今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリは宴の後のエコロジー

 

2024年も初旬が過ぎました。

 

新年に入って

パリ市の広報ボードで

この様なポスターを見かける様に成りました。

 

「ツリーに

 "La seconde vie=secand life"

 第二の人生を与えましょう」

 

これ

もちろんクリスマスツリーの事で

人生と訳しましたが

実際は「木生」ですから

現実的に訳せば「新たな命」と言うことです。

 

つまり

ツリーをただ廃棄するのではなく

ツリーに再活用の場を与えよう

と言う啓蒙ポスターなのです。

 

 

辻々のツリーはまだ残っているのもありますが

今週に入って街のあちこちに

ツリーが「ゴミ」として出されているのを

目にする様になりました。

 

 

見えにくいですが

ツリーの右奥に

街頭のゴミ箱があって

そこには定期的にごみ収集に来るので

その場所に捨てられているわけです。

 

 

あるいは

各建物の前に

毎朝建物のゴミバケツをだしておいて

毎朝くるゴミ収集車に持っていってもらう

システムですが

ツリーは結構場所を取ります。

 

そういえば

最近アウーパーのキャッシャー近くに

「ツリー様」と言う

大型のビニール袋が売られています。

 

12月25日に誕生したイエスが

羊飼いや近隣の農民たちが見に来てはいたものの

東方の異なる三民族の賢者たちが

イエスの元に同寺に到着したのが1月6日で

彼らからその場で「神の神子」と崇められた故に

その日を

神が人の子の姿で初めて世に現れた日

すなわち「公現祭」と言う祝日になりました。

 

その公現祭までツリーを飾り

その後の最初の日曜日をすぎたら

撤去することになっています。

 

 

 

 

 

 

この建物の前は

地上階のアパルトマンの窓の前を空けて

出されています。

 

フランスではかなり珍しい

日本的な気配りとだと思いました。

 

 

昔は

外に出す前に枝を切り落としていたものです。

 

今ではすっかり少なくなってしまいました。

 

 

 

 

結局この通りは

ほぼ全ての建物で

今日ツリーを出している住人がいた様です。

 

 

パリ名物の

映画と演劇の公園ポスターの掲示塔の下にも。

 

「ツリーに第二の生かす道を」と言うキャンペーンなら

それなりに集積場所を指定してるはずだろうに。。

 

と思って

ふと思いだした。

 

数年前のこの時期に

ツリーの集積所の記事を書いたと。

 

あの時見た場所の一つに行ってみることにしました。

 

 

おお

「ツリー収集場所」

と言う張り紙がある。

 

 

 

そして

やっぱりありました。

 

同じ場所に。

 

ここに集められたツリーは

パルプ工場にでも運ばれて

いろいろな用途の紙製品に再生されることでしょう。

 

 

その後

何軒かの花屋さんの前を通りかかると

ミモザが出ていました。

 

 

 

冬のお祭りがクリスマスなら

春のお祭りは復活祭。

 

花屋さんの店頭では

イースターを待たずに

すでに春の訪れを見ることができました。

 

 

今日のルネッサンス(再生)

 

パリの大聖堂

『カテドラル・ノートル=ダム・ド・パリ』

が火災にあって5年目を迎えました。

 

1月10日水曜日の寒い寒い夕刻

シテ島のそばに行ってみたら

崩落した尖塔の再建がついに始まっていました。

 

 

800年を経た屋根の木組みが

おそらく漏電による失火で燃え上がり

十字架型構造の教会建築の交叉部の尖頭が燃え落ちて

石造りアーチの天井を突き破り

倒壊しました。

 

 

地上高45mの屋根の上に

表面に250tの鉛板を貼った

同じく250t栗の木で組み上げた尖塔は

合計500t。

 

Photo by ©MLevrierGuillaume

当然消失していない屋根も

頑丈な石組の天井も突き破って落下し

屋根の殆どを消失し

交叉部の天井を崩壊させてしてしまったのです。

 

 

火災から4年後の

オリンピックイヤー(つまり今年です)には

屋根と尖塔を再建する予定でした。

 

 

石造りの重たい天井の重量は

ゴシック建築最高の発明である「飛び梁」で

外に逃して控え柱に吸収していたのですが

850年ほどの長期間で

乾燥し尽くして非常に脆くなっていた筈で

保持に非常に神経を使ったとか。

 

 

 

木製の補強財で保持しながら

屋根と尖塔を再建したあと

数万トンとも言われる放水を受けた飛び梁が

以前と同じように支えて行けるか

構造上の力学計算が大変な作業だったそうです。

 

 

屋根の木組みの再建のために

フランス全土の森から

最初1000本

追加でもう1000本

樹齢数百年の樫を中心に厳密に選んだ木々を

伐採しました。

 

