今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のギャハハ

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とある児童公園で

石の壁の横を一人の少年が

歩いていましたら。

 

壁に並んでいる小さな窓の様な隙間から

あんよがにゅーっと出てきました。

 

歩いていた子は

ぎゃー

と叫んで

今来た方に走りはじまました。

 

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ぎゃははは

と笑いながら駈け出す少年と

でも

隙間から出てきたあんよのもう一人は

そのまま出てくる様子も無く

半身出てきただけで動かない。

 

きっと

最初の少年は

いきなり出てきたあんよが「仲間」だと思って

ふざけて脅かそうとして足から出てきたと思って

笑いながら走り出したんだろうけど

相手は

ふざけてきたわけでもなんでも無く

結局

最初の少年の勘違い。

 

...だったのではなかろうか

推測。

 

なんか

シュールな出来事に遭遇しました。

 

最初の少年は

事態に気付いて

恥ずかしかっただろうなあ。。

 

子供達よ

元気に遊びたまえ!

 

うひゃひゃ。

 

 

今日の行列

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行列に出っくわしました。

 

少し前まで

フランスに暮らしてて行列を見る機会は

ほとんどなかった。

 

新型 iPhone 発売日の Apple Store くらいなもの。

 

ここ6〜7年は

オペラ座界隈のラーメン屋さんに

行列ができるようになっておりました。

 

フランスは外食が非常に高く

勤め人は

昼はほぼサンドイッチのテイクアウトだったんです。

 

レストランで食事をすると

安価な店で安い昼の定食をとっても20ユーロは下らず

飲み物頼んで30ユーロ(3500円)はかかるので

ビジネスランチと管理職以外は

皆さんサンドイッチ。

 

その彼らが

10ユーロ前後で

テーブルに座って

温かい食事を給仕してもらって食べられることを

発見したのです。

 

以後

とんかつ定食や焼きそばなども覚えて

日本食の店には必ず行列が。

 

日本食の店など無い場所に

行列があるじゃありませんか。

 

何だろうと

まず写真を撮ってからよくよく見ると

「Cha Time」という屋号。

 

チャは(チャイと)「ティー」と同じ語源の

今や世界中に通用している言葉で

お茶のこと。

 

何とこの店

「タピオカ・ティー」のテイクアウト専門店だった!

 

ついに

ついにパリまでこんな光景が及んで来たのか。。

 

もともとフランス人は紅茶好きで

ペットボトルのフレーバーティーは

山ほどの種類があるんです。

 

でも

オペラ座界隈に同じようなタピオカティの店が

前からあったんですが

全然流行ってなかったのに。

 

感慨深いものがあります。

本日の二回目

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実は

今日5月10日

新型コロナワクチンの

二回目接種を行ってまいりました。

 

一回目からちょうど30日目。

 

最初は

ファイザーのワクチンは

一回目接種の21日後に二回目接種を

と言われていましたが

より多くの人達にワクチンを回せるように

EUでは

30日後から40日後の間でということで

行われています。

 

その後の治験の結果追跡により

最悪の場合

二ヶ月後までは

効果は有効であると

EU保健当局とファイザー社が認めているようです。

 

ところで

パリの北東の郊外

『セーヌ・エ・マルヌ県』では

ユーロディズニーランドを

大接種センターにしています。

 

冒頭の画像は

このことをお知らせする

仏保険省のツイート画面のスクショです。

 

ニューポート・ベイ・クラブ

というホテルを充てているようです。

 

1日1000人以上に接種可能にということで

医師60名以上

同数以上の看護師

受付係や案内係と健保書類処理係などのスタッフの

動員の必要性から

週末土日のみの実施のようですが

フランスの場合

どこの地方の自治体の住民であろうと

全国のどこの接種会場でも

予約できるので

パリから東へ45分

車で走る気があるのなら

トライしてみるのも一興かと。。

 

ちなみに私は

そう遠くないパリ14区のセンターで

予約が取れました。

 

一回目はほとんど何の異常も感じなかったのですが

二回目は

帰宅後と夜就寝前に

鎮痛解熱剤「パラセタモル」を服用するように

と医師からのお勧めがありました。

 

夜になって

腕がやや痛みます。

 

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ⒸRafael Yaghobzadeh/AP/SIPA

 

 

今日の交通妨害(未遂)

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ミラボー橋を渡っていたら

なんと

川のど真ん中で

Uターンしてる運搬船がいましたよ。

 

パリの南西のはずれで

いくら

町のど真ん中ではないと言っても

こんなところでUターンなんて。

 

それで

何しろ船ですから速度が遅いので

なかなか方向転換が完了しないうちに

下流から

別の船が遡ってくるのが見えました。

 

