今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリの色々

 

連日午後でも氷点下1度

なんて日々が1週間ほど続いている

冬らしいパリの今日この頃。

 

冬の公式バーゲンが開始されて

最初の週末をむかえました。

 

フランスは小売業法で

勝手な値引きを認めておらず

夏と冬と年に二度

「SOLD ソルド」

と銘打ったバーゲンが認められているのです。

 

もちろんその法律は現在では有名無実になっていて

「ソルド」以外の名称で

「(〇〇デパートの)◯日間」

「プロモーション」

「VENTE PRIVEE プライヴェート・セール」

などの名称でバーゲンが行われていますが

「ソルド」と名乗れるのはこの年に2度の時期だけで

全国の善男善女が待ち焦がれています。

 

そんな賑わう時期の通りを歩いていて

色の洪水みたいなウインドウに出会いました。

 

どうやら男子用シャツ屋さんのようです。

 

ただし

色のことだけで言えば。。

 

 

カシミヤ屋さんで

真冬なのに超明るいパステルカラーで

頑張ってるお店も

有るのですが。。

 

 

今日の話題は

色だけではなく

柄行き自体がカラフル過ぎる(変な言い方笑)

独特の感性の

色々過ぎるお店なんです。

 

 

建物の扉口のてんこもり。

 

 

まるでタトゥみたいな

究極のヴェジェタリアンw

 

 

古典的止め金つきの

薄い書類ケースの積み重なった山。

 

 

店内の商品棚も色々色々。。

 

 



 

 

 

これらの殆どは

ネクタイを締められるカラーの

いわゆるドレスシャツなんです。

 

それなのに

この色と柄の物凄さ。

 

シャツを一枚一枚広げて見なくとも

途方もない色柄のヴェリエーションが

想像つきます。

 

 

一部

単色のスエットみたいな商品もある様ですが

ほぼ全部が

これらの個性豊かな柄の極端な色のシャツだけで

商売をやってるこのお店。

 

成り立ってるのが不思議なレベルですが

購入する人が

しっかり存在するんでしょうねえ。。

 

昔の総理大臣が言ってた言葉

「人間色々」

を地でゆく個性的なファッションのお店です。

 

パリは色々だ。。