アルマダの海戦でスペインの無敵艦隊を破り

海洋支配圏を手にしたイギリスに対抗出来る様に

マザランとリシュリューが

艦船建設用に全国に植林した樫の木が

今回の作業に大きく貢献してくれたそうです。

 

 

3年半に及ぶ強度計算がおわって

昨年9月から実質的再建工事が開始されました。

 

そして昨年12月はじめ

天井の再建とその強度確認とがなされて

その上に尖塔を組み上げるために

木組みの構造部が乗せられたばかり。

 

 

木製尖塔の被覆は

当時の様に鉛になるのか

あるいは鉛害を避けるために亜鉛版にするのか

よくわかりませんが

全体を足場が取り囲み

煌々と照明が灯されているこの光景に

なんだか

やっと希望が湧いて来たのでした。

 

 

シテ島の横を

工事中のカテドラルに向けて

セーヌ河クルーズの船が進んでゆきます。

 

夢の様な

美しい光景でした。

 

 

今日のドクター・ドリトルJr.

 

今日のパリは寒かった。

 

お昼過ぎにも小雪が舞って

屋根の縁にうっすらと積雪が見られるほど。

 

その寒い中

しかも

外気温マイナス1度の午後

かなり遅めの時間になって出かけました。

 

そうしたら

駅で三刀流の物体を見かけた。

 

おそらく

外国の観光客と思われる家族の

お子さんが持ってた物。。

 

 

寒々とした空模様の暗い中を歩いて

震えながら駅構内にやってきたら

えらく明るいオレンジ色の物体に

直ちに目を惹かれました。

 

大人がキャスター付きのバッグを引いていく後ろから

7〜8歳の男の子が引いている物体が

もちろん鞄だろうと思ったものの

その形状が全く見たこともない

不思議な形だったのです。

 

木馬型?

 

 

んん!?

 

足置きの出っ張りがついてるし

小さいながら

ハンドル状の持ち手までついてて。

 

しかもよく見ると

黒いシート・ベルトまで

備わっているではあるませんか。

 

キャスターが付いているので

またがったまま

両足で左右交互に漕ぎながら進めます。

 

こりゃ

完全に遊具ですね。

 

しかも

固定ベルトを前向きにすれば

引っ張っていけるから

移動手段

つまり乗り物でもあるわけだ!

 

そして

第一印象では不思議な形状だと思ったものの

ちゃんとした物を入れる

バッグでもあります。

 

旅行中に

子供の身の回りのものを詰める

キャリーバッグ。

 

子供が退屈した時に乗って遊べる

オモチャ。

 

疲れた子供が歩きたくなくなってぐずったら

乗せて引いて運べる

乗り物。

 

完璧な三刀流の優れもの!

 

大谷翔平くんも真っ青(笑

 

みなさんも

空港のロビーなどで舞ってる時

スーツケースにまたがって

コロコロ前後に動いたことは

ありませんか!?

 

 

 

大きさは

所有者の年齢にしては

乗るにはやや小さい様に見える。

 

きっとこの子は

もう何年も愛用してきたのでしょう。

 

良くよくよく見ると

木馬型とは言ったものの

色具合といい

フォルムといい

どうも

アヒルか

そんな感じの鳥の様でもあります。

 

ふむ。

 

黄色いプラスチックのアヒルを

何百個も湖や川に浮かべるという

現代デモンストレーション・アートの有名作家がいます

これはきっと

ガチョウに違いない。

 

そうだ

この子は

もっと小さい頃から

このガチョウに乗って

世界中を飛び回って旅してきたのにちがいない。

 

ドリトル先生のジュニアだったのか。

 

 

 

今日のパリの小さな幸せに馳せる思い

 

元日早々から

大地震と津波の災害

志賀原発の汚染水大量漏洩

更に

羽田空港での航空機事故と続く祖国に惨状に

正対することが精神的に辛い

そんな年明けにあたって

呑気に「パリの日々」なんて駄文を綴ってて

良い物だろうか。。

 

我が家の前の商店街の

小さな店が一軒無くなったと思ったら

その後に

なにやら素敵な空間が現れていました。

 

 

間口一軒半

(まぐちいっけんはん)

ほどの小さなチョコレート屋さん。

 

六畳一間(ろくじょうひとま)ほどの空間の中央に

大輪のチョコレートボックスが

花を開かせていました。

 

 

近年パリに綺羅星の如くに現れてきた

高級ショコラティエが出現してくるずっと前から

パリのオペラ大通りにあった

「ル・フーケ」

という地味な老舗で

特に高級感もなく時流に乗ることもなく

半世紀度続いていたお店。

 

そういえばここ数年見なく無くなってて

その後が別のチョコレート屋さんになってた。

 

意識もしていなかったら

突然我が家の近くに

洗練されたブティックとして再登場してきた。

 

 

世界的なチョコレート・ブームの近年

生産高が低迷し

天地ほど品質の差のあるカカオ豆の

最良のものを巡って

これまたブームの高級ブランドとなっている

ショコラティエ達の買い付け競争が激化し

市場価格は高騰しているとか。

 

