今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の四頭

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かわいいでしょ?

 

白パンダの

卓上ランプ。

 

照明器具というか

照明系の室内装飾品のお店で新発見された

新種です。

 

常夜灯みたいな感じになるのかな。

 

全身「白」というのが良い

それに

このスッとぼけた顔がなんとも。

 

もっとも

体が黒だとライトとして意味をなさないから

必然といえば必然ですが

可愛いから

許す。

 

本日も

素晴らしく良いお天気のパリでした。

 

 

今日のママチャリ

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う 美しい!

 

機能美と言うより

工業デザイン上でこだわった意匠で

しかも

居住性満点と思える

木製の子供用コンパートメント付きの

素敵なママチャリ。

 

と言うより

パパチャリとしても違和感の無い

汎ジェンダー的な存在と言えそう。

 

後ろの荷台のチャイルドシートじゃ無いところが

実に良い。

 

赤ちゃん用のハーネスもしっかりついてるし

なんてったって

木製だし。

 

唯一の弱点は

日本の駐輪場では

はみ出す危険あり。

 

なんだか

木製のものにやたらと眼が行く

今日この頃であります。

今日の旬

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八百屋さんの店頭で

各種とりどりのトマトが一絡げに売られていて

1kg7ユーロ99。

 

多分この一箱が1kgかも。

 

このトマトの混ぜ売り

最近の流行りなんだよなあと

ふと隣を見ると

アスパラガスが整列しておりました。

 

手前の直立不動で並んでる方は

細身でイケメンくんたち。

 

どっちかといううと観賞用?

 

奥に

太めの「もっと美味そうな」奴らが

寝っ転がっております笑

 

茹でて

グリーンライムを絞ったホワイトバターで

食べたい。

 

ちなみに

グリーンアスパラの方は

鉄板で焼き目をつけてお酒か白ワインを一振り

お醤油も1〜2滴

それはもう

美味しゅうございます♡

 

お野菜が美味しい季節になりました。

 

今日の野の花

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今やパリ中の緑地帯の花壇にはお花が咲き誇り

あっという間に初夏到来

と言った風情となりました。

 

朝方は7〜8度ほどしかないものの

午後には18〜20度にもなり

マスクつけての長時間散歩は汗びっしょりに

なってしまう程です。

 

ところでその花壇ですが

お花を植えてない芝(草)の部分に

おそらく野生と思われる小さな白い花が

転々と咲いています。

 

どこの花壇にも

どこの緑地帯にも。

 

写真でアップで見ると

フランス菊のような

ヒナギクのような

カミツレ(カモミール)のような。

 

でも

これらの花は

どれも高さが10cm位とか言われていて

ところが

でもこれは背が低く

草地の草の高さとほぼ同じ数cm。

下草と同じほどしかない。

花の直径は1cmあるかないか。

 

これ

何という花なんでしょう。

 

とにかく

綺麗に整えられた

花壇の色鮮やかな花々より

この小さな白い野生と思われる花のことが

気になって仕方のない今日この頃です。

 

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今日の再会

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いやあ

懐かしぃ〜。

 

生き残ってたんだ

輪タク。

 

ここ5年くらい

この手の輪タクがパリ中に群れをなす事態に

まるで東南アジアみたいな感じになっていたのです

観光ポイントで。

 

自転車型から始まり

カリフォルニアにでもありそうな

仰向けに寝っころがって漕ぐとほうもないのまで現れ

あげくの果てには

バタバタ原動機付き三輪車も大挙出現。

 

オペラ座からコンコルド広場

とか

ルーブルからノートルダム寺院

とか

凱旋門からエッフェル塔

とか

あるけよ

みたいな

2kmあるかないかで10ユーロとかだった。

 

コロナ禍での観光客の消滅で

この手の

「らしくない」存在が一挙に消えてしまってたわけです。

 

ある意味で

綺麗な街の雰囲気に戻ってたんですが

いやあ

しぶとく生き残ってましたねえ

実に。

 

大騒ぎしてる

金髪で大柄の若い女性が二人乗ってたので

ドイツ人だろうなあ。

 

