今日5月1日は
スズランを一株
プレゼントするのが習慣のフランスです。
特に
男性から女性に贈ります
夫が妻に
孫がおばあちゃんに。
男性が
同じ職場の女性同僚たちに
「義理スズラン」ってのも。
起源はルネサンス時代にさかのぼり
20世紀初頭にある理由があって
今に至る伝統とか。
一昨日頃から
花屋さんの店頭では
今日に向けて準備が進んでおりました。
当日の今日はメーデーということで祭日なので
お店も開いてなく
通りはがらんとしていますが
地下鉄の駅を出た辺りや
休日でも人の歩きそうな通りには
10m置に
スズラン売りが並ぶのがこの日の習慣。
なのに
今年は
外出規制は明後日で終わるというのに
30分ほど歩いて
3人しか見かけなかった。
やっぱり
世の中普通じゃない。
でも
馴染みのチョコレート屋さんの店頭は
お約束のディスプレーでした。
陶器やガラスの器を植木鉢に見立て
土の代わりにチョコレートを流し込み
スズランを一株立てて
いかにもスズランの植木鉢のように仕立てる。
フランス全国のチョコレート屋さんの
定番です。
幸せを贈るスズラン。
みんなが
幸せになるといいなあ。