そんななか

古い老舗だとしかイメージのなかったこの店が

こんな今風の洗練された店で再登場してきた。

 

 

たぶん1年半ほど前に

近くにできた素敵な紅茶屋さんをご紹介したのですが

そのお店も

こんな感じで

店内は天然木の香りのする円形の壁で

囲まれています。

 

インテリア建築デザイナーが

同じなのかと

思ってしまいます。

 

何はともあれ

チョコレートは万人に好まれる

最もポピュラーな

そして

極めればやたら高級な嗜好品にもなる甘味です。

 

一度口にすると

直ちに幸福感が口の中に溢れ

そのまま心の全体を幸せにしてくれる

チョコレートは

人間にとっての宝物かもしれません。

 

ウクライナの惨状

ガザ地区の惨状

そして石川県をはじめとする

今回の地震と津波の被災地区の惨状を目にしながら

こんな能天気な文章は書きたく無いのですが。。。

 

1日も早く

世界中のみんなに平和が訪れ

誰もが一粒のチョコレートを口にして

幸せを噛み締めることができる日が

1日も早く訪れてくれることを

切に願って止みません。

 

 

 

今日のパリでゆく年くる年を

2023年12月31日23時15分 シャイヨー宮のエスプラナード

 

2023年が去り行く。

 

21世紀になって以後

群衆が嫌で

テレビで見ていたシャンゼリゼの迎春を

一度くらい現地で味わって

写真に収めようと

出かけることにしたのです。

 

トロカデロにも

カウントダウンをエッフェル塔で迎え様と

数千人の人々が詰めかけていました。

 

カウントダウンと新年の花火は

エトワールの凱旋門で行われ

シャンゼリゼを

百万人ほどの人々が埋め尽くすので

入場制限の前に到着するべく

先を急ぎます。

 

 

シャンゼリゼに並行する通りを進むにつれ

その道と交差する

シャンゼリゼに向かう通りは

人で溢れていました。

 

 

 

ジョルジュ・サンク大通りも

ものすごい人出。

 

ここからシャンゼリゼを目指しても

凱旋門に近すぎて

既に混み過ぎている筈なので

もっと先へ

シャンゼリゼの中間点辺りに入ろうと

さらに先へ。

 

 

モンテーニュ大通りから

シャンゼリゼに向かおうと思っても

シャンゼリゼに向かう方向が警察に規制されていて

通れません。

 

追い返された人々が大量に逆行してきて

その流れに混じって

もっと先を目指すしか無い状況。

 

とある小道が人の流れが少なかったので

直前で入れないことを覚悟で進んだら

案の定警察の規制線。

 

諦めずに近づくと

なんと機動隊員がセキュリティーチェックしながら

通しているではありませんか!

 

 

やっと身体検査を終え

振り返って

機動隊輸送車の左右で検査待ちの人々を

写真でパチリ。

 

そこは

先ほどの位置からは入れなかった

モンテーニュ大通りの終わり

かなりシャンゼリゼに近いあたりで

超ラッキー。

 

 

モンテーニュの出口

シャンゼリゼのロータリに入る地点で

またチェック・ポイントがありました。

 

そこをやっと抜けて

振り返って

またパチリ。

 

シャンゼリゼ大通りから カウントダウン直前の凱旋門を望む

シャンゼリゼは予想通りの超混雑。

 

カウントダウン直前に

凱旋門から

花火が試験的に挙がりました。

 

年が明け

2024年の開始と同時に始まった花火は

群衆に押されながらで

写真はブレブレ(笑

 

動画はFBとインスタにあげておきます。

 

 

10分ほど連続で花火を打ち上げ

終了と同時に

大群衆は通りで

辺りの人々とハグしたりが始まるので

早々に退去。

 

裏通りで

数日前に取り上げた様な

キラキラのスカートの女性が歩いていました。

 

これからパーティーか。

 

 

シャンゼリゼに繋がる通りは

全て

引き返してくる人で大賑わいです。

 

エッフェル塔 2024年1月1日01時

トロカデロは

なんと先ほどの数倍の人出。

 

2024年1が多雨1日午前8時35分

寝る間も無く

午前8時44分の日の出を写そうと出かけましたが

生憎の曇り空。

 

日の出直前に

空がほんの少し茜色に染りかかっただけで

初日の出は拝めませんでした

 

地震と津波とで

日本の元日は大変でしたね。

 

今年も頑張って生きて行きましょう。

 

 

今日のパリは寒桜で年越し

 

2923年12月31日

今年最後の朝

パリは晴れていました。

 

普段歩き慣れている場所に

ある日

いきなり

それまで気づかなかった何かに気がつく

なんてこともありますよね。

 

そんな事共を綴るのが

このブログのコンセプト

だったのですが

最近何かに気がつくという事が

殆ど無くなってきた様な気がしています。

 

自分の感性が鈍り切ってしまったのか

世の中にそんなに

小さな新発見なんてありませんよ

という事なのか

自問と自省とに落ち込んでいる今日この頃。

 

 

そして今日

寒桜が咲いてた!