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向こうから遡ってくる船な

コースをやや左に曲げて

なんを避け様としているように見える。

 

川の航行は右側通行なので

コースを変えたのが見て分かりますよね。

 

方向転換する方も

進行方向を邪魔されそうな遡ってくる方も

結構時間がかかって

見てる方は

ゆっくりとした変化なんですけれども。

 

先の船がやっと曲がりきって

向こうから来る船も減速した様子はなくすれ違い

やれやれ

と思っていたら

向こうからやってきた船は

なんと二重連結の

とんでもなく長い船でした。

 

これじゃあ

いざって時にも

急減速や

急な方向修正は

無理ってものですよねえ。。

 

方向転換した方は

その辺のタイミングはしっかり計って

曲がったんでしょうけど

傍目には

危険極まりないことをやる奴だ

ってことになります。

 

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今日の性差別廃止運動

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パリを歩いておりますと

いろいろなところで

撮影をやっている場面に出っくわすんです。

 

また

いわゆるADさんみたいな女性が

壁際で二人の被写体のお世話をしているなと思いながら

通り過ぎる際にふと見たら

その被写体が

おひげのお兄さんだった。

 

おみ足も

すね毛を隠しきれていません。

 

なんだろうなあ

またまた好奇心が膨らむのでありました。

 

大掛かりなカメラクルーは見当たらなかったので

映画やテレビや

コマーシャルフォトの撮影などということではなさそう。

 

もしかしたら

ユーチューバー??

 

まあ

なんにせよ

二人のうちの左の方(かた)は

スタイルが良くて

ヒゲさえそれば

完全んい女性だと言って通りそうだ

などと思ったのですが

こんなことを思うこと自体が

差別なのかもしれません。

 

めんどくさい時代になったもんだ。

 

気をつけて

気をつけ過ぎることはないのが

分野を問わず

差別への姿勢でしょうか。

 

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今日の性差別撤廃の行方

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パリの街路樹は

春先

最初にマロニエが芽吹き始め

一ヶ月遅れてプラタナスが芽吹く。

 

開花もマロニエが先で

プラタナスは一ヶ月遅れ。

 

今パリのマロニエは

 

葉っぱが青々と生いしげり

花も咲き誇って

花弁やガクや雄しべ雌しべなどが枝から落ちて

風のある日は宙を舞い

目にまで飛び込んでくる時期となりました。

 

歩道にはそれらの残骸が

あちこちに溜まっております。

 

ところで

そのマロニエ

日本では西洋トチノキとも呼ぶそうですが

雄花と雌花とがある異株種みたいなんですよ。

 

植物学的に言えば

雄しべが退化してるのが雌花の株で

雌しべが退化してるのが雄花の株です。

 

それで

白い花をつける方は年輪を重ねると

太く高くそびえて行きますが

赤い花の方は

幹も細く背丈も低いのです。

 

しかもマロニエが100本立っていたら白い花が95本

赤い花が5本

という感じ。

 

てっきり赤い花が雌花だと思い込んでおりました。

 

良く良く考えてみますと

ほとんどのマロニエの木は

イガのついた実をたくさんつけます。

 

ということは

「ほとんどの」マロニエの木は雌株ということになる。

 

実をつける木の方が雌な訳で。。。

 

植物界においては

まだLGBTSは話題になっておりませんし

オスは生命力としてはひ弱なのかと

何か

納得してしまう今日この頃。

 

今日の食欲

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おおおお

柏餅の木があった!

(違いますw)

 

とある公園で

なんだか見覚えのある形状の葉っぱが

わんさか目に飛び込んで参りまして。

 

なんと

柏餅を包む葉っぱじゃありませんか

わーい

食べたいな〜

なったわけでありました。

 

もちろん

柏餅の木

などというものは存在しませんよねえ

そもそも。

 

真面目に考えて

柏の木の類ではなかった。

 

一昨日

5月4日のことでした。

 

まさに

日本は明日は端午の節句だなあ

とか

考えながら歩いてたんです。

 

私事で恐縮でございますがw

桜餅も好きですし

柏餅も好きです。

 

桜餅に関しては

餅派と道明寺派と

喧々諤々のようですが

およしなさい

そんな事で揉めるのはみっともない。

 

私は

長明寺とも言われる関東風の餅と

もち米の粒を潰さない関西風の道明寺と

どちらも

同じ位に大好きです!

 

へへへ。

 

ちなみに

こんな木でしたよ。

 

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今日のでんでん

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なんと

巨大なカタツムリが。。

 

これドアノブでしたよ

エスカルゴ専門店の。

 

実は

恥ずかしながら

エスカルゴは魚屋で売ってるものだとばかり

思ってたら

(貝類扱いです)

長年フランスに居住してて

「エスカルゴ専門店」というのを

初めて見かけました。

 

ウインドーのディスプレイは

なにやら可愛らしげなデンデンムシさんの置物と

現物の缶詰と(水煮?)

