュネス

ミッシェル・ガラブリュ

のコンビの

『レ・ギャンダルム・ド・サン=トロペ』

が最初に置いてある。

 

この「サントロペのおまわりさん」シリーズは

日本で何本も見て

こちらに来てからは

テレビの映画番組でよく見たものです。

 

「ニューヨーク大作戦」

ルイドフュネスが

「シャリアピン・ステーキ」の焼き方について

船室の中で実際に焼きながら講釈たれてるのを見て

自分でも焼いてみたもんです。

 

この頃の彼は

一世代前のフェルナンデルを超えて

喜劇俳優として王様のように君臨してました。

 

次のペアーの

「導師ヤコブの冒険」

(邦題は「パリ←→ニューヨーク大冒険」も

ヒッチャカメッチャカで

その頃は「ユダヤ教の導師」を茶化してる

意味など何も知らずに

笑い転げたものです。

 

ジャン・ギャバンもいるし

(他の顔は記憶にあるけれど

名前が出てきません...歳だ!)

 

でも

こんなスリッパ履いてて

なんか

つま先がムズムズしてきませんかね。

 

それだけが心配。

 

でも

一足39ユーロというのは

こちらの物価でいうと

高くないのかも。。。

 

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導師役の「マルセル・ダリオ」が

若い!