 

今日まで全く気づかなんだぜ

全くよう。

 

世の中

突然に

初春

って感じになっちまったぢゃないか!

 

 

そのうち

晴れてると思っていた空が

急に曇ってきて

これぞまさしく「花曇り」

とか

一人でかってに盛り上がる。

 

そんなこんな

今年も

色々ありました。

 

 

パリへの外国人入国者数は

二年前には

コロナ禍以前の数字に戻っていて

その後

今年一年

街の至る所に外国人の観光客を多く見かける

日々となりました。

 

一昨年まで全く走ってなかった観光バスも

今年は

コロナ禍などすっかり忘れてしまった様に

多くが行き交っています。

 

社会は移ろい

花は咲く。

 

来年は

一体何が待っているんだろう。

 

 

天候不順が続くパリです。

 

寒くなったり

雨ばかりの日々になったり

からりと晴れ上がったり

それなのに突然降り出したり。

 

どんな状況でも

この寒桜は今年も蕾が開きました。

 

来年

私は何をしている事だろう。

 

とにかく皆様方も

1年間お疲れ様でした。

 

明日の朝

心スッキリ目覚めたいという思いで

今年を締めたいと

おもっています。

 

皆々様

良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

今日もパリは今年最後のキラキラ

 

テレビ1チャンネル

「フランス1」

の夕刻の『50分インサイド』

(50分で内部探訪)

という番組で

かの名高きレストラン

「トゥール・ダルジャン」の

大改装後のレポートをやっていました。

 

 

7階の客席から

「ノートル・ダム大聖堂」を含む 

サンルイ島とシテ島を一望にできる

1582年創業の

恐らく現存する欧州でも最も古いこのレストランが

22年4月30日に

大改装工事に為に閉店し

9ヶ月の予定を大幅に遅れて

今年8月11日に

再オープンしたのですが

1936年以降で

最大の本格的リニューアルだったにも関わらず

鳴り物入りではなく

「ひっそりと」オープンしていたのです。

 

 

長らく3つ星を保っていたものの

敢えてメニューの革新をしないために

2つ星に減り

近年1つ星まで下がっていました。

 

有名3つ星シェフ4人に師事し

コート・ダ・ジュールのボーリウで2つ星を獲得していた

ヤニック・フランクを

2019年にシェフに迎え

新装開店で再び3つ星の獲得を狙うそうです。

 

アミューズ・ブッシュ(懐石の八寸にあたる前菜前のお通し)

以上写真4点テレビ画面のキャプチャー。

 

今日の話題はこれではなく

この番組のMCのアナウンサーも

「きらきら」の衣装だった

と言う事なんです。

 

 

今年の年末は

晦日が土曜日

大晦日が日曜日という事で

今日明日は最後のパーティーに

打ち興じられる2日間ということになります。

 

ちなみにフランスは

企業に年末年始の特別休暇はなく

1月1日のみが祭日なので
週の半ばだと全く連休にはなりません。

 

 

コロナ禍も完全に終わり

モードのお店のウインドウは

最近もこのブログで話題にした通り

キラキラが例年にも増して目立っているのです。

 

それらを

最後に一挙に大公開しちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは

刺繍状の縫い取りの糸だけが

きらきら。。。

 

 

この冬のシーズンのトレンディー・カラーの一つ

グリーンのキラキラも

しっかりありました。

 

 

テーラード仕立てのジャケットに

スパンコールで

控えめ(?)な刺繍が。。

 

 

これは

大手スーパー「モノプリ」の製品。

 

 

全身が金の鱗で覆われた様なローブに

シルバーのキラキラのバッグの組み合わせ!

 

 

小さなメタルの水玉のドレスに

メタリック・シルバー革のバッグ。

 

 

 

 

 

シルバー・レザーのベルト・ポシェット型ポーチ。

 

 

あまりの数の大粒スパンコールで

写真では輝いて写らない!