それを詰め込んで

ガーリックバターで蓋をしてオーヴンで焼く

その「詰め込む」ための殻。

 

おまけでワイン。

 

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小さなお店でしたが

中にはお客が2人入っていました。

 

店内のショーケースでは

実際に殻に詰め込んでガーリックバターで蓋をした

焼くだけの状態のものを置いてました。

 

もちろん

それは缶詰じゃないはず。

 

ところで

日本の方は

フランス人といえば

エスカルゴをしょっちゅう食べてるものだ

と思ってませんか?

 

実は

日本の人が

一年に何回「なまこ」を食べますか?

と言った具合なんですけどね

本当は。

 

中世

貴族以外はほとんど農民だったのは

世界中どこも同じ。

 

農民は年貢を納めたら

あとは菜っ葉を煮込んだスープと固いパンしか

食べるものがなかった時代に

畑の菜っ葉を食い荒らす憎っくきカタツムリは

タンパク源として格好の食材となったのでしょう。

 

今の時代は珍味扱いで

パーティーなどで「牡蠣」を食べる代わりに

「今回はエスカルゴにしたよー」

「わー楽しみ」

みたいなものです。

 

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今日のテディ

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座って2mの

巨大テディがいらっしゃいましたよ。

 

高級ブティックの連なる一角

久しぶりに歩いてみたら

なんとまあ。

 

不思議な光景に

なっておりました。

 

ジュリアン・マリネッティという人の作品だそうで

ブロンズ製。

柄の部分は

輪郭を線彫りして

ペイントとラッカーで仕上げ

だそうです。

 

調べてみたら

パリのサンジェルマンデプレで生まれて育った

生粋の左岸っ子。

 

画家で彫刻家で銅版画師。

 

しかも

街の至る所で見かける

お店の玄関の横やウインドウの中に置いてある

真っ黒や真っ赤や銀色の

小さなブルドッグの作者だった。

 

それを知ると親近感w

 

最近は

街中に現代作家の作品を並べるのが

パリのトレンドのようです。

 

少し離れた別の場所には

パンダと

しっかりブルドッグもいました。

 

悪くない。

 

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今日の現場からお伝えします

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シャンゼリゼに行ってみたら

ゲランの前で

5組くらいの

撮影準備に大忙しのクルーに遭遇。

 

当然

好奇心には勝てなくて

でも

彼らの邪魔をしてはいけないので

あまり近づいたり

アングルを選んだりは出来ないものの

ササっと素早く

撮す準備に大わらわの彼らを撮しちゃいました。

 

長らく続いた

各種外出規制が今日から解除され

生活必需品以外の一般商店も

来週12日から営業再開が許可になったので

きっと

その間に内装工事やら何やらやってて

いよいよ新装開店の

コマーシャル・フィルムでも撮影するんだろうか。

 

ともあれ

社会活動が平常に戻るのを

みんな

首を長くして待っております。

 

現場からは以上です。

 

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今日のパパチャリ

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つい先だって

木製のチャイルド・コンパートメントを前に設置した

チャリンコを話題にしたばかりで

今日

同じような自転車に遭遇。

 

今日のは

子供用のコンパートメントは木製ではないようでしたが

あるアパルトマンの玄関前での事。

 

パパと思しき男性が

ビニール製の幌をせっせと取り付けてた。

 

やや曇って寒い日です。

 

むむむ

これは今から子供を連れてお出かけかな

その場を写すのはちょっと気が引けたので

遠くから見ていると

タイツにトレーナーをビシッと決めて

ヘルメットかぶった女性が自転車で登場。

 

どうやらママのようですが

しばらく見ていて

一言二言話しかけたと思ったら

手伝うでもなく

先に走り出した。

 

30秒ほど遅れて

幌の装着をやっとすませたパパが追いかける様に走り出し

中には

しっかり赤さんが乗ってました。

 

それにしても

パリの奥様は容赦ないです。

 

パパは先行したママに

遠くの広場の信号でやっと追いついていたようでした。

 

めでたしめでたし。

 

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今日の特別の花

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今日5月1日は

スズランを一株

プレゼントするのが習慣のフランスです。

 

特に

男性から女性に贈ります

夫が妻に

孫がおばあちゃんに。

 

男性が

同じ職場の女性同僚たちに

「義理スズラン」ってのも。

 

起源はルネサンス時代にさかのぼり

20世紀初頭にある理由があって

今に至る伝統とか。

 

一昨日頃から

花屋さんの店頭では

今日に向けて準備が進んでおりました。

 