外観と雰囲気が似てることがあるイギリス人は

EUじゃなくなったから

入国が簡単じゃないはずだし。

 

まあ何にせよ

観光産業で食べてる人が山ほどいるパリですから

似つかわしいかどうかは置いておいて

みんなが以前と同じように

Win Win で活動できる姿に

1日も早く戻って欲しいものです。

 

青空だけは

以前と同じパリなんだけどなあ。

 

今日の木製

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先日の木製トレーニングマシンに引き続いて

本日は

木製自転車の登場です。

 

どうやらベッドと寝具の店らしいのですが

店頭の木製自転車が

大人用と

子供用と

並んでてなんとも良い感じじゃないですか。

 

ホームページ見てみたら

ギリシャの会社らしいこと

ベッド自体とマットレスとアンダー・マットレス

から始まって

ヨット事業まで手を広げてる大きな会社らしいことが判明

木製自転車も何種類も作ってるらしい。

 

会社自体はどうでもいいんですが

この

木製自転車が

とっても気になりました。

 

これ

欲しいでしょ皆様方も?

 

今日の藤娘

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四月は藤の花が咲く季節。

 

歩いてたら

おや

パリにも藤が咲いてた。

 

 

以前復活祭のヴァカンスを利用して

訪れたロワール川の流域の古城地帯で

壁に藤の枝が蔦のように這って

花を垂らしているお城があったのを思い出した。

 

桐の花も好きですが

藤の花も大好き。

 

結局私は

紫の花が好きなんだろか。

 

しかも

お嬢さんが一人

花の下で写真を撮っているではありませんか。

 

とても良い構図になるなと

カメラを出して

もさもさやってたら

撮り終わって立ち去るところでした。

 

なんとか後ろ姿だけ画角に収めることができまして

パリジェンヌの藤娘の

出来上がり。

 

今日のグラフィティ

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世の中

落書き天国と化してしまった感。

 

人気の少ないところ

高速道路の遮音壁

橋桁

路地裏

いたるところ

落書きだらけ。

 

さすがに

住宅地やビジネス街

公共の施設

などにはありません

最近は。

 

昔は

地下鉄の配電盤のキャビネットや

プラットフォームの壁などに

判読不明の文字が書きなぐられて

汚され放題だったのですが

当局が

めげずに毎回塗り直し続けていたら

いつの間にか

やらなくなっているようで

最近は見かけなくなりました。

 

でも相変わらず

工事現場の鉄板の塀などは格好の標的。

 

散歩中

ちょっとした道路工事やってるわきの

装備を入れて置く為かと思われるコンテナーに

とっても

可愛らしい落書きがあった。

 

ゴスロリっぽい文字の羅列に比べれば

これは既にアートと呼んでも良い程の出来栄えです。

 

ストリートアートとか

グラフィスムとか

カッコつけてるものの

早い話が落書きなわけで

暇を持て余している若者が

社会に反抗する手段の一つとして

ある意味で既に認知されてしまった感すら有る事で

当局もそこそこ黙認している風な今日の風潮は

描く方も節度をわきまえてやっている様で

なんだか

微笑ましくすらあるのです。

 

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今日の機能美

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なんだか変わったお店(事務所?)を発見。

 

木製の調度を揃えたインテリア商品の店なのか

「木」をテーマにした

インテリア・コーディネートの事務所なのか

定かではないが。

 

良い感じの木製のあれこれが並んでいて

ひときわ目を惹かれたのが

右端の

ローイングマシン。

 

アスレティック・クラブやトレーニング・ジムでよくみる

ボートを漕ぐ動きで筋肉をつける

あの機械ですが

なんと木製です。

 

機械や機器は

ハイテクなものが多く

デザイン的にも

高性能なものほど機能美が際立っていることが多い。

 

クロームの光沢のある金属と

プラスティックが多用されていて

安っぽくなく

いかにも高品質なことを誇示するような

まがまがしい機能美。

 

ところが

こいつは

木製ですよ。

 