 

 

 

というわけで

今年最後の土曜日が終わろうとしています。

 

キラキラした世に中は

果たして

良いのやら悪いにやら。。。。。

 

 

 

今日もパリは今年最後のキラキラ

 

テレビ1チャンネル

「フランス1」

の夕刻の『50分インサイド』

(50分で内部探訪)

という番組で

かの名高きレストラン

「トゥール・ダルジャン」の

大改装後のレポートをやっていました。

 

 

7階の客席から

「ノートル・ダム大聖堂」を含む 

サンルイ島とシテ島を一望にできる

1582年創業の

恐らく現存する欧州でも最も古いこのレストランが

22年4月30日に

大改装工事に為に閉店し

9ヶ月の予定を大幅に遅れて

今年8月11日に

再オープンしたのですが

1936年以降で

最大の本格的リニューアルだったにも関わらず

鳴り物入りではなく

「ひっそりと」オープンしていたのです。

 

 

長らく3つ星を保っていたものの

敢えてメニューの革新をしないために

2つ星に減り

近年1つ星まで下がっていました。

 

有名3つ星シェフ4人に師事し

コート・ダ・ジュールのボーリウで2つ星を獲得していた

ヤニック・フランクを

2019年にシェフに迎え

新装開店で再び3つ星の獲得を狙うそうです。

 

アミューズ・ブッシュ(懐石の八寸にあたる前菜前のお通し)

以上写真4点テレビ画面のキャプチャー。

 

今日の話題はこれではなく

この番組のMCのアナウンサーも

「きらきら」の衣装だった

と言う事なんです。

 

 

今年の年末は

晦日が土曜日

大晦日が日曜日という事で

今日明日は最後のパーティーに

打ち興じられる2日間ということになります。

 

ちなみにフランスは

企業に年末年始の特別休暇はなく

1月1日のみが祭日なので
週の半ばだと全く連休にはなりません。

 

 

コロナ禍も完全に終わり

モードのお店のウインドウは

最近もこのブログで話題にした通り

キラキラが例年にも増して目立っているのです。

 

それらを

最後に一挙に大公開しちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは

刺繍状の縫い取りの糸だけが

きらきら。。。

 

 

この冬のシーズンのトレンディー・カラーの一つ

グリーンのキラキラも

しっかりありました。

 

 

テーラード仕立てのジャケットに

スパンコールで

控えめ(?)な刺繍が。。

 

 

これは

大手スーパー「モノプリ」の製品。

 

 

全身が金の鱗で覆われた様なローブに

シルバーのキラキラのバッグの組み合わせ!

 

 

小さなメタルの水玉のドレスに

メタリック・シルバー革のバッグ。

 

 

 

 

 

シルバー・レザーのベルト・ポシェット型ポーチ。

 

 

あまりの数の大粒スパンコールで

写真では輝いて写らない!

 

 

 

というわけで

今年最後の土曜日が終わろうとしています。

 

キラキラした世に中は

果たして

良いのやら悪いにやら。。。。。

 

 

 

今日もパリは今年最後のキラキラ

 

テレビ1チャンネル

「フランス1」

の夕刻の『50分インサイド』

(50分で内部探訪)

という番組で

かの名高きレストラン

「トゥール・ダルジャン」の

大改装後のレポートをやっていました。

 

 

7階の客席から

「ノートル・ダム大聖堂」を含む 

サンルイ島とシテ島を一望にできる

1582年創業の

恐らく現存する欧州でも最も古いこのレストランが

22年4月30日に

大改装工事に為に閉店し

9ヶ月の予定を大幅に遅れて

今年8月11日に

再オープンしたのですが

1936年以降で

最大の本格的リニューアルだったにも関わらず

鳴り物入りではなく

「ひっそりと」オープンしていたのです。

 

 

長らく3つ星を保っていたものの

敢えてメニューの革新をしないために

2つ星に減り

近年1つ星まで下がっていました。

 

有名3つ星シェフ4人に師事し

コート・ダ・ジュールのボーリウで2つ星を獲得していた

ヤニック・フランクを

2019年にシェフに迎え

新装開店で再び3つ星の獲得を狙うそうです。

 

アミューズ・ブッシュ(懐石の八寸にあたる前菜前のお通し)

以上写真4点テレビ画面のキャプチャー。

 

今日の話題はこれではなく

この番組のMCのアナウンサーも

「きらきら」の衣装だった

と言う事なんです。

 

 

今年の年末は

晦日が土曜日

大晦日が日曜日という事で

今日明日は最後のパーティーに

打ち興じられる2日間ということになります。

 

ちなみにフランスは

企業に年末年始の特別休暇はなく

1月1日のみが祭日なので
週の半ばだと全く連休にはなりません。

 

 

コロナ禍も完全に終わり

モードのお店のウインドウは

最近もこのブログで話題にした通り

キラキラが例年にも増して目立っているのです。

 

それらを

最後に一挙に大公開しちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは

刺繍状の縫い取りの糸だけが

きらきら。。。

 

 

この冬のシーズンのトレンディー・カラーの一つ

グリーンのキラキラも

しっかりありました。

 

 

テーラード仕立てのジャケットに

スパンコールで

控えめ(?)な刺繍が。。

 

 

これは

大手スーパー「モノプリ」の製品。

 

 

全身が金の鱗で覆われた様なローブに

シルバーのキラキラのバッグの組み合わせ!

 

 

小さなメタルの水玉のドレスに

メタリック・シルバー革のバッグ。

 

 

 

 

 

シルバー・レザーのベルト・ポシェット型ポーチ。

 

 

あまりの数の大粒スパンコールで

写真では輝いて写らない!