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当日の今日はメーデーということで祭日なので

お店も開いてなく

通りはがらんとしていますが

地下鉄の駅を出た辺りや

休日でも人の歩きそうな通りには

10m置に

スズラン売りが並ぶのがこの日の習慣。

 

なのに

今年は

外出規制は明後日で終わるというのに

30分ほど歩いて

3人しか見かけなかった。

 

やっぱり

世の中普通じゃない。

 

でも

馴染みのチョコレート屋さんの店頭は

お約束のディスプレーでした。

 

陶器やガラスの器を植木鉢に見立て

土の代わりにチョコレートを流し込み

スズランを一株立てて

いかにもスズランの植木鉢のように仕立てる。

 

フランス全国のチョコレート屋さんの

定番です。

 

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幸せを贈るスズラン。

 

みんなが

幸せになるといいなあ。

 

今日の新登場

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殆どフランスでは見ることのなかった

「ロールケーキ」の専門店を発見。

 

スペインやポルトガルには

普通に見かけるこのケーキは

フランスの場合

スーパーで売ってる賞味期限6ヶ月みたいな

つまらない駄菓子みたいな扱いでたまに見かける程度で

プロの「パティシエ」が作るような分野ではないらしく

ケーキ屋さんでは

まずお目にかかることはありません。

 

しかも

明らかに「ロールケーキ」が売りのお店を

発見しちゃいました。

 

「いちご」

「マロン・クリーム」

「アプリコット」

の三種類を

店頭の見えやすいところに展示。

 

ちなみに

4〜5人分一本17ユーロ。

 

店内に入ると

カットしたものをポーションで売ってて

1ポーション3,5〜4,5ユーロ。

 

懐かしくて

嬉しくなりました。

 

チョコレート生地のパウンドケーキと

クッキーも

ついで

という感じで並べてあって

ちょっと笑った。。

 

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今日の現役

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小規模なモールを通り抜けた。

 

人気(ひとけ)が極めて少なくて

いたって静かな光景でした。

 

大型スーパーは営業していて

あとは

テイクアウト専門の小さな店が数軒

パン屋

薬屋

などが空いているだけだけれど

もともと一般の商店はそれ程無いモールなので

スーパーの客足次第といったところ。

 

人気の無い通路に置かれている子供用の遊具が

ポツンと

暇そうにしていた。

 

2両連結の

ミッキー・カー。

 

スーパーのキャッシャーの出口の前。

 

1ユーロ硬貨1枚で

1分半くらいユサユサ動く

という感じの

とってもレトロな遊具に

何か

懐かしい

それでいて

何か

甘酸っぱい感覚を覚えたのは

気のせいだろうか。

 

嬉しいことに

こんなレトロな遊具が

フランスでは未だに現役で

各所に見ることができる。

 

怪獣も

ポケモンも

鬼滅の刃も付いてない

ごくごく「普通」の

子供用の遊具。

 

「普通」という言葉の定義はなんだ

という

今風の議論は置いておいて。

 

古き良き時代の感覚が

まだ

しっかりと現役で存在することが

嬉しい。

 

 

今日の抵抗

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今日のトロカデロ広場。

 

シャイヨー宮の二つの対称形の建物の間のテラスには

人権宣伝の第1章を刻んだ碑文と

世界人権デーを記念した碑文とがはめ込まれており

頻繁に

小規模な人権集会やデモが行われています。

 

今日遭遇したのは

S.O.S. COLOMBIA  GENOCIDE

と書いた国旗を掲げていたので

コロンビア国内で近年づっと続いているらしい

反体制派リーダーへの弾圧への

抗議のようです。

 

数年前は

ミャンマーから弾圧されて亡命先でも弾圧されていた

「ロヒンギャ」の人たちの抗議デモを

よく目にしたものです。

 

今回の軍事クーデターと

それに続く軍による国民弾圧への抗議集会は

私はまだ目にしていませんが

こと人権に関する事では

フランスでは

その国の人たちのデモや抗議集会が

実に日常的に繰り返されています。

 

フランス国内でも問題は多いとはいうものの

「人権宣言」を採択した国は

この問題には極めて敏感で

亡命外国人たちも

抗議行動を行いやすい国なのでしょう。

 

以前

密入国して滞在許可を持たないアフリカ系住民たちが

「滞在許可よこせデモ」をしていたのには

びっくりしたものでした。

 

滞在許可証の申請に必要な書類が

揃えられない立場で

国家権力に「許可を出せ」というデモをする

それが白昼堂々とできる

こと自体に驚いたものです。

 

フランスで「ガイジン」やってる立場としては

多かれ少なかれ差別はあるものの

比較の問題ですが

住みやすい国に来てることを実感しています。