かなりの負荷がかかってもおそらく耐えられる

硬い樫の木かなんかのムクで

座面は黒革で

足を乗せる部分と

ハンドルと

レールだけ

黒塗りの金属で

品の良いこと極まりない。

 

いいなあ

美しいなあ。

 

どうせ買うなら

こんなのがいい

高価な模型飛行機を夢見る少年のように

胸を高まらせるのでした。

 

それにしても

お高そうではあります。

 

 今日の「お外に連れてって」

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いつも通る道の子供服店のウインドーが

春たけなわでした。

 

ごくごく淡いピンクのワンピースを一着だけ

吊るしてあって

その頭上には

フランス菊と思しき黄色のお花が浮かんでいて

足元には

白い花のギルランド。

 

そして

その下の台の上には

ピンクの花びらが散らしてありました。

 

いいねイイネ。

 

4〜5歳児用でしょうか。

 

それくらいのお嬢さんを持つパパは

働き盛り

疲れて週末はゆっくりゴロゴロしていたい

かもしれませんが

こんなワンピで散歩をせがまれたら

断れませんよねえ

絶対に。

 

それにしても

子供服って

使われてる生地の量は少ないのに

大人の服と同じくらいのお値段だったりするし。

 

世のお父さんがた

お気張りやす。

 

そういえば

パリの女性たちは

休日は

子供の世話は夫に任せっきりな人が多いんです。

 

バカンス先でもそうですが

「貴方の子供を産んであげたのよ」

とでも言ってる感ありありでゆっくりしてて

お父さんが

甲斐甲斐しく子供を散歩に連れ出して

遊ばせてたり

ご飯食べさせてたりって

よくある光景です。

 

フランスの女性は強い!

 

「そんなの当たり前でしょ!」という声が

飛んできそうですね。

 

パパがんばれ〜。

 

今日の一発

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アンヴァリッドの前を通った。

 

度重なる対外戦争で傷病兵が巷にあふれた際

彼らを収容し

治療を施し

余生を過ごさせる施設として

ルイ14世が建てた施設。

 

日本語で廃兵院と訳される。

 

現在は

少しの病室を残し

大半を軍事博物館として使われている。

 

もちろん博物館は閉館中だが

正面の鉄柵の一部の中に入れるようになっていて

そこに並べられている大砲の写真を撮ってきました。

 

これ

長州藩の大砲なんです。

 

1864年だったか

下関沖を航行中の米仏蘭の商船隊に

長州藩が無警告で砲撃。

 

この国際法違反の行為に

米仏連合艦隊が半年後に報復攻撃し

長州藩の軍艦と

海岸線の砲台を砲撃して完全破壊。

 

翌年

砲台を修理していた長州に

米仏英の連合艦隊は再度襲撃を敢行し

長州藩の砲台を全て壊滅状態にした。

 

下関戦争。

 

この経験から

長州藩は武力で西欧に対抗することは不可能だと悟り

攘夷政策を転換し

英国と結んで軍の近代化を推し進めていった。

 

その時の戦利品として

仏海軍が持ち帰った

長州藩の二門の大砲のうちの一門。

 

もう一門あったのは

20年ほど前だったか

日仏友好なんたらで下関市に返還したらしい。

 

三ツ星一文字の長州藩の紋が

写真では分かりにくく

色階調や色温度などをいじくりまわして

やっとなんとか見えるようにできたのですが...

微妙。。。

 

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今日の目のカタキ

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ふと気がついたら

視界をタンポポの綿毛のようなものがかすめた。

 

ハッとして辺りを見回すと

ボタン雪が舞うように

綿毛が飛んでいる。

 

ああ

またその季節が来たか。。

 

これ

なんかの木の花粉の残骸みたいなものらしくて

春先になると風に乗って空中を巻い

目に飛び込んで痛くなったり

結構迷惑なんです。

 

それで足元を見ると

いましたよ

歩道のあちこちに。

 

こちらではごく普通に

小さな旋風(つむじかぜ)みたいな風の渦が

あちこちで起こるんですが

この綿毛がその風に乗って

歩道をくるくる渦を巻きながら移動して

合体しながら少しずつ大きくなって

何かの加減で空中に浮かび上がって

飛び交うんです。

 