 

 

 

というわけで

今年最後の土曜日が終わろうとしています。

 

キラキラした世に中は

果たして

良いのやら悪いにやら。。。。。

 

 

 

今日のチャンプ・ショップ

 

例によって

歩いていて

一風変わったウインドウに出会いました。

 

というか

不思議な物体がぶら下がっていたのです。

 

 

見たこともない

革製の細長い段袋...みたいな

変わった物体。

 

しかも袋物にしては

細長すぎる。

 

 

奥の方にもう一本ぶら下がっていて

やや短い様な。

 

とおもったら

その間に

フーセンみたいな物も。

 

そうか

パンチングボールだ。

 

ということは

この長っぽそい皮袋は

サンドバッグに違いない。

 

普段知ってるサンドバッグと

全然違う。。

 

 

それで

改めて店内をよく見回してみると。

 

完全に理解不能な

革のどでかい布団みたいなものが

折り畳まれた状態で

吊るしてあるじゃありませんか。

 

思い切って中に入ってきいてみたら

なんと

リンクの敷きマットだそうです!

 

 

そうか

このお店は

ボクシング用品の店なのか。

 

古めかしいアタッシェ・ケースの上に

グローブが展示してありました。

 

 

それより

このけったいな

不気味なものは

グローブのご先祖にちがいない。

 

二つ前の写真の新品らしいグローブも

しかし

何やら地味というか

上品というか。

 

趣味の良い上質の色具合で

けっして

ナイキやアディダスで買えるとは思えません。

 



かといって

ボクシング関係のアンティーク・ショップとも

違うし。

 

置かれているバッグは

明らかに新しい。

 

それで

とてもクラシックなデザイン。

 

 

奥の壁には

パンチング・ボールや

グローブの棚と並んで

ユーモラスなボクシングの光景のパネルも。

 

 

ボクシング以外にも

ラグビーや

フットボール

バスケットのボールもあり。

 

長細いバッグは

ボールを2個入れて持ち歩く為の

バッグの様です。

 

 

どれも素敵な

とても品のある

風格すら感じられる物ばかり。

 

良い。

 

こういうのは大好きです。

 

 

なんと

サッカーボールや

バスケットボールに混じって

野球のグラブまであって

しかも

新品の様なのに

アンティークな作り。

 

 

そして

ありました。

 

なんと

バッグ用の革で作った野球のボール。

 

そして

赤いのはクリケットのボールです

正真正銘の手縫いの。

 


そして

別の一角には

普段使い用の鞄が多種。

 

 

黒の小さなフロントバッグが

250ユーロ。

 

しっかりしたお値段です。

 

 

 

ショッピングバッグみたいなものの

多種あって

どれも

渋などの昔ながらの染料で染められたもの。

 

 

小物もあります。

 

これら実用品の展示の方が

遥かに少ない!

 

恐らくですが

昔からのスポーツ用革製品の専門店だったのが

時代的に需要に限りがあって

職人の技術で

普段使いのカバンなども造って売り始めた

みたいなお店の様です。

 

 

クラフトマン精神がつぎ込まれた様な

趣味と実用とを兼ねた

上質な商品を作って売ってる

素敵なお店でした。

 

応援したくなりますね。

 

 

 

今日のデ・プレはクリスマス仕様

 

気まぐれに

サン・ジェルマン・デ・プレまで

足を伸ばしてきました。

 

2023年12月24日

今年の聖夜は日曜日。

 

入るつもりもなかったけれど

やっぱり教会に入ってみた。

 

 

ミサの時間は

きっと結構な人で混雑すののでしょうが

朝のミサが終わって

夜のイヴのミサまでの間で

ほとんど人がいません。

 

毎年この時期は

あちこちの教会の「クレッシュ」を

紹介していましたが

今年は出来ませんでした。

 

 

せっかく入ったからには

やっぱり

クレッシュは見ておかなくちゃ

という事で。。

 

 

やや大きめの

15cm程のサントン人形で

多くの登場人物がご出演でした。

 

 

 

 

 

 

御子の生誕の小屋は

やや離れた場所に別仕立てです。

 

 

 

外には

サン・ジェルマン大通りに沿って

小規模な「クリスマス・マーケット」が

出ていました。

 

 

ここは「チュロス」のお店。

 

コロナ前は

シャンゼリゼに

大規模な設置だったのに

コロナの外出規制と

テロやら戦争やらで一箇所集中の大規模な形がなくなり

町の10箇所くらいに

とても小規模なものを分散してしまって

つまらなくなった。

 

 

 

マカロン屋さんは

鮮やかで明るいパステルカラーのマカロンを

並べていました。

 

ところで

この辺りは個性的でいい感じのお店が多いので

ウインドウのツリーも

通り一遍の物ではありません。

 

