小規模なモールを通り抜けた。
人気(ひとけ)が極めて少なくて
いたって静かな光景でした。
大型スーパーは営業していて
あとは
テイクアウト専門の小さな店が数軒
パン屋
薬屋
などが空いているだけだけれど
もともと一般の商店はそれ程無いモールなので
スーパーの客足次第といったところ。
人気の無い通路に置かれている子供用の遊具が
ポツンと
暇そうにしていた。
2両連結の
ミッキー・カー。
スーパーのキャッシャーの出口の前。
1ユーロ硬貨1枚で
1分半くらいユサユサ動く
という感じの
とってもレトロな遊具に
何か
懐かしい
それでいて
何か
甘酸っぱい感覚を覚えたのは
気のせいだろうか。
嬉しいことに
こんなレトロな遊具が
フランスでは未だに現役で
各所に見ることができる。
怪獣も
ポケモンも
鬼滅の刃も付いてない
ごくごく「普通」の
子供用の遊具。
「普通」という言葉の定義はなんだ
という
今風の議論は置いておいて。
古き良き時代の感覚が
まだ
しっかりと現役で存在することが
嬉しい。