日差しの強い春先には

サングラスをかけることもありますが

そんなものは物ともせず目を襲ってきます。

 

あとひと月ほどで

今度はマロニエの花が散る頃

雄しべやガクが風に乗って飛び交って

同じように目にとって大迷惑になるんですけれど

まず

その第一陣。

 

季節は

人間の都合にも「コロナ・ウイルス」の都合にも関係なく

確実に移り変わってゆきます。

 

ちなみに

この綿毛の生みの親は葉っぱがムカデみたいな形の

こんな木です↓。

 

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今日の一休み

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透き通るような美しい青空の午後でした。

 

散歩の途中で

パレ・ガリエニのお庭で

少しの時間

ベンチに座ってみました。

 

19世紀終わり頃のこの館は

ある貴族が

自分が集めた美術品を国に遺贈する際に

それらを収蔵展示するために未亡人建てた館で

紆余曲折の結果

今では服飾美術館に使われています。

 

コロナ禍で閉館中ですが

本来なら『ガヴリエル(ココ)・シャネル特別展』

やっているはずでした。

 

透明感溢れた光を浴びて

ガリエニ宮は真っ白に輝いていました。

 

花壇も

色鮮やかに整って

子供連れやら

友人同士やら

お一人様やらが

少しの数のベンチをほどほどに埋めていました。

 

建物の一部で日向ぼっこをしている人も

何人か。

 

午後四時頃でした

気温11度の。

 

いやはや。。。

 

雲がうっすらと流れてきて

太陽の光をかすかに遮ってる時は

寒かったあ〜。

 

みなさん

お元気で何よりです。

 

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今日の再開

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昨日はお休みさせていただきました。

 

土曜日に予防接種

その当日

翌日曜日とを

大事をとって(という言い訳で)

外出を控えました。

 

おかげで

副反応は何もなく

1ヶ月後の二回目接種を待ちます。

 

ところで

一週間前から

生活必需品以外の商店の営業停止措置に伴い

お店が閉まっているので

町が閑散としていますが

閉めていながら

結構自己主張してる店があって

ウインドーはそれなりに注目に値したりするんです。

 

この写真は

洋品店のようですが

どこかの民則伝統織物みたいな

独特の柄で色目も上品な布を二種類使って

中を隠していました。

 

和のテイストにも通ずるところがある様で

素敵な布だなあ、と。

 

今日から散歩を再開し

些細な事に喜びを見出しながら

外気温9度なのに少しも寒くなく

只ひたすら歩いてきました。

 

お店が再開できるのは

もう少し先の様です。

 

 

今日の僥倖

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本日

新型コロナウイルスのワクチン摂種をしてきました。

 

先月時初めから

最寄りの薬局でもやれるようになったのですが

薬局ではおそらく冷凍庫の設置ができない理由でしょうが

アストラゼネカなので

ファイザーかモデルナを選べる摂取センターに行こうと。

 

しかし

厚生省のサイトでは

希望の「県」「自治体」を選らんで予約する方式で

自宅から行ける範囲の首都圏を

上から順に当たって

いずれも

予約がいっぱいでサイトが受け付けない状況でした。

 

健康保険庁の別サイトで

何かの診療を希望する住人が

自宅近くか希望の自治体の専門医の一覧を見て

そこから予約するサイトがあって

そこでトライしたら

パリ市内の他の区ですが

昨日金曜日にやってみたら

パリ市内の別の区の接種センターで

可能な日付と時間がでてきた。

 

やったと思ってでてきた最初の日にちの

3つくらいに時間の一つを選んだら

入った!

 

二回目の接種日の指示も出て

予約完了。

 

一回目接種日をよくよく見たら

なんと翌日(今日)4月10日ではありませんか!

 

なんという幸運。

 

といいう次第で

ファーザーを接種してもらえました。

 

注射器を入れる瞬間も

それ以後も

痛みは一切ない。

 

なんだか

メモリアルな1日になりました。

 

二回目接種は1ヶ月後です。