 

日曜で閉店していて

何を売るお店かよくわからないけれど

ツリーには電球が輝いています。

 

 

そして

マカロンといえば

この近所には

日本で一番有名な店の一軒があります。

 

 

ウインドウには

20cmほどの高さの

小さなマカロン・ツリーが

そこかしこにおかれていました。

 

 

そして

当然ながら

ここの「ビュッシュ・ド・ノエル」は

マカロン製。

 

でかい「イモムシちゃん」みたいにも

見えますねw

 

 

雨がちの日が続く昨今だったのですが

昨日今日と

やっと降られずにすみました。

 

昔のパリのイヴは

あらゆるレストランが特別メニューを作っていて

街は多くに人出で賑わっていたのです。

 

その後

24日の午後から

急に人出は消えて

殆どが自宅か実家

あるいは友人宅に集まって食事をする習慣になり

午後から夜にかけて

そしてクリスマス当日の25日も

通りに人影はほぼ無かったのですが

近年また少し

人が外を歩く様になりました。

 

でも

特別メニューのレストランは

見かけなくなった。

 

やはり世の中

変わってきているのを実感しています。

 

 

 

今日もおめかしがそこかしこの時節柄

 

すぐ近所の

八百屋さんや軒屋さんが並ぶ細い商店街の通りの

本屋さんの店頭も

時節柄

しっかりおめかしをしていました。

 

今日は雨も降らず

まあまあの好天に恵まれた

12月15日金曜日。

 

午後5時も過ぎると外は真っ暗。

 

クリスマス前の

最後の週末の金曜日ということで

商店街は結構な人出で

やはり本屋さんも書き入れ時。

 

いまだに

クリスマスや誕生日のプレゼントに

本は欠かせないので

日暮れどきといえども

店内は結構な人が入っていました。

 

ウインドウの棚も

モール飾りがあしらってありました。

 

 

区内では有名な老舗のボンボンのお店も

ウインドウは

クリスマス仕様。

 

 

樅木の枝を束ねた窓の縁取りに

電球を点滅させるタイプは定番らしく

半径150mの範囲に

10軒以上ありました。

 

ここは

フラグランスのキャンドル屋さん。

 

 

わざと古めかしく言い表すならば

間口一軒といった感じの

小さな眼鏡屋さんも

普段と違ってすっかり他所行きの雰囲気です。

 

 

こちらは

おしゃれな「ジャージ」を売ってる

若向のブティック。

 

店頭のマヌカンは

ジャージと呼ぶには恐れ多い

真っ白なカシミアっぽいカジュアルな街着。

 

 

ちょっと「大人」のための

ジュエリー店。

 

 

半世紀に渡って

大手に負けずに続く

町内のチョコレート屋さん。

 

ここのチョコは

マルコリーニや

ジュナンや

デュカスに

以上に美味しいのです。

 

 

カジュアルで

若きも大人も気軽に買えるお値段の

それでいてシックで素敵なアクセが並ぶ

ジュエリー店。

 

 

このブログの常連

お隣さんみたいな近くの食品スーパー。

 

 

普段はゴタゴタしている公設市場も

この時期ならではの華やかさです。

 

 

お店のない住宅ビルには

4階あたりに

バルコンを電飾で飾ったお宅がありました。

 

 

15秒おきに

ブルーとオレンジとに色が変わり

とても素敵です。

 

やっぱり

この時期の『パリの街角』は

日が暮れてからが

特に映えて美しくなりませね。

 

べつに「ばえ」を狙っているわけでは

決してありませんので

そのあたりは

どうかよろしくご理解くださいw

 

 

 

今日のパリも時節柄デパートが眩い

 

パリのデパートは

伝統的にクリスマスのウインドウが

大人気。

 

まずその前に

特にオペラ座裏の2軒

ギャルリー・ラファイエット

プランタン

が連なる通りは

まばゆばかりの電飾が

今年も多くの人々を惹きつけています。

 

 

そして

通りに沿ったウインドウには

時節柄で市民の財布が緩みがちな昨今

特に魅力的なディスプレーが

華やかに並ぶのですが

それらのかなりのエレメントが

動くのです。

 

電動マリオネット式に。

 

 

このブログで

毎年話題にしている

これらのアトラクション・ウインドウは

パリの各デパートの

この時期の風物詩。

 

親に連れられた子供達が

ガラスに鼻をくっつける様にして魅入っていたり

その子達を

親が写真に収めていたり。

 

 

近年は

昔ほどに沢山のエレメントが一斉に動き回る

と言うほどの派手さがなくなってきて

その代わり

より洗練されて

言い換えれば大人向けのデザインの様にも

見受けられますが

自分が子供の頃に心を奪われて

食い入る様に眺めた懐かしさからか

親になってから自分の子を連れたて

見せに来る

と言う連鎖が続いている様です。

 

 

このブログで動画を挿入するには

一旦ユーチューブに挙げてからでないと出来ない様なので

後日

フェイスブックかインスタグラムで

ご紹介しようと思います。

 

 

これらの

動くウインドウと

周辺の電飾を目にすると

一年の終わりの到来を

はっきりと意識させられる

そんな

パリの街角での年中行事的な光景なのです。

 

 

今日の銀河特急パリに降臨

 

ちょっとばかり

大袈裟なブログタイトルにしてしまいました(汗

 

実は

うちのすぐ近所の小さなモールの玄関に鎮座していた

鮮やかな赤と緑の

華やかなクリスマスカラーに身を包んだ

SLを発見しました。

 

 

電飾やら

リボンやら

ぬいぐるみのクマさんやら

たくさんのプレゼントやらで満艦色にお化粧されて

赤絨毯の上で

周りに真鍮の支柱で固定された赤いロープで

周囲からの接触を拒否しています。

 

 

右舷には

サンタクロースの衣装に身を包んだ

トナカイの代わりの運転手らしいハスキー犬が

与えられた自分の任務を自慢する様な誇らしげな顔で

運転席の窓から身を乗り出して

プレゼントの届け先を確認している様です。

 

 

 

後ろに牽引する荷台には

ツリーや

星や雪の結晶やバルーンなど

飾り付けに必要なパーツと一緒に

プレゼントの入った箱が積み込まれています。

 

これぞまさしく

銀河特急ではありませんか。

 

後十日ほどこのまま待機したのち

23日に最後の試運転を行い

翌日24日に

日没と共に

パリの夜空へと

駆け登ってゆくのに違いありません。

 

良いものを見せてもらえた(微笑

 

この銀河特急には

ここを通り過ぎる子供達全員の

期待を裏切らない様に

精一杯働いてほしいと

願わずにはいられません。

 

叶う事なら

ウクライナにも

ガザ地区のイスラム教徒の子供達のところにまで

幸せを分かち合いに行ってきてほしいものです。

 

 

ちなみに

同じモールの反対側の入り口には

なぜだか

赤いポストが佇んでいました。

 

今からでも

サンタさんへのお願いを書いたら

間に合う様に届くのでしょうか。。。

 

 

 

今日の奇妙な集団

 

オペラ座の横を歩いていたら

奇妙な集団が

自転車で走ってきました。

 

なんだかでかい風船みたいな鶏を運んでいる様な

自転車の人々。

 

 

全部で10台ほどの自転車部隊。

 

そして

あっという間に

走り抜けて行ってしまいました。

 

 

最初は

新手のツアーだと思いました。

 

近年パリ市内では

古いシトロエンの2CVを何台も連ねたり

自転車や

セグウエイや

時には電動キックボード

なんて手段で

パリ市内をめぐるツアーを散見するようになって

やや呆れながら

観光業の多様化と次々と生み出される新手法に

感心しておりましたので。

 

 

そうしたら

少し行ったあたりに

先ほど走り去ったのと同じ自転車が

何台か駐めてありました。

 

それで解った。

 

 

巨大なヒヨコの様な鶏(トサカがある)が手にする

バルーンに

『2030年

 サウジアラビア

 リヤド世界博』

と書いてあります。

 

なんと

リヤド万博の宣伝隊

だった様です。

 

11月末に

国際世界博協会が

あの問題だらけの大阪維新博の次の開催地に

サウジのリヤドを決定していました。

 

今の世界における人間の価値観において

五輪や万博をやりたがるのは

フランス

日本

中国

多分韓国

中東諸国

アメリカの一部都市

くらいな物だと最近言っていたら

見事に当たってしまった(大笑)

 

 

この

ヒヨコの様な鶏が

公式マスコットなんでしょうね。

 

額メガネが

EXPO(博覧会)になってるw

 

全く冴えない

何の面白みもない物だけれど

あの新種の疫病のウイルスみたいにしか見えない

「みゃくみゃく」

とやらに比較すると

極めて真っ当な感覚をお持ちの様で

なんとなく

ほっとしました。

 

 

万国博で

遠い異国の文物を目にし

時には触れて体験する事で

世界への知識を深め

異国と異文化への好奇心を満たそう

なんて試みは

20世紀前半までのことでしょう。

 

20世紀後半は

外国旅行はかなり普通の事になり

文物は大量に流入し

エキゾチックな非現実的なイメージは

なくなった。

 

21世紀ではインターネットで

瞬時に目にしたり手にしたり出来る。

 

さらにはVRでなんでも体感できる

そんな時代に生きる者としては

赤字と環境破壊だけを残し

一部の人たち以外に大したメリットのない

万博は

その役割を終えたと言っても良いのではなかろうか。

 

五輪はアテネに固定し

純粋に平和の為のスポーツ大会にして

選考による利権でIOC貴族を潤わせるのは

やめた方が良いと